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  • カテゴリ:一般
  • 取扱開始日:2014/06/25
  • 出版社: 日本経済新聞出版社
  • サイズ:20cm/307p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-532-35600-2
  • 国内送料無料
専門書

紙の本

量的・質的金融緩和 政策の効果とリスクを検証する

著者 岩田 一政 (編),日本経済研究センター (編)

前例のないほど大胆な緩和策を打ち出した黒田日銀の金融政策は、日本経済の復活にどれほど影響を与えるか。その効果とリスクをデータから丹念に分析し、日本の今後を展望したレポート...

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量的・質的金融緩和 政策の効果とリスクを検証する

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商品説明

前例のないほど大胆な緩和策を打ち出した黒田日銀の金融政策は、日本経済の復活にどれほど影響を与えるか。その効果とリスクをデータから丹念に分析し、日本の今後を展望したレポートを公開。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

岩田 一政

略歴
〈岩田一政〉1946年生まれ。東京大学教養学部卒業。内閣府経済社会総合研究所所長などを経て、日本経済研究センター代理理事・理事長。東京大学名誉教授。著書に「国際経済学」「現代金融論」など。

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みんなのレビュー2件

みんなの評価4.7

評価内訳

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  • 星 2 (0件)
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紙の本

QEを理解するテキストです!

2015/03/29 18:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:NOK - この投稿者のレビュー一覧を見る

マクロ経済学を踏まえた内容です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

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2014/11/09 21:03

投稿元:ブクログ

ある有名な通販サイトの本書の書評に、まったく本書の内容に触れずただ一言「代案も示さないでQQEを批判するのはおかしい」というものがあった。世の中にはどうやら「検証」の対象とされただけで批判されたような気分になる何やら後ろ暗い心持ちの方がおられるようだが、確かにQQEは他の伝統的な金融政策が全て奏効しなかった後のlast refugeなので、議論は代案がどうのというレベルにはもはやない(残されたオプションはもうマイナス金利くらい。「マイナス金利を批判するなら代案を示せ」などと言える市井人がどれほどいるのか見ものではある)。ただ副作用のほうが効果より大きいと判ったら直ぐに止めなければならない程の劇薬なので、心電図と脳波は常にチェックしておく必要がある。次にQQEは「異次元」の呼び名に違わず史上初めての試みなので、誰もその長期的な効用を経験していない。だとすれば政策の遂行と同時平行する形で各方面からのフィードバックを定量的に検証する、いわば「走りながら自分の体をモニタリングする」本書のような試みは当然なされるべきだ。

本書の特徴はQQEの長期金利と資産価格への効果の検証を回帰分析的手法が多く用いられている点。例えば、長期金利低下策を①短期金利低下と②タームプレミアムの低下に分解し、それぞれのパーツに対するQQEの効果を分析する第2章では、②によるポートフォリオリバランスにより株式等の資産価格上昇は顕著に見られる一方、金利に関するフォワードガイダンスがないため①が発現せず、市中銀行の貸出は殆ど増加していないことがデータマイニングを用いて示されている。実体経済とは関係の薄い「資産バブル」が強く連想される結果だが、次章ではさらに同様の分析により長期金利低下策自体もこれを奇貨とする財政サイドの長期国債発行増加により効果が弱められている可能性を指摘している。後半は統計的手法はやや影を潜めるが、用いられているデータに我田引水的なところは少なく信頼がおける。

最後の新興国への影響の分析が踏み込み不足の感はあるが、全般的には読み応えあり。QQEが成功裡に終わるか否かに関わらず、著者グループには今後も継続してこのような形での検証結果の公表を期待したい。

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