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  • カテゴリ:一般
  • 取扱開始日:2014/07/18
  • 出版社: 楓書店
  • サイズ:19cm/669p 図版32p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-478-02902-2

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紙の本

真相 マイク・タイソン自伝

著者 マイク・タイソン (著),ジョー小泉 (監訳),棚橋 志行 (訳)

少年院で天才トレーナーに見出され、史上最年少のヘビー級チャンピオンへ。しかし転落人生がここから始まる。裏切りと陰謀、耳嚙み事件、破産、幼い娘の死…。マイク・タイソンが自ら...

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商品説明

少年院で天才トレーナーに見出され、史上最年少のヘビー級チャンピオンへ。しかし転落人生がここから始まる。裏切りと陰謀、耳嚙み事件、破産、幼い娘の死…。マイク・タイソンが自らの人生を赤裸々に語った、心揺さぶる物語。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

マイク・タイソン

略歴
〈マイク・タイソン〉ボクシングの元統一世界ヘビー級王者。2011年国際ボクシング名誉の殿堂入りを果たす。アパレル会社「マイク・タイソン・コレクション」と「ティラニック・プロダクションズ」を立ち上げる。

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みんなのレビュー8件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

2015/08/22 21:39

投稿元:ブクログ

元ボクシングヘビー級王者マイク・タイソンの自伝。結構なページ数がある大著である。それだけいろいろなことがあったということか。『真相』というタイトルの通り、タイソン自身がかなり赤裸々に彼の人生で起こったことについて語っているし、レイプ事件などについて彼から見た「真相」が書かれている。もちろん、いくつかについては割り引いて読む必要はありそうだが。

無敗のタイソンが東京ドームでジェームス・ダグラスに敗れた大番狂わせの試合のことは覚えている。その裏で、その傲慢さと心の弱さによって、それまでに蓄積した自らの貯金を食いつぶしてきた様子がこの本を読むとわかる。「地上最強」「モンスター」と呼ばれていた無類の強さを、酒と女と薬で食いつぶしていたかと思うと、どうにももったいないという気持ちがわいてくる。本人の意志の面もあるが、マネジメントチームがうまく機能していなかったことも大きな問題だった。本書はすべてタイソンの視点で書かれているため、その主張すべてが正しいかどうかはわからないが、ドン・キングと組んだことは大きな失敗のひとつだったように思われる。もちろん、最初の妻のロビンとの結婚もよくなかった。Heavy DやAl. B. Sureだとか2PACとかBobby Brown、Whitney Hustonなど懐かしい有名人の名前も出てくるが、典型的な金と名誉に溺れて、それに群がる人にだまされたというストーリー。出てくるひとやお金の単位にびっくりするのも本書の楽しみのひとつだ。

ボクシングの闘いとは別のもうひとつの軸が女性関係だが、これも激しい。タイガー・ウッズはセックス依存症と診断されたが、タイソンも当時同じような基準を当てはめればがあればそう診断されたのではないか。それともウッズのイメージでは女性問題はダメで、タイソンならやりそうなので咎めなしなのかもしれないが。そういう機会が向こうから転がり込んでくるなら、そうなる素養は誰でも持っているんじゃないのかなと思ったりするが。

タイソンは、ダグラスに敗れて王座から陥落した後、レイプ事件で3年間も収監され、ホリフィールド戦での耳噛み事件で一年間ライセンス剥奪されるなど、ボクシングをする時間を失っている。よく知られた話ではあるが、具体的に失われた時間については初めて知った。レイプ事件は、タイソンによるとはめられたと、耳噛みの件はホリフィールド寄りのレフェリーがバッティング狙いの反則を止めなかったからだというが、自業自得であるところも否めない。史上最年少王者となったことから明らかなのだが、三年間のブランク後に王座復帰を果たしたことからも、その才能は疑いようもない。やはりもったいない。ただ、収監時の描写やその後のカウンセリングや薬物依存との闘いもひとつの読みどころである。どこか悲惨ではなく、コミカルでさえある。

最後に添えられた監訳者のジョー小泉さんの文章が本書に厚みを加えている。おそらくは日本語版のみの補遺だと思われるが、ダマトとキングを単純な善悪に二分するべきではないと指摘するなど、単なる解説を超えた内容で素敵だ。カス・ダマトがタイソンを見出して引き上げたのは見事な手腕であり誇られるべき功績だが、一方でカスの指導の結果としてそ���後のタイソンの行動につながったと指摘する。歴史に、もしはないが、その後も引き続きカスがいて、ヘビー級タイトルのベルトを巻いても生き続ければどうなっていたのだろうか。

ボクシング自体のエンタテーメントとしての価値を引き上げた不世出のボクサー。そうであるがゆえの波乱の人生。意外に面白く読めた。果たして、タイソンを引き継ぐようなヘビー級ボクサーは再び登場するのだろうか。

2015/01/04 23:28

投稿元:ブクログ

ボクシングを制し、ボクシングを愛し、ボクシングに悩み、ボクシングに苦しめられた一人の男の物語。キャリアで最初の敗北を喫してからは、酒とコカインとセックスに溺れるも、なぜ社会はそれを放置し、矯正させなかったのか、等々。これを読んだだけで、我々一般人が常日頃抱えている悩みなんて本当にちっぽけなものだと思いました。

2014/10/07 23:01

投稿元:ブクログ

WOWOWエキサイトマッチでよく見ていたジョー小泉さんの監訳と書いてあったので読んでみましたが、真相も何もなくそのまんまの転落人生でした。刑務所暮らしもホリエモンとか佐藤優さんみたいな厳しさや緊張感が全くなく、ボクシングもトレーニングすら真剣にしてない様子。運と才能がある人なのかなぁ。

2015/01/11 10:20

投稿元:ブクログ

カス・ダマトがあと5年生きていたら、どんなボクサーになっていたんだろうと思うと残念。
環境と教育は重要。

2016/01/02 16:50

投稿元:ブクログ

29.12.30. タイソンはベストに強いボクサーだったと思ってる。タマフルオススメで購入。厚さの割には早く読めたと思う。
タイソンという人物が内面ではとても弱く、それを自覚していることがとても強い事と思った。後記にはカスもまた搾取する面があったことを指摘されてて感心しました。

2016/02/17 20:53

投稿元:ブクログ

木村政彦と同じ、チャンピオンになるまでが全身全霊をかけた全て。
それ以降は、特に労せず勝ててしまえた。堕落の一途。後半は、ヤクとリハビリの繰り返し。

2014/11/12 19:26

投稿元:ブクログ

700ページ近い超大作。辞書並みの分厚さ。タイソンの破天荒且つ自堕落な日々が、赤裸々に思いの丈全開で綴られる怪書。
現役の間殆ど練習せず、ドラッグと酒と女に溺れた自堕落な日々。あのレーザー ラドック戦の時ですらマトモに練習して無かったのには驚愕…。15歳のタイソンの映像を見た事があるが、完璧なディフェンス、驚異的な速さのステップイン、光速のコンビネーションは既に完成の域に達していた。デビュー時をピークに、只才能を食い潰していった男の切ない半生がここにある。

2017/03/14 19:22

投稿元:ブクログ

貧乏黒人による裏街道経由のサクセスストーリーとしてはマイルス自叙伝を越えて金字塔扱い。ボクシング一筋なのは前半3分の1くらいで、あとの3分の1はボクシングと裁判の両立、あとの3分の1は裁判に集中している。意外なほど読書家で博識、本人がどこまで直接書いているのかは分からないけど、気の利いた詩的な言い回しが随所に登場して格好いい。