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復讐のトレイル(講談社文庫)
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/08/12
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/440p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-277897-8
  • 国内送料無料
文庫

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復讐のトレイル (講談社文庫)

著者 C.J.ボックス (著),野口 百合子 (訳)

その遺体には頭部がなく、狩られた獲物たちと同じような「処理」が施されていた。まるで狩猟が生き物を面白半分に殺す行為だと世界に訴えるように。ワイオミング州知事からの特命を受...

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復讐のトレイル (講談社文庫)

983(税込)

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商品説明

その遺体には頭部がなく、狩られた獲物たちと同じような「処理」が施されていた。まるで狩猟が生き物を面白半分に殺す行為だと世界に訴えるように。ワイオミング州知事からの特命を受けた猟区管理官ジョー・ピケットは、ハンター連続殺人の背後に卑劣な人間たちの深い闇が潜んでいることをつきとめていく。【「BOOK」データベースの商品解説】

ワイオミング州で起きたハンター連続殺人事件。彼らは、まるで狩られた獣のように惨殺されていた。猟区管理官ジョー・ピケットは、連続殺人の背後に卑劣な人間たちの深い闇が潜んでいることをつきとめていく。【「TRC MARC」の商品解説】

ワイオミング州で狩猟中のハンターが惨殺される連続事件。現場に残されていた赤いポーカーチップの意味は。好評猟区管理官シリーズ!【商品解説】

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.9

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

2014/10/28 17:37

投稿元:ブクログ

 この本だけを読むと、C・J・ボックスは、まるでスティーヴン・ハンターみたいな銃撃冒険小説の名手とでも誤解されてしまうかもしれない。ハンターは本当に銃器に詳しい銃器小説の名手であるけれど、実はボックスの方の主人公は銃の扱いも下手だそうだし、ボックスという書き手は、アクション小説というよりも、現代版『大草原の小さな家』を書きたい部類なのかもしれない。それも男性版のそれを。

 現代版の小さな家の物語は実際のところとてお皮肉に満ちている。家を守るという意味では、経済的には主人公の猟区管理管ジョー・ピケットよりも、起業して当てた夫人メアリーベスの方がよほど的確な位置にいるかもしれない。ジョーの方はいつでも暴力や悪を呼び込んで家族を危険に晒すばかりだし、職場での上司との関係もまるでついてない。

 だが、この作品だけを読めば、タイトル通り血なまぐさい連続射殺事件を扱った銃撃アクション小説のように、珍しく派手な展開で綴られたエンターテインメント性の高い冒険小説のように見える。珍しく、殺人者側からの視点で、文学性を意識したような語り口、照準を合わせて銃撃、そして残虐な死がごろごろしている。

 捜査において悲惨な結末を迎える犠牲者も出てしまい、前半は狙撃という暗い側面ばかりが目立つ感が強い。しかし、ピケットは上司や州知事との駆け引きでネイト・ロマノフスキーを監獄から出すよう要請、狩猟者には狩猟者をぶつけるという危険な作戦に出る。ネイトとジョーは信頼関係で結ばれているものの、無法性の高い友人にはヒヤヒヤさせられるし、ハンターばかりが狙われて処刑されるという陰惨な事件の裏側に潜む真実を突き止める一連の流れについては、やはりサスペンスに満ちたボックスという作家の語り口の巧さが目立ってくる。全編に流れる緊迫感もまた然り。

 フーダニットの犯人像は二転三転するし、上司たちとのトラブルや駆け引き、家族との距離感、特に娘たちの成長に伴う実生活の悩み等々、アメリカ版ディック・フランシスと呼ばれる決めの細かさはボックスならではのものである。どの作品も一定レベルの高みで提供してくれる確かさこそが、ワイオミングの大自然を舞台にした荒野の一匹狼ジョー・ピケットの魅力を一作ごとに新たにしてくれるのである。

2014/09/09 15:30

投稿元:ブクログ

前作の木造ホテルの話も良かったが、面白さは軽々と前作をクリア。

連続殺人、組織内部の軋轢、森林での追跡、上手くまとめてる。
ミステリとしては強化されたが、その分シリーズ最初の頃ののんびりしたリズムは後退したようだ。

シリーズに登場するキャラクター達を整理整頓した感じ。新たな展開でもあるんでしょうか。

2014/08/28 13:28

投稿元:ブクログ

またしてもジョー・ピケットは苦悩の連続で、少しは安らぎの時間を与えてやれよ!と、著者に説教したくなる。

これまで同様に、いやそれ以上に先が読めないスリリングな物語でした。
それにしてもランディ・ポープ、嫌な奴だとは思っていたけれど、こんなにひどい奴だったなんて…。

単独で読んでも面白いとは思うが、人間関係や過去の事件が重要な要素になっているので、シリーズを通して読むことをおすすめしたい。

既に次の刊行は決まっているらしいが、発売が待ち遠しい。

2015/07/23 17:26

投稿元:ブクログ

猟区管理官ジョー・ピケットシリーズ第7弾。ハンター連続殺人事件が発生する。またも知事命令の調査をすることになり、狩猟漁業局やFBIなどの機関と協力して捜査していく話。狩猟反対運動をしている団体との対決がメインで進んでいくが、本当の真相は何なのか・・・という展開となる。なかなか先がすんなりよめない感じがおもしろくてよかった。主人公の板挟みの苦悩や、長女の成長ぶりなどよく伝わる。
この先どうなるのだろう、と気になってしまう終わり方。早めの次回刊行を願う。

2015/02/12 01:15

投稿元:ブクログ

ボックスの新作はピケットの最新作。最初から最後までボックスの世界が展開され、ひたすらこの世界に耽溺するのみ。
確かにストーリーはしっかりあるし、それだけでも一級のレベル。しかし何より、ピケットと家族のかかわり、成長、特に娘の成長、と戸惑うピケットの心情が実によく伝わるし、ロビーとの切ない別れ、再び登場したネイトとの友情が少ないセリフながらもしっかり伝わってくる。そして何よりワイオミングの自然とそれに根差した生き方がどこか郷愁をそそられる。住んだことも送った事も無いライフスタイルなのに。
ひたすら新作が楽しみ。

2015/03/09 14:58

投稿元:ブクログ

【翻訳ミステリー】その遺体には頭部がなく、狩られた獲物たちと同じような「処理」が施されていた。まるで狩猟が生き物を面白半分に殺す行為だと世界に訴えるように。ワイオミング州知事からの特命を受けた猟区管理官ジョー・ピケットは、ハンター連続殺人の背後に卑劣な人間たちの深い闇が潜んでいることをつきとめていく。

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