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死せる者の書(創元推理文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.6 8件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/08/21
  • 出版社: 東京創元社
  • レーベル: 創元推理文庫
  • サイズ:15cm/325p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-488-58506-8
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

死せる者の書 (創元推理文庫 パラディスの秘録)

著者 タニス・リー (著),市田 泉 (訳)

パラディスは生者の、半生者の、蘇生者の、死なざる者の都であると同時に、死者の都でもあるのです。婚礼の新床で花嫁が夫の手で殺された。夫が死ぬまで隠し通したその理由とは。(「...

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死せる者の書 (創元推理文庫 パラディスの秘録)

1,037(税込)

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商品説明

パラディスは生者の、半生者の、蘇生者の、死なざる者の都であると同時に、死者の都でもあるのです。婚礼の新床で花嫁が夫の手で殺された。夫が死ぬまで隠し通したその理由とは。(「鼬の花嫁」)周囲の人間が次々と衰弱し死に至るという、不吉な噂が囁かれる女性の正体は。(「美しき淑女」)退廃と背徳の都パラディスに眠る死者の物語8編を収録。闇の女王タニス・リーの傑作短編集。【「BOOK」データベースの商品解説】

婚礼の新床で花嫁が夫の手で殺された。夫が死ぬまで隠し通した悪夢のようなその理由とは−。「鼬の花嫁」をはじめ、退廃と背徳の都パラディスに眠る死者の物語全8編を収録。闇の女王タニス・リーの面目躍如たる傑作短編集。【「TRC MARC」の商品解説】

生者の、半生者の、蘇生者の、死なざる者の、そして死者の都パラディス。退廃と背徳の都の墓地に眠る死者の物語8編を収録。闇の女王タニス・リーの面目躍如たる傑作短編集。【商品解説】

収録作品一覧

鼬の花嫁 15−39
悪夢の物語 43−97
美しき淑女 99−136

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みんなのレビュー8件

みんなの評価3.6

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

2014/10/10 16:06

投稿元:ブクログ

『銀色の恋人』以外にタニス・リーを読んだこと無かったので、彼女の代表作はスルーしてきたことになるんだろうな。こっちのジャンルが本家だよね?たぶん。あやしく、いやらしい感じがなんともいい味出していました。女性主人公の章のほうが読みやすいのは私が女だからか。『硝子の短剣』『月は仮面』とかね。主人公が、いそうなんだよね。現代にも。周りからは真面目で暗くて面白みがないって思われてて、でも個性的で。うん、タニス・リーの描くヒロインは、私結構好きです。あと、人間と動物や魔性の交わる姿が絶妙。都市が舞台なのもいい。

2014/09/01 21:20

投稿元:ブクログ

タニス・リーにしては大変読みやすい短編集。シリーズ物語の3冊目なのですが、これ1冊でも違和感なく読めます。タニス・リー初心者にも是非。
ファンタジーや幻想譚の、自由自在縦横無尽、なことを味わえる素晴らしい短編集でした。事象に対してなぜそうなのか、という説明を必要としない芳醇な世界観の語りが素晴らしい。ファンタジーとはそうあってほしい。
わたしのイチオシは「世界の内にて失われ」です。なんてなんてなんて幸せな死かと。羨ましいほど。

2014/11/22 12:29

投稿元:ブクログ

ダークファンタジー。。。
常に暗い雰囲気を漂わせてくれてるので、
ホラーではないけど、ゾクゾクこわい。

2014/07/15 17:42

投稿元:ブクログ

祝復刊!

東京創元社のPR
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488585068

「堕ちたる者の書―パラディスの秘録」浅羽莢子:訳(角川書店)

2014/09/13 16:02

投稿元:ブクログ

容赦のない目と美しい言葉で物語る。パリに似た架空の街とその近郊で、仮面で鳥と化す女、芸術家として選ぶ女。人の目に映った事件はそのままではない。

2014/09/01 03:32

投稿元:ブクログ

『パラディスの秘録』シリーズ第3巻。
『死』をテーマにした短篇を8本収録。そのせいか、生きている人間よりも死者の存在感が強い。また、民間伝承的なものから、モダンホラーっぽいものまで、作品の雰囲気には幅がありながら、『パラディス』という都市の存在が軸となり、それぞれの短篇がゆるやかに纏まっている。

ところで、シリーズの1、2巻は角川書店から刊行され、角川ホラー文庫にもなったらしい……が、90年代の話なので現在は品切れ。創元が3巻を出したということは、1、2巻も出してくれるのだろうか?(でも、次に出るのは4巻なんだよなぁ……)。

2015/11/25 16:34

投稿元:ブクログ

幻想の都パラディスを舞台に、死をテーマにした短編集。ひっそりとした死の影には、激しいほどの情熱や愛が隠されている。その死と生の、そして動と静のイメージの対比が印象的だった。

2015/02/24 16:42

投稿元:ブクログ

タニス・リーの創作した、パリをモデルとした都パラディスにまた戻って来れるとは思いませんでした。
死と妖美な退廃の香り漂うパラディスにあっては、この本に収められている8つの物語など、あるいは日常茶飯事なのかもしれません。
どの物語も、狂おしいほどの愛の末に、死を見出し、死に魅入られる物語だったと思います。しかもこの本で描かれる死とは美しいものでも醜いものでもなく、平凡なもの。そのような印象を受けました。(つまり、十人並みの容姿の相手に焦がれて身を滅ぼす者が多数ということ)

正直、この本を読み終わるのにだいぶ時間がかかってしまいました。
死を題材にした短編集だけあって、どこか陰鬱で重々しい冬の夜のような物語ばかりでした。そういう雰囲気がお好きな方には、とてもいい短編集だと思います。ある意味では、非常にタニス・リーらしい短編集ですね。

でも、いかんせん登場人物に感情移入しにくいところがあったりします。短編集だからある程度仕方ないのかも。
でも、パラディスの墓地の様子がよくわかるのは、とても面白かったです。
個人的には、どのお話にもそのお話なりの良さがあって、どれが一番とかは決められませんでした。
不思議な都パラディスの中でこそ許される物語。
やはり我々はリーの目を通して、パラディスを視ているのかもしれません。
このシリーズを読むたびに、そう思わずにはいられません。
この都に住みたくはないけど、この都の存在を忘れないようにしたい。
読んでいると、そんなことを考える短編集です。

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