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『坊っちゃん』の時代 凛冽たり近代なお生彩あり明治人 新装版 第2部 秋の舞姫
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/07/15
  • 出版社: 双葉社
  • サイズ:21cm/290p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-575-30706-1
  • 国内送料無料
コミック

紙の本

『坊っちゃん』の時代 凛冽たり近代なお生彩あり明治人 新装版 第2部 秋の舞姫

著者 関川 夏央 (著),谷口 ジロー (著)

【手塚治虫文化賞(第2回)】明治21年、舞姫エリスが鷗外を追って横浜港に降り立った。鷗外は、家と個人、国家と愛、日本と西欧のはざまで苦悩し…。近代日本の青年期を、散り散り...

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『坊っちゃん』の時代 凛冽たり近代なお生彩あり明治人 新装版 第2部 秋の舞姫

1,296(税込)

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『坊っちゃん』の時代 5巻セット

『坊っちゃん』の時代 5巻セット

  • 関川夏央 著
  • 税込価格:6,48060pt
  • 発送可能日:1~3日

商品説明

【手塚治虫文化賞(第2回)】明治21年、舞姫エリスが鷗外を追って横浜港に降り立った。鷗外は、家と個人、国家と愛、日本と西欧のはざまで苦悩し…。近代日本の青年期を、散り散りに疾駆する群像をいきいきと描く、関川夏央・谷口ジローの名作の新装版。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

関川 夏央

略歴
〈関川夏央〉1949年新潟県生まれ。作家。主著に「海峡を越えたホームラン」など。2001年、業績全体に対して司馬遼太郎賞。
〈谷口ジロー〉1947年鳥取県生まれ。漫画家。「犬を飼う」で第37回小学館漫画賞。

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みんなのレビュー3件

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評価内訳

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2014/06/19 07:22

投稿元:ブクログ

久々に再読しようかな、、、

双葉社のPR(文庫)
http://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookfind/?type=g&c=20000&word=ボッチャンノジダイブンコ
(新装版)
http://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/978-4-575-30706-1.html?c=20112&o=date&type=t&word=シンソウバン+ボッチャンノジダイ

2016/02/14 22:39

投稿元:ブクログ

明治時代が、そこにあるかののように描かれている。舞姫を最近読んでいたこともあり、重ね合わせて読むことができた。

2015/03/11 21:02

投稿元:ブクログ

第二部は鷗外。
ドイツ留学から帰国した鷗外を追ってきた、エリス。
それは、エリスの独りよがりの恋ではなく、鷗外との約束だったのだ。
しかし鷗外は家族を説得するどころか、家というくびきに繋がれることを自ら選んだ。
エリスの来日を知っても会いにもいかず、弟の篤次郎や妹の婚約者である小金井良精(星新一のおじいちゃん)にエリスの説得を任せる。
この辺森鷗外が、本当に情けない。

鷗外とエリスが会えずに(会わずに)いる時、エリスのそばにいたのが長谷川辰之助(二葉亭四迷)である。
エリスが鷗外を信じ、鷗外の来訪を待っている間、二葉亭四迷は彼女の人となりをずっとそばで見ていて、彼女に淡い思いを抱く。(これは事実なのでしょうか?)
ついでに二葉亭四迷が、持家から借家に引っ越す樋口一葉から飼い犬を託されたというのも事実なのでしょうか?

今は教科書にも鷗外の作品が掲載されてはいないらしいけれど、私は中学生の時に教科書で「高瀬舟」を習ったことを、そこで「知足の喜び」という言葉を先生から教わったことを、忘れたことはない。
少し難しいことを学ぶのは、学生時代に必要なことではないのかな。

漱石や鷗外の生きた時代、明治というのは、ちょっと前まで江戸時代だったのである。
武士がいなくなり、殿さまがいなくなり、庶民が生まれた。
欧米に追い付くために、いろんな制度がどんどん作られた。
国全体が、生まれたばかりだと言ってもよかった時代。

文学というものは強制されたからと言って生まれるものではない。
そして、西欧に負けない日本の文学を作ろうなどという強制はなかったはず。
なのに、たった数十年で江戸時代の読み本とは全然違う、日本文学というものができた。

二葉亭四迷は言文一致体で「浮雲」をかいた。
“その実践にあたって すなわち「浮雲」を書くとき二葉亭は まず日本語によって脳裡のイメージを作り つぎにロシア文で叙述し さらにそれを再び日本語に翻訳して原稿としたのだった。 近代知識人の疎外を描くに 江戸狭斜の流れるような文章はふさわしくなかったから 彼は新しい書き言葉をこのように開発したのである”

二葉亭四迷は生涯自分を文学者だとは認識していなかったらしい(完全主義者ゆえ)が、言文一致という形だけではなく、一度ロシア語で叙述するという客観視された文章を書くという姿勢が、まさに近代日本の文学の始まりだったのではないだろうか。

“明治の知識人が戦うべき対象は多くあったが、そのうちのひとつは貧困という巨大な怪物だった。しかし貧困が精神をむしばむ度合は、現代よりもはるかに少なかったといえるだろう。嫉妬にとらわれるまい、貧しくても徳義を失うまいという心の傾きは、つねに彼らとともにあった。明治とはそういう時代だった。”

私たちは明治時代から繋がる現在に、何を伝えられ、何を失ってきたのだろう。
次の世代に何を伝えていけるのだろう。
少なくとも近代日本というのは外国から与えられたものだけではなく、確かに私たちの先達が苦しんで創り上��てきたものでもあることは伝えなければと思う。

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