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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/09/05
  • 出版社: 小学館
  • レーベル: 小学館文庫
  • サイズ:16cm/301p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-09-406080-5

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紙の本

マンゴスチンの恋人 (小学館文庫)

著者 遠野 りりこ (著)

幼い頃のトラウマから男子とつきあえず、年上の人妻に惹かれる女子高生。存在感の薄いチビオタ地味男の身体の悩みを知り、心を寄せていく美少女。援交トラブルを救ってくれた男子クラ...

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マンゴスチンの恋人 (小学館文庫)

659(税込)

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商品説明

幼い頃のトラウマから男子とつきあえず、年上の人妻に惹かれる女子高生。存在感の薄いチビオタ地味男の身体の悩みを知り、心を寄せていく美少女。援交トラブルを救ってくれた男子クラスメイトの秘密を知ってしまった少女。恋の痛手に苦しみながら、レズビアンであることをカムアウトすべきか悩む生物教師。「好きな人と一緒にいられることより、好きな人に好きって言えるのが幸せ」―神様に祝福されない恋をし、心は揺れ、痛み、傷つきながらも、人を好きにならずにいられないセクシャルマイノリティのそれぞれの思いを描いた、すべての人に刺さる四つの物語。【「BOOK」データベースの商品解説】

【小学館文庫小説賞(第12回)】高校2年生の季里子は、幼いころのトラウマが原因で、いまだ恋を知らず悩んでいた。だが、ある日出会った人妻・笙子に心を動かされ、肌を重ねるようになり…。セクシャルマイノリティの男女のそれぞれの恋を描く全4編を収録。〔2011年刊の加筆改稿〕【「TRC MARC」の商品解説】

すべての人に刺さる4つの恋の物語

幼い頃のトラウマから男子とつきあえず、年上の人妻に恋する女子高生。存在感の薄いチビオタ地味男の身体の悩みを知り、心を寄せていく美少女。援交トラブルを救ってくれた男子クラスメイトの秘密を知ってしまった少女。かつての恋の痛手に苦しみながら、レズビアンであることをカムアウトすべきか悩む生物教師。
十代の後半、人は性への意識が高まり、性自認が確立しはじめる、サナギのような時期。多感な心は揺れ、痛み、傷つきながらも、人を好きにならずにいられないセクシャルマイノリティのそれぞれの恋を描いた、すべての人に刺さる4つの物語。
全国書店員さんはじめ、芸能界やマスコミから絶賛された第12回小学館文庫小説賞受賞作が、待望の文庫化。【商品解説】

収録作品一覧

マンゴスチンの恋人 5−83
テンナンショウの告白 85−168
ブラックサレナの守人 169−247

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みんなのレビュー7件

みんなの評価4.2

評価内訳

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  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

タイ

2016/11/28 12:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東行 - この投稿者のレビュー一覧を見る

海外出張に出かける直前に購入。内容も出だしから興味を引く内容であり、出張中に楽しく読むことができました。少し切ない物語。

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2016/11/07 23:07

投稿元:ブクログ

好きな人に好きと言えるのは思った以上に幸せなのかもしれないと気付かせてくれる。
持っているのは諦めに似た感情で、だけど本当は諦めてなくて簡単には言えないくらい欲しいと思っている。
そのことが口に出せたら幸せだけど、今を壊したくないから、みんなじゃなくて目の前のこの人に否定されたくないから、伝えることができない。
魚住くんの抱えるそれは絶望してしまうくらい孤独でまるで呪いのようだ。
いくら先生がマイノリティを公開しても魚住くんの正しく歪んだ恋心は昇華されない気がする。
葵の伝えたいのに伝えられないもどかしさが、この小説の中では魚住くんの思いに一番似ていると思う。
魚住くんは全く関係ない誰かと幸せになって欲しいと願ってしまう。
魚住くんがかっこよかった。

2015/02/11 08:39

投稿元:ブクログ

2015.2.10

「恋愛マイノリティ」をテーマに、
同性愛や性同一性障害などの悩みを抱えた主人公とその心情を描いた4つの短編集。

最近になってようやく明るみになってきたホモとかレズビアンとかバイセクシャルとかの恋愛マイノリティの人たち。

誰にも言えないことを隠し通して生きることの歯がゆさやいたたまれない気持ち、そして打ち明けたところで次に耐えなければいけないであろう周りの人の目線、風評。未来の生活が見えない不安。

打ち明けることと黙っておくことのどちらを選べば恋愛マイノリティの人たちにとって楽な道なのか?

それは人それぞれの価値観とか考え方やろうけど、少なからずマジョリティの人に比べて心狭いにちがいない。


心に残った言葉は書評にあった
「誰もが自分のことを何らかのマイノリティと感じているのかもしれない」という言葉。

人それぞれ何かしら人に言えない悩みとか不安とかやってしまったこととかを抱え込んでるとしたら?...

十分に痩せているのにまだまだ太いと思いこんでいる人。

人からは明るい性格だと思われてるのに、コミュニケーション力がないと思い込んでシャイな人。

誰がどう見ても美少女でも、強いコンプレックスとかプライドが邪魔して誰にも心を開けない人、とか。。。


「誰にも打ち明けられないこと」「心の内にしまっておくこと」「素直な正直な気持ちを伝えられないこと」の開け切らない感情って本当につらいとおもう。一番つらいことのひとつかもしれん。


「誰もが何らかのマイノリティを抱えている」

そう考えるようにすると、もっと人を優しい目で見ることができて、また自分自身にも少し寛容で許容できるようになるかもしれない。

2014/12/23 15:32

投稿元:ブクログ

主人公がくるくると変わる連作小説というのが、あまり好きではなかった。

いくら主人公に感情移入していても、あっという間に断ち切られてしまう。
まだこの人物の物語を読んでいたいと思うのに、容赦なく別の人物の新たな物語をずいと無遠慮に差し出される感じ。

けれど、ここ数年で良質な作品と出逢い、連作も良いものだと感じ始めている。

『桐島、部活やめるってよ』『終点のあの子』『太陽の坐る場所』、そして『マンゴスチンの恋人』。

肌に合う文章というのは、水をこくこく飲むように、心地よく読み進めてしまう。

セクシャルマイノリティの物語とあるけれど、教室の息苦しさや、ヒリヒリするような人間関係の痛みだったり、自分も昔むかしに経験したことがあるような懐かしさを感じながら読み終えた。

2015/03/29 05:48

投稿元:ブクログ

薄っぺらな「好き」ならいらない

帯に入った言葉で思わず手に取ってしまった土曜日の深夜。読了した朝5時。


セクシャルマイノリティのそれぞれの想いを描いた作品。実森と雪村の関係が一番好きだ。山本とキリコは勝手にやってろ!魚住天と葵はなんだか胸をナイフで刺された痛みの走る話だった、天も葵も救いようがない。笙子と梢も勝手にやってろ。

ひとつの物語で4人の登場人物それぞれの事情を描いた作品だけど、感想は上の通り。

正直笙子と梢の話は蛇足だった。高校生の登場人物の話をもっと読みたかった。スズと塚田の話があってもよかったのに。

剥き出しの感情でする恋に、読んでいて懐かしさを覚えた。そんな恋は久しくしていないから。


キリコの「誰かを好きになる気持ちを具現化すると、わたしには取り出した内臓のようにグロテスクなものに見え」という表現、すごくしっくりくる。

2015/08/07 02:56

投稿元:ブクログ

セクシャルマイノリティをよく描いている。心理描写もすごい。一人一人に合わせて、人格を変えている。やっぱ作家ってすごいな。高校生の心もよくとらえている。特に、三つ目の、幼馴染の女の子の心理の描き方、どんでん返しがすごい。見入った。最後の虚しさもすごい。一の方とかのが手は込んでるんだろうけど、力抜いてるくらいが、読み手には読みやすかった。

2016/04/12 09:28

投稿元:ブクログ

2016、初読書。
やっぱり女は、面倒で、結局、女は面倒だ。
何してんだよと少し苦しくなりながら読んだ。
でも、愛おしく思ってしまうよ

女は男より幸せであってほしい。

とかね、ふいー。