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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/08/21
  • 出版社: 集英社
  • レーベル: 集英社文庫
  • サイズ:16cm/331p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-08-745216-7
文庫

紙の本

マスカレード・イブ (集英社文庫)

著者 東野 圭吾 (著)

【ミリオンセラー、シリーズ第2弾】ホテル・コルテシア大阪で働く山岸尚美は、ある客たちの仮面に気づく。一方、東京で発生した殺人事件の捜査に当たる新田浩介は、一人の男に目をつ...

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マスカレード・イブ (集英社文庫)

税込 660 6pt

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セット商品

ナツイチ2017 71巻セット

  • 税込価格:50,072455pt
  • 発送可能日:購入できません

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商品説明

【ミリオンセラー、シリーズ第2弾】
ホテル・コルテシア大阪で働く山岸尚美は、ある客たちの仮面に気づく。一方、東京で発生した殺人事件の捜査に当たる新田浩介は、一人の男に目をつけた。事件の夜、男は大阪にいたと主張するが、なぜかホテル名を言わない。殺人の疑いをかけられてでも守りたい秘密とは何なのか。お客さまの仮面を守り抜くのが彼女の仕事なら、犯人の仮面を暴くのが彼の職務。二人が出会う前の、それぞれの物語。

第1話『それぞれの仮面』
山岸の元彼登場。部屋から消えた女を探せ!
第2話『ルーキー登場』
ホワイトデーの殺人。新米刑事・新田が捜査。
第3話『仮面と覆面』
謎の“女流作家"の秘密をファンから守り抜け!
第4話『マスカレード・イブ』
舞台は東京と大阪。准教授の鉄壁のアリバイ。
【本の内容】

収録作品一覧

それぞれの仮面 7−62
ルーキー登場 63−122
仮面と覆面 123−184

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みんなのレビュー887件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

待たされるのか? 次回作?

2015/03/27 21:47

5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

東野圭吾の『マスカレードホテル』では、警視庁捜査一課刑事の新田とホテルコルテシアの山岸のコンビが活躍し、ホテルを救った。本書はその物語以前の話である。つまり、新田と山岸がお互いに知り合う前の、それぞれのエピソードを描いている。こういう書き方もあるのかと思う。

 構成は小さなエピソードが4話である。最初が山岸、2話目が新田、3話目が再び山岸、そして4話目は、2人とも出演であるが、接触はしない。ただし、同じストーリーの中でそれぞれの役割を演じている。こういう構成もなかなか工夫の跡が見えて読者を楽しませてくれる。

 4話で、それぞれが小さなエピソードではあるが、どれも盛り上がり出来が至極良い。当然『マスカレードホテル』でも共通するこのマスカレードは仮面という意味である。ホテルの客は何らかの仮面を付けている。この仮面をそのままこわさないようにするのがホテルの役目であるというところから来ているタイトルである。

 刑事の新田の仕事は、所謂刑事モノ、警察モノで虚実綯交ぜになった情報を我々は持っている。一方、ホテルの日常と従業員の仕事は知っているようで知らない。また、ホテルに来る客の実態もよく知らないのである。マスカレードのシリーズではそこが面白く描かれている。こっちも虚実は分からないが、さもありなんというところであろう。

 山岸のキャラクターは有能な女性フロントクラークであるが、客あしらいもうまく、ホテル側の将来に対する期待もわかるような気がする。新田はどうか。相棒の先輩刑事や管理官の評価も上々である。推理力や実行力もなかなかのものだ。これなら上司の評価が悪いはずはないと思わせるのである。

 出来物二人がホテルを舞台に活躍する本書が面白くないわけがない。というわけで、早いところ次回作を書いて欲しいと願っているのは私だけではないはずだ。しかし、東野は多忙である。また、キャラクターもマスカレードコンビだけではないとなれば、いつ順番が回ってくるのか分からない。待たされる覚悟をして手を拱いているほかはない。

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紙の本

面白かったー!

2015/02/02 07:33

3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東野ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る

待望の第二弾!!
今回は前作『マスカレードホテル』以前の話で、山岸と新田がまだ出会う前の話。
もう少しで二人は会えていたけど、新田の中では山岸がすでに「会ってみたいな」という存在になっていて、でも本書では会えずじまいに終わっているところがもどかしく、
でも巧い書き方だな、と心底東野先生に感銘!

映画化したら、ダブル主演として山岸は柴咲コウ?新田は玉木宏?と妄想をしてしまいました。でも、柴咲コウはガリレオで内海刑事を演じていたし、玉木宏も変身で主人公を演じていたから東野作品にはミスマッチかな~?
でも映画化になったらいいな、と思う作品です。

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紙の本

それぞれの仮面。

2021/12/31 23:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:シュウハオ - この投稿者のレビュー一覧を見る

宿泊客の不可解な行動に翻弄されるホテルの女性フロン係。事件の捜査で関係者の裏の顔を知ってしまう若い刑事。この二人が活躍していく中、で人間が身勝手な仮面を着けていることを思い知らされた。自分もそんな仮面を着けているのだろうか。この二人は後にある事件を共に解決することになるが、それはまた別の話。

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紙の本

映画につながる話

2021/01/25 23:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ランディ・B/M - この投稿者のレビュー一覧を見る

マスカレード・ホテルにつながる、主人公2人がここからつながりがあったのかという話で、これとホテルを連続でドラマ化したら面白いのに。

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紙の本

マスカレード・イブ

2016/01/18 13:16

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る

シリーズ2作目、即発行はいいですね。今回はコンビの出会いを書いており楽しく読みました。ここまでそろうと次は短編集ですかね。そしてTVドラマ開始でしょう。はやく次作を待っています。

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紙の本

新田刑事がいいですね

2016/01/11 00:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hiro - この投稿者のレビュー一覧を見る

マスカレード・ホテルに主人公、山岸さんと新田刑事の物語。
二厘の人間性や、今の職業につくまでの経緯が描いてあり、二つの作品が要所要所でつながっていて面白い。
どちらを先に読んでもいいですが、「ホテル」を読んでからの方が楽しめるかもしれません。
何時か映像化されるのだろうが、キャストがどうなるか楽しみ。

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紙の本

ホテル従業員はタイヘン!

2015/08/29 13:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hontoman - この投稿者のレビュー一覧を見る

ホテルを利用する客は何かしらの仮面をつけて訪れる。その仮面に触れないのがホテルマンであることを徹底する聡明なフロントクラークの山岸であるが、聡明であるがゆえに疑問に思うこともある。でも直接仮面の中をのぞくことはできないし話すこともできない。それを仮面をはがし真実を追求する刑事新田への橋渡し役として部下穂積をもってきたところが本書を魅力的にしている。本書を先に読んだが、マスカレード・ホテルでもきっちり役割を果たしているといいのだか。これから読みます。

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紙の本

シリーズ。

2015/02/11 00:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うさうさ - この投稿者のレビュー一覧を見る

前作を読んで購入。個人的には好きなシリーズです。また次が楽しみ!

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紙の本

今回のシリーズは◎

2014/09/28 09:30

3人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wayway - この投稿者のレビュー一覧を見る

現在、売れに売れている著者最新シリーズの最新作である。
マスカレード・ホテルの続編かと思いきやそうではない。
なかなか周到である。
マスカレード・ホテルよりも、時代を遡ったところの
山岸、新田のそれぞれの若き頃のお話である。
しかも、短編である。

今回は、大学教授が殺害され、しかもそれぞれが手をくださず
アリバイもある。つまりは交換殺人ということであるのだが
筋書きそのものよりも、登場人物の感情の動き方に面白さが
ある。洞察する人々の心の内。なかなかにリアルで人間っぽい。

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紙の本

ホテルのおまけのようなもの

2014/10/14 01:46

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:3mのねこじゃらし - この投稿者のレビュー一覧を見る

マスカレード・ホテルがホテルの視点で繰り広げられる推理物で、
面白かったので、もうちょっと読みたいなと思って、購入。
短い話にまとまっていて、おまけのような感じです。
もっと狡猾な犯人とかが出てきたりすると面白いのにとか
思ってしまいました。
今後も続編出るなら、濃いキャラがほしいところです。

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紙の本

前日譚

2023/03/11 20:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る

マスカレードホテルの前日譚。新田と山岸が出会う前の物語。各々が主人公となる短編が交互に語られる。各編とも充分に楽しめましたが、「仮面と覆面」は、熱狂的なマニアとの攻防戦に手に汗握りました。よくホテルに缶詰めなんて聞きますが、著者の経験から浮かんだ物語なのでしょうか?ただし圧巻は「マスカレードイブ」ですね。新田と山岸がニアミスします。殺人事件の容疑者にはアリバイこそあるものの供述に不審な点が…。新田刑事のキレと山岸のサジェスチョンが事件解決へと繋がる読み応えある物語。

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紙の本

まずは、

2022/05/13 18:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:喜劇から - この投稿者のレビュー一覧を見る

このシリーズの起点となったこの本であるから、順番を間違えないように
きっと、読み進めていくと面白いと思える。

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紙の本

「マスカレードホテル」の前日譚

2021/10/07 23:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

「マスカレードホテル」の前日譚です。4話収録されています。「マスカレードホテル」に登場する新田と山岸が交互に出てくる。最後の表題作「マスカレードイヴ」は文庫書下ろしなので貴重だ。これだけでも読む価値ありです。

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紙の本

短中編は読みやすい

2021/01/17 15:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ME - この投稿者のレビュー一覧を見る

短中編のほうが書くのは難しいかもしれないが、どれも面白い事件で引き付けるものがありよかった。

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紙の本

まさに伏線

2020/10/25 14:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る

3編の短編と1編の中編で構成。フロントクラークの山岸とエリート刑事の新田のそれぞれの活躍を描き、最後の話では二人がニアミスをするという設定。特に、山岸の鋭すぎる観察眼には驚かされます。とにかく各話ともとても面白く、流石、東野先生です。不特定多数の人が一堂に会するホテルという舞台は、ミステリーに良く合うということが分かりました。そしてエピローグは・・・なるほど、マスカレード・イブの意味はここにあったのか。

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