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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/08/18
  • 出版社: 光文社
  • サイズ:20cm/458p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-334-92958-9

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神の子 下

著者 薬丸 岳 (著)

身元引受人となった前原悦子の製作所を手伝いながら、大学に通いはじめた町田は、同じ大学の学生たちの会社「STN」設立を手伝うことになる。周囲は賑やかになり、町田の感情も穏や...

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商品説明

身元引受人となった前原悦子の製作所を手伝いながら、大学に通いはじめた町田は、同じ大学の学生たちの会社「STN」設立を手伝うことになる。周囲は賑やかになり、町田の感情も穏やかになりはじめているように見えた。しかし、すべての始まりだった殺人事件と、その関係者たちは、町田を放っておいてはくれなかった…。【「BOOK」データベースの商品解説】

身元引受人・前原悦子の製作所を手伝いながら大学に通う町田。周囲は賑やかになり、町田の感情も穏やかになりはじめているように見えた。だが殺人事件の関係者は町田を放っておかず…。『小説宝石』掲載を加筆改稿し単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

薬丸 岳

略歴
〈薬丸岳〉1969年兵庫県生まれ。2005年「天使のナイフ」で第51回江戸川乱歩賞を受賞。ほかの著書に「友罪」「その鏡は噓をつく」など。

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みんなのレビュー62件

みんなの評価4.0

評価内訳

2015/09/17 16:39

投稿元:ブクログ

+++
身元引受人となった前原悦子の製作所を手伝いながら、大学に通いはじめた町田は、同じ大学の学生たちの会社「STN」設立を手伝うことになる。周囲は賑やかになり、町田の感情も穏やかになりはじめているように見えた。しかし、すべての始まりだった殺人事件と、その関係者たちは、町田を放っておいてはくれなかった…。
+++

町田は教授を介して同じ大学の学生から企業に誘われ、表には出ずに力を貸すことになる。ほんの少しずつではあるが、人間らしさを取り戻しているかに見えたが、そんな折、ムロイの組織の追手の陰を感じるようになる。それとは別に、法務教官の内藤は、町田が唯一心を通わせたように思える小沢稔を探している。二つの流れがどこでどういう形で合流するのかに興味を掻き立てられる。だが、いざ合流してみると、これしか落としどころはなかったのだろうか、という気もしてくる。ムロイ(木崎)が死ぬ意外に町田が救われる方法はなかったのだろうか。とは言え、今後に向けての光は確実にあり、町田も間違いなく変わっているので、少しでも平穏に生きて行ってほしいものである。上下巻で900ページ以上というボリュームを感じさせない一冊だった。

2015/05/19 00:19

投稿元:ブクログ

【要旨】身元引受人となった前原悦子の製作所を手伝いながら、大学に通いはじめた町田は、同じ大学の学生たちの会社「STN」設立を手伝うことになる。周囲は賑やかになり、町田の感情も穏やかになりはじめているように見えた。しかし、すべての始まりだった殺人事件と、その関係者たちは、町田を放っておいてはくれなかった…。

面白かった!!!
ハードカバーのかなり厚い上下巻なのに一気読み。
最後かなり意外だった。
そういう終わり方になるのか・・・
「神の子」と言うタイトルだから町田を特別な人間だという先入観で読んでいたらしい。
特殊な環境で育った天才的頭脳の持ち主、と言うだけで、町田も普通の人間なんだよね。
当たり前のことだけど。
最後は、良かったね、と温かい気持ちになれた。
これは映像化されそうだなぁ~・・・

2015/02/03 15:58

投稿元:ブクログ

内容(「BOOK」データベースより)
身元引受人となった前原悦子の製作所を手伝いながら、大学に通いはじめた町田は、同じ大学の学生たちの会社「STN」設立を手伝うことになる。周囲は賑やかになり、町田の感情も穏やかになりはじめているように見えた。しかし、すべての始まりだった殺人事件と、その関係者たちは、町田を放っておいてはくれなかった…。

2015/02/09 19:50

投稿元:ブクログ

面白かった!後半でちゃんとまとまるのかこの話って心配になったけど、いいラストだった。組織の存在がかなりあっさり縮小されてて拍子抜けしたけども、まあいいよ、面白かったから。内藤が探偵になったってのも突っ込みどころうまく潰されたなって感じ。一気に楽しんで読めた。

2014/12/13 22:06

投稿元:ブクログ

犯罪と深く関わるストーリーだったので読んでいて恐かったけれど、何はともあれハッピーエンドで良かった。
人って、その本人の心次第でどのようにでも変わることができるんだ♪

2014/10/08 10:18

投稿元:ブクログ

無戸籍の天才児「町田」の切なくも心温まる成長物語。著者の集大成と呼んでも差し支えない大河長編で、上下巻合わせて900ページ一気読みです。

2016/07/24 00:13

投稿元:ブクログ

ポンポンと進んだ上巻。
下巻を読むにつれ、ラストはハッピーなのかバットなのかドキドキ。
でもラストの畳み掛けの所が少し弱かった気がする。
あれ?みたいな。失速感があった。
それまでが面白かった分のギャップが。
でも町田にとってはいい終わり方だったから★3にする。

2015/08/11 13:01

投稿元:ブクログ

無戸籍で劣悪な環境で育ちながら
高い知能を持った少年の話。
希望の持てる最後でよかった。

【図書館・初読・8/11読了】

2015/11/01 14:11

投稿元:ブクログ

雨宮は組織と縁が切れないのか。姉のことがあるからしょうがないのか?
町田は人との繋がりに救われているなぁ。
本人は望んでいないようなのに不思議なことだ。
自分を信じてくれる人が一人でもいたら、何とかなるのかもしれない。

2015/01/11 09:55

投稿元:ブクログ

お得意の少年犯罪を題材にした長編作。少年たちの犯罪の裏で操る謎の人物・室井を一生懸命描こうとしているんだけど、どこか中途半端で、ストーリーが一転二転しても、あまりワクワク感がない。下巻の中盤からバタバタしており、せっかくの長編なのにもったいない。

2014/09/17 21:49

投稿元:ブクログ

ある男が持つものは「執着」だけ。
「人を愛せない。そこに愛情なんか微塵もないー」
それぞれの思惑とは。
誰が敵で、誰が味方なのか。
町田の本心はどこにあるのか。
先の展開が気になり一気に読み終えてしまった。

2015/03/22 16:50

投稿元:ブクログ

上巻の続きです。
http://booklog.jp/users/oda1979/archives/1/4334929575

上巻ほど暴力的な表現は多くないし知的な戦略勝負な感じが自分好みでした。

途中、主体がころころ変わっていくのも面白ったです。読み進むについれてページ足りない雰囲気だったので、ちゃんとまとまるの?って思ってしまったのですが、納得できる終わり方でした。

今年読んだ小説の中では、一番印象に残りました。

(以上、ブログ全文です。)

ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4844865.html

2014/10/30 18:16

投稿元:ブクログ

驚異的な知能を持ちながらも、戸籍を与えられず育った少年・町田。生きるために犯罪に手を染めた彼がさまざまな出会いを糧にして、その後の人生を歩む物語。
更生の物語というのは薬丸作品では多いのだけれど。むしろ町田は更生するというより、もともとこういう人間だったんだろうな、と思いました。だからこそ彼にまともな環境が最初から与えられなかったことがなんとも哀しくて。でもこういう問題、現実にもあるのでしょうね。
そして彼を取り巻く人々の物語も壮大。町田と関わることで影響を受け、変わる人物も少なくなく。まさしく人間は一人で生きているのではない、ということか。
室井率いる組織の存在が大きな謎ではあったのだけれど。意外と人間的というかなんというか……彼もまた神などではなく、人間だったということなんだろうなあ。

2015/01/10 18:08

投稿元:ブクログ

身元引受人・前原悦子の製作所を手伝いながら大学に通う町田。周囲は賑やかになり、町田の感情も穏やかになりはじめているように見えた。だが殺人事件の関係者は町田を放っておかず…。

上巻に比べれば若干スピードアップした展開だが、物語や登場人物に魅力がないのには変わりなかった。個人的には社会派ミステリーを描く薬丸岳への期待が大きいだけに、本作には正直がっかりした。
(C)

2014/11/29 21:30

投稿元:ブクログ

★2014年11月29日読了『神の子(下)』薬丸岳著 評価B~B+
上巻の伏線をせっかく目一杯用意しておいたのに、出版社の制約なのか、下巻になると急いで収束に向かおうとするけれども、100ページ程紙数が足りない感じで物語りは急ぎに急いで終わりを迎えさせる印象となってしまっている。
実に勿体ない。力作だし、著者本人ももっと書きたかっただろうことが分かる。その分だけ申し訳ないけど、★一つ減点ですね。でも、良い作品であることは太鼓判です。

主人公町田博史はIQ161以上の直観像記憶をもつ天才。しかし、生い立ちは不幸で、薬物中毒の母からは戸籍登録もされずに、十代半ばに警察へ捕まるまで戸籍も持たずに学校へも行けなかった。
人殺しの汚名を着て少年院の務めを終えた彼は、実社会に戻り、少年院教官内藤の知り合いの前原家を身元引受人として、大学にも通っていた。
元の町田の雇い主の室井は、密かに裏切り者の町田に憎悪し、次第に復讐の罠を締め付けていく。
その手駒には予想もしない人物も含まれていた。

一方、町田を含む大学の仲間で新会社を立ち上げ、発明家で変人の繁村の発明物を世の中に送り出すことに成功する。
しかし、その成功を刈り取るべく室井は、その手綱を締め、いよいよ謎の組織とそこに関わる意外な人物たちが浮かび上がってくる。

それらに対抗して、町田もしっかりと次の手を打ち、一度負けても強い意志を持って、再度立ち上がる計画を練っていた。