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リンバロストの乙女 上(河出文庫)
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この著者の新着情報

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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/08/06
  • 出版社: 河出書房新社
  • レーベル: 河出文庫
  • サイズ:15cm/349p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-309-46399-5

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紙の本

リンバロストの乙女 上 (河出文庫)

著者 G.ポーター (著),村岡 花子 (訳)

リンバロストの美しい森の端に住む、優しく賢い少女エルノラ。実の母親に無慈悲で理不尽な仕打ちをうけながらも、虫の収集で学費を稼ぎ、町の学校に通うことを決意する。翻訳者・村岡...

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リンバロストの乙女 上 (河出文庫)

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商品説明

リンバロストの美しい森の端に住む、優しく賢い少女エルノラ。実の母親に無慈悲で理不尽な仕打ちをうけながらも、虫の収集で学費を稼ぎ、町の学校に通うことを決意する。翻訳者・村岡花子が、「アン」シリーズとともに愛した永遠の名著。村岡花子がこの作品との出会いを綴ったエッセイ「夏のおもいで」を特別収録。【「BOOK」データベースの商品解説】

リンバロストの美しい森の端に住む、優しく賢い少女エルノラ。実の母親に無慈悲で理不尽な仕打ちをうけながらも、虫の収集で学費を稼ぎ、町の学校に通うことを決意する。訳者・村岡花子のエッセイも収録。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

G.ポーター

略歴
1863-1924。米作家、博物学者。インディアナ州生。1886年、リンバロストの沼地のあるジュニーヴァへ移住、雑誌への寄稿を開始。初小説『そばかすの少年』(1904)と続篇の本書が大ベストセラーに。

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みんなのレビュー8件

みんなの評価3.9

評価内訳

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  • 星 1 (0件)

紙の本

知らなかった

2015/02/23 13:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆりりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

いろいろな世代、いろいろな立場から楽しめる小説です。
私は50代なので主人公の母親の感情の濃さに目が奪われました。
背景も美しく何度も楽しめる立場の違いもよく描かれていて飽きません。
長い間廃刊だったものだそうですが、私は初めて手にしました。
少女小説というジャンルに入るのでしょうか?
赤毛のアン等に興味のある方は一読をお勧めします。

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2014/10/13 17:46

投稿元:ブクログ

村岡花子訳で登場。母の棚から借りる(笑)

リンバロストの美しい森に住む、貧しいが優しく聡明な少女エルノラ。
夫を亡くした痛みの癒えない冷徹な母、キャサリンとの暮らしは、彼女にとって決して幸福なものではなかった。

念願の高校に通うために、自力で蛾の収集と売買を行なうエルノラの気品にも魅了される。

しかし、同じくらいチャーミングなのが、酒乱の父に粗暴に扱われて育った少年ビリーだと思う。
シントン夫妻の元で育てられるようになってからは、ますます彼の可愛らしさが全開になっていていい。

上巻では、母と娘の隔たりが軸となり、そこで母の深い葛藤が描かれている。
単にエルノラが可哀想なだけではなく、キャサリンなりの不安や甘えも見えて、深い。
こんなに詰まっているのに、まだ上巻なのか、と思いつつ、下巻に行きたいと思う。

2014/08/28 13:02

投稿元:ブクログ

少女の頃、何度も繰り返し読みました。
懐かしいです。
今になって、きれいな新刊で、しかも村岡花子の訳で読めるなんて、朝ドラ効果に感謝します。

今読んでみると、母親がちゃんと娘を愛してるんだと分かる描写がそこかしこに或る。
母親も頑固ですが、娘もたいがいだと思う。
『うちはお金無い!』と言われたら、学校は諦める子だっていると思います。
そこを押しとおす根性がすごい。
しかも、自分でお金稼いで。
そして、いい意味で“分をわきまえる”事をせず、ブルジョワジーなお友達と、遊びも着る物も引けを取らないようにと頑張るのだから、我の強さは筋金入りだと思う。

母は母で、16年も、間違った思い込みで(知らないというのは恐ろしい事です)娘を恨み、その心が時とともに解けることもなかったというのもすごい事。
秘密を知ったとたんの手のひら返しっぷりも。

シントン夫妻や、鳥のおばさんががいい人過ぎて、それが救いでした。

2014/08/17 16:56

投稿元:ブクログ

(上下巻まとめて記す)
角川のマイディア文庫で学生時代に買ったものが手元にあるが、今回の河出書房文庫版はあとがきが梨木香歩さんだというので思わず入手。カバーイラストも梨木さんの作品でお馴染みの早川司寿乃さんのさわやかな装画。
20年前に読んで自然の恵みを活かして人生を切り開いていく主人公に感銘を受けておもしろかったという記憶だけはあったが、細かい筋は忘れていた。今回読みなおして、努力家で前向きで賢くやさしく美しい主人公の少女と対を成すような、ワケありで変わり者の母親の存在がひじょうに大きいと発見した。この母と娘の緊張感ある関係は身に覚えがあるというか普遍的な気がする。また主人公の成長を陰日向に見守ってきた善良な隣人夫婦と母親の価値観の対比も興味深いと思った。
前半の山場はそんな母と娘の和解で、後半の山場は許嫁のある好青年との関係をいかに丸くおさめるかだが、主人公が当時の倫理観と母親の心の傷に最大限気を遣って、賢さと慎み深さと誠意と犠牲的精神とで立ちまわり恋敵の再生と幸せさえ約束して大団円に終わるのを読みつつ、道ならぬ恋で苦しんだ村岡花子はこの物語をどんな気持ちで訳したのだろうと思いやらずにいられない。
脇役として登場する「そばかす」とエンジェルの物語のほうがちっとも思い出せず、光文社古典新訳文庫のほうに入ったという『そばかすの少年』(あるいは角川マイディア文庫の村岡訳が発掘できればそちら)を読みたくていてもたってもいられない気分。
キーアイテムのひとつとしてバイオリン(音楽)がでてくるというのはすっかり忘れていたが、「自然が先生」という文脈の中での使われかたはすてきだった。

2015/01/11 21:04

投稿元:ブクログ

1909年に出版されたアメリカ小説。女性作家ジーンポーターは生物学者としても優れていたが、この小説は彼女ならではの作品となっている。
(ネタバレ)
主人公エルノアは虫愛ずる姫君。蛾の収集オタク。シングルマザーに育てられるが、その母親が鬼母。愛する夫をなくしたことから立ち直れず、娘を可愛がれない。ドのつくケチで娘にお金を使いたくない。エルノアは高校に行きたいがお金がないので、インデアンの遺跡や蛾の収集でお金を稼いで、けなげに生きる。
最初はボロを纏って髪の毛も洗わず、クラスメイトに軽蔑されていたが、自分で稼いだ金で近所の人に服を縫って貰い、ついにはみんなの人気者に。
沼で溺れかけている夫を助けようとした時に産気づいたらことがきっかけで娘を恨んでいた母親は、夫が浮気をしていたことを知って急に娘に対する態度を改める。そして一緒に虫の収集を手伝うようになる。さらに虫の収集で知り合った金持ちのイケメンと最後はめでたしめでたしとなる。

このストーリーには突っ込みどころがいっぱいある。
美しい主人公は「蛾の収集オタク」。
自然愛好家でナチュラリスト。知識も豊富だ。でも知識をひけらかすし、思ったことをはっきり言う。
次に動物虐待のシーンが時々ある。二匹の猫の足を縛ってぶら下げる子供や、犬にいたーをかぶせて乗る場面など。いたずらっ子にさせるにしては残酷だ。

当時のアメリカ社会や価値観がよくわかって面白い。「ありえない」とわめきながら読むと楽しい。

2014/12/23 16:04

投稿元:ブクログ

昔、何かでタイトルを見て読みたくてたまらなかった小説。
いいですよねこの『リンバロストの乙女』って邦題。
イメージ的には表紙のまんまです。

が、可憐な乙女は虫を集めてました…。
そりゃまぁ、日本には『虫愛づる姫君』という超ぶっとんだヒロインが千年前にいましたけどね。
この可憐な乙女はそれをドレスやら教科書代に替えるわけです。
たくましすぎる可憐なヒロイン。
父親の死のせいで、娘に対しひどい仕打ちをする母親。
シンデレラの継母なんか尻尾まいて逃げ出すような行状です。
周囲はそんな母親に怒り乙女をかばいますが、ヒロインは自力で何とかしようと努力を重ねます。
そしてまぁ母親が心を入れ替えるんですけ・ど・ね

ちょーまて、手のひら返しすぎじゃないっすか!
かーちゃん!

いっそすがすがしいまでの愛憎の配分の逆転に口空きました。

面白かったけど……私の憧れはこっぱみじんに砕かれましたとさ

2015/10/25 10:54

投稿元:ブクログ

美しい少女のエルノラが高校に入学するところから始まる。
入学する、しかし母はお金は一切出さない。
前半は母との戦いで、母がお金を出さないので自分で稼がないといけない。
エルノラはそんな状況にも負けず、近所のおじさん、おばさん、鳥のおばさんの協力を得、同級生に囲まれながら成績優秀で卒業する。

前半は赤毛のアンとシンデレラを掛け合わせて割ったみたいと思ってしまう。

2014/08/06 10:43

投稿元:ブクログ

美しいリンバロストの森の端に住む、少女エルノラ。冷徹な母親に阻まれながらも進学を決めたエルノラは、蛾を採取して学費を稼ぐ。名翻訳者・村岡花子が「アン」シリーズとともに愛した永遠の名著。

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