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「健康第一」は間違っている(筑摩選書)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 11件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/08/07
  • 出版社: 筑摩書房
  • レーベル: 筑摩選書
  • サイズ:19cm/286p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-480-01605-8
  • 国内送料無料

紙の本

「健康第一」は間違っている (筑摩選書)

著者 名郷 直樹 (著)

健康より大切なものはないのか。巷にあふれる健康情報や様々な医療データを精査し、おもに生活習慣病の治療と予防について根本から問いなおす。世界一の長寿国・日本の現実を見据えた...

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「健康第一」は間違っている (筑摩選書)

1,728(税込)

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商品説明

健康より大切なものはないのか。巷にあふれる健康情報や様々な医療データを精査し、おもに生活習慣病の治療と予防について根本から問いなおす。世界一の長寿国・日本の現実を見据えた、ラディカルな医療論。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

名郷 直樹

略歴
〈名郷直樹〉1961年名古屋生まれ。自治医科大学卒業。武蔵国分寺公園クリニック院長。地域家庭医療センター長。著書に「後悔したくなければ「医者のいいなり」はやめなさい」など。

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みんなのレビュー11件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (7件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

たまには、こういう本を

2015/12/03 07:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:いち映画ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者は科学ジャーナリストであり、科学全般を俯瞰出来るような立場にいる人物です。

その著者が『科学の世界は英語が中心である』と指摘しつつ、
『英語的表現が科学的探求に重要だとは言えない』と主張する。
むしろ『日本人が日本語で科学的に探究できる事が、科学的な探求を深める事が出来る』と、
提起しているのが、この本の特徴です。

そして『それを証明する事は不可能に近い事である』とも正直に認めてもいる。

証明できない事を、証明しようとしている姿勢を見せる点に、
著者の誠実さと真剣さが見て取れるところでもある。

列挙されている事象は、外因的要因に過ぎない。


その例として
英語レベルが高い韓国からノーベル賞学者が出ていない。

それに対し日本は毎年のようにノーベル賞を受賞している、という事実。

母国語で科学的な探求をしている国は世界的にごく少数。その中に日本があるという事実。

歴史的にみて
明治の時代に科学的な探求が進んでいた外国文献を理解する為に
日本がしたのは日本語に写しかえて、全く未知なる分野を
日本人が日本語で考えるようにした事ではないか、と主張している。

その一例として

スペクトロスコピーと言う学問があるそうだ。
日本では、これを「分光学」と呼ぶ。

「では、スペクトロスコピーとは、英語でどういうニュアンスのだろうか。これはスペクトルの測定研究という意味であり、正面に出ているスペクトルの方の意味が強く、それを導く道具のプリズムや回折格子の意味は、言葉という点では奥に隠されている。これに対し、日本語の「分光学」では逆で、分光=光を分けるという行為ないし方法論だけに特化して、この学問の本質を述語として明示しているわけだ」(P 207)

そのような記述に満ちている本である。

自分の問題意識に置き換えるなら、
日本語の、その表現の豊かは
気付いているところでもありました。

YOUに対してさえ
「貴女(貴方)」「きみ」「おたく様」「おまえ」「きさま」「てめえ」「おい」…

日本語の豊かさが
事象に対する見方の多面性を見せ、
多角的に探究できる条件になっているような
気がする。
この点についても本著作は触れています。

「面白い」とは知らない事を知り、
新しい知識を得る事に近い、
と思っている。

この本は、実に面白い本でした。

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2014/09/28 11:04

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2014/10/13 00:18

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2015/06/20 20:42

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2015/02/20 13:53

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2014/12/31 21:32

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2017/03/15 15:15

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2015/01/01 15:50

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2014/10/23 19:03

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2014/12/07 16:55

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2017/01/04 20:55

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