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離陸
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/09/11
  • 出版社: 文藝春秋
  • サイズ:20cm/411p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-390122-0
  • 国内送料無料

紙の本

離陸

著者 絲山 秋子 (著)

「女優を探してほしい」。突如訪ねて来た不気味な黒人イルベールの言葉により、“ぼく”の平凡な人生は大きく動き始める。イスラエル映画に、戦間期のパリに…時空と場所を超えて足跡...

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商品説明

「女優を探してほしい」。突如訪ねて来た不気味な黒人イルベールの言葉により、“ぼく”の平凡な人生は大きく動き始める。イスラエル映画に、戦間期のパリに…時空と場所を超えて足跡を残す“女優”とは何者なのか?謎めいた追跡の旅。そして親しき者たちの死。“ぼく”はやがて寄る辺なき生の核心へと迫っていく―人生を襲う不意打ちの死と向き合った傑作長篇。【「BOOK」データベースの商品解説】

謎の暗号文書に導かれて「女優」を探すうち、主人公は幾つもの大切な命を失っていく−。人生を襲う不意打ちの死と向き合い、透徹した目で寄る辺なき生を見つめた長篇小説。『文學界』掲載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】

生命の「離陸」を描いた新境地長篇

謎の暗号文書に導かれて「女優」を探すうち、主人公は幾つもの大切な命を失っていく。透徹した目で寄る辺なき生を見つめた感動作。【商品解説】

著者紹介

絲山 秋子

略歴
〈絲山秋子〉早稲田大学政治経済学部経済学科卒。「イッツ・オンリー・トーク」で文學界新人賞を受賞し小説家デビュー。「袋小路の男」で川端康成文学賞、「沖で待つ」で芥川賞を受賞。

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みんなのレビュー51件

みんなの評価4.0

評価内訳

電子書籍

漂う喪失感

2016/10/14 07:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:プロビデンス - この投稿者のレビュー一覧を見る

初めから終わりまで、喪失感が漂い続けている物語。それでも、ほんの少しだけ、歩き続けようと思える希望の光もある。物語の時間軸の設定が面白いとおもった。

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紙の本

最高傑作

2015/11/19 06:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ほし☆ - この投稿者のレビュー一覧を見る

絲山秋子の最高傑作。謎は謎のまま終わるのだが、それが消化不良にはならず、心地よい余韻を残している。作家本人は、あとがきで「自分は短編書き」と書いているが、私はこれからも長編を読みたい。

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紙の本

誰もが離陸を待っている

2016/02/12 08:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:更夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「絲山秋子の書く女スパイ物が読みたい」と雑誌で伊坂幸太郎さんが言われたとか。
構想10年という長い時間をかけて、短編、中編がメインだった絲山作品で初の長編です。
絲山秋子さんは、なんといってもご自身が日本中を赴任する仕事をずっとされていて、仕事を描かせると右に出る者はいない、という点は相変わらずでした。
ただし、今回の主人公は国交省の役人です。土木建築を専攻して、国交省に入省した弘(ひろむ)
霞が関の事務よりも、ダムなどの現場仕事を希望してその希望が通って矢木沢ダムで働くことに。
その辺が、村上春樹風と言われるのと大きく違っていると思います。

 舞台となるのも、今現在、絲山さんがお住まいの群馬県の矢木沢ダムから始まって、フランスのパリ、九州、熊本県。そしてキーとなる五島列島。
九州は絲山さんが実際、赴任していた土地で『逃亡くそたわけ』と同じようにまるで九州の地図を見ているかのように描き出します。それは、滞在したことのあるフランスのパリも同様。

 「ぼく」こと弘は、乃緒(のお)という女性と付き合っていましたが、乃緒の心変わりで別れて以来、当然ながらつきあいはありません。
弘はユネスコの仕事で、フランスのパリに転勤になりますが、そこで乃緒の息子だという「ブツゾウ」という少年とその養い親、イルベールと親しくなります。
乃緒は息子を置いて失踪して以来、行方が分からない。元恋人の弘が居場所を知っているのではないか、とイルベールは問うのですが、弘は何も知らない。

 そこから、乃緒をめぐる不思議な物語と、フランスですごす弘がリシューという女性と出合う物語が平行します。
乃緒に関しては最初から最後まですっきりとはわかりませんが、弘は公務員という仕事をこなしながらも、妹の茜の助けなどもかりながら、謎を解こうとします。

 人は、皆、チケットを持って搭乗を待っていて、離陸するということは、死を意味し、人である以上死は100%逃れられない・・・弘はつくづくそのことを実感する。
しかし、離陸はまた別の地へ向かう着陸が必ずあるのです。

 物語は活劇的にわかりやすくないし、謎は謎のままの部分もあります。
絲山秋子さんは、どちらかというと純文学方面の力が強いので(芥川賞作家)なにもかも解決、すっきりは望めません。
ただ、大切な人に囲まれ、そして時に失う・・・幸福と不幸がキーワードになっていますが、何を持って幸福と呼ぶのか、何も言わず去って、離陸してしまった方がよい場合もあるのではないか、と反面、何も知らされず離陸されてしまった身内や家族の苦い思いといった余韻を残します。

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2014/10/19 18:41

投稿元:ブクログ

+++
「女優を探してほしい」。突如訪ねて来た不気味な黒人イルベールの言葉により、“ぼく”の平凡な人生は大きく動き始める。イスラエル映画に、戦間期のパリに…時空と場所を超えて足跡を残す“女優”とは何者なのか?謎めいた追跡の旅。そして親しき者たちの死。“ぼく”はやがて寄る辺なき生の核心へと迫っていく―人生を襲う不意打ちの死と向き合った傑作長篇。
+++

初めは、中央よりも現場が好きな国交省の若手キャリア・佐藤弘(ひろむ)とダムの話しだと思って読み進むと、いきなりイルベールという黒人が現れ、女優の行方を知らないかと問われる。どうやら女優とは、佐藤が昔つき合っていた乃緒という女性のことらしい。イルベールは、乃緒の息子を預かり、父親役をやっているという。調べてみると、乃緒らしい女はイスラエルの映画に出ていたり、戦中のパリで怪しい仲介人をしていたりと、なにやら得体がしれない。ダムの仕事をしながら、喜んだり悲しんだり、しあわせを感じたり、日常に倦んだりという現実的な物語だとばかり思っていたら、いきなり時空を超えて連れ去られたような浮遊感にとらわれる。確実に生きるとはどういうことか。死んでいくとはどういうことか。すっきりと真相が判ったわけではないが、なんとなく納得させられるものがある。人はいつでも移動中なのかもしれないと思わされる一冊でもある。

2015/03/08 14:02

投稿元:ブクログ

謎の暗号文書に導かれて「女優」を探すうち、主人公は幾つもの大切な命を失っていく-。人生を襲う不意打ちの死と向き合い、透徹した目で寄る辺なき生を見つめた長篇小説。『文學界』掲載を書籍化。

ダムの現場を希望した国交省の土木技術者。突然、彼女(のう)から別れを告げられた。冬の山ごもり、黒人フランス人(イルベール)がやってきて、彼女の行方を探していた。フランスで彼女の娘を預かっている。「母の病気で帰国」と言い残し、1週刊の約束で預かった。五島の母親はすでに死亡。
彼女の悪い知り合いは獄中。
ダム勤務から突然、フランスのユネスコに出向。
盲の妹が東京の大学から三重大に進路変更。

フランスで知り合ったフランス人と結婚

元カノの写真が1940代の本に掲載。
暗号はローマ字の逆なので日本人がからんでいる

元カノの息子ブツゾウは、黒人フランス人と父の故郷の島へ旅行

妻の友人フランス人が刺されて死ぬ。
犯人はブツゾウの実父

フランス駐在を終了し、フランス人妻と霞ヶ関へ。
熊本に転勤。妻が妊娠。フランスに一時帰国。脳卒中で急死。
黒人フランス人は癌で死ぬ。

元カノが熊本の居酒屋にいた。見失うが病院で発見。
記憶喪失。何も反応しない。妹の茜の点字に反応。
はい いいえ わからない
で質問に答える

10才になったブツゾウが日本にくる。
途中でいなくなると実母の故郷、五島にいた

実母の点字を見ると、ブツゾウがドミノだ!
母が故郷の祖母又母から点字の手紙がきていた。

フランスにいる間に東北大震災
ダムで一緒だった若者が失踪。
旅先の福島で働いていた
福岡で会う

国交省は退職し、フェリー会社に就職

盲の妹、茜は30才

自分も再婚はしていない

元カノは、フランスで暗号をつくったタケイ氏の寺へ

2015/01/26 15:38

投稿元:ブクログ

なんだ!長編書けるじゃないか!しかも群馬を抜け出してパリを舞台にして~僕,佐藤弘は東大を出て国交省に勤めているが,まだ越冬隊が存在していた時分に独立行政法人に出向し矢木沢で黒人の訪問者・イルベールを厳寒期に迎えた。女優探しの最中だという。女優とは大学時代に堀内の紹介で付き合った乃緒という女だが,息子を残して失踪しているのだという。友人のフェリックスもフランスの海外県カリブ海のマルティニークの出身だ。堀内から乃緒の情報を引き出す内に,国交省からユネスコ本部に出向という話が舞い込む。リュシーという電気技師と知り合い,ギョームという勤労学生とも友達になったが,乃緒の息子・仏造とも親しくなった。日本では震災が起こったが,15年下の眼に障害を持つ妹・茜は四日市からやってきて,物造ともイルベールとも親しくなった。イルベールは古物商から10ユーロで買い取った1950年代の書の謎を解けと佐藤に押しつけるが,それはローマ字書きした日本語を暗号化した「未来から来たと自称するマダム・アレゴリの記録」というサミュエルという人物が書いたもので,1930年代に乃緒はパリでユダヤ人をアメリカに逃がす仕事をエジプトから来てやってる様子だ。誰かに狙われているという不安を抱えたギョームが連続殺傷事件の4人の被害者になって,リシューは落ち込むが,やがて休暇を利用した日本旅行にも従った。帰国中,イルベールからの電話でギョームを殺害した犯人が,サミュエルという老古物商を殺して逮捕されたという。仏造を育てているイルベールの元の職業は陸軍の参謀で,結腸に癌が見つかって手術するという。仏造を預けたいという見通しは暗いの断った。佐藤は帰国し目黒の官舎でリュシーと暮らし始めるが,慣れない仕事にストレスが貯まる。熊本八代の国道事務所勤務では,リュシーが田舎暮らしにストレスを溜める中,イルベールが入院先で死亡したことを本人の手紙で知らされる。震災時から失恋が元で失踪していた須藤が会津からメールを寄越し,古川侘景という坊主に世話になっていたと妻が妊娠の報告をするため帰国する妻を送りに来た博多で聞いた佐藤は,実家のリュシーが急死した。自棄を起こして八代の飲み屋街を彷徨き,貞方乃緒を見掛けたが,次の連絡は衰弱して金しか認識できない入院先の病院からだった。盲学校の先生になる茜の点字だけに反応する。ブツゾウが母親に会うために来日して,福岡で逃げられたが,別ルートで五島の福江島で追いついた。ブツゾウのことはうっすら判るらしい…~さてSF路線なのか,怪し話路線なのか,終盤まで判らない。予想は,考えても判らない怪しい不思議の物語。当たりかな? 過去形で書いているので,何時書いている想定かと思ったが2025年とは!! 珍しい単行本での後書きで彼女は「女スパイもの」「つくづく短編書き」って書いているが,この本って女スパイものだったの?

2014/10/12 08:56

投稿元:ブクログ

盛り沢山。

スパイ小説…?乃緒の諜報活動はすっ飛ばしてしまった。

登場人物が全員魅力的。

2015/05/21 07:19

投稿元:ブクログ

謎の暗号文書に導かれて「女優」を探すうち、主人公は幾つもの大切な命を失っていく-。人生を襲う不意打ちの死と向き合い、透徹した目で寄る辺なき生を見つめた長篇小説。『文學界』掲載を書籍化。

一気に読み終えた。
最後が少し消化不良。

2015/07/30 17:07

投稿元:ブクログ

読み終えて本を閉じて、ふーっと大きなため息が出ました。『離陸』ってそういう意味なのね。みんな滑走路に向けた渋滞の列にいる。そのとおり。でも、やっぱりそれって怖いな。受け入れるしかないけど受け入れたくないな。
もやもやは残りますが、なんとも言えない余韻が残る、読みごたえのある本でした。

2015/05/05 04:48

投稿元:ブクログ

なんだかとても不思議な感じ。ストーリーはよく呑み込めなかった。けれど、ぐっとくるところがある。茜さんの強さが印象に残る。

2015/01/11 15:14

投稿元:ブクログ

とてつもない作品ということは間違いない。
初めは色彩豊かだったのに段々と色が薄まり(褪せるのではなく)気が付くと表紙のような静謐な世界にいた。
逸脱を繰り返すミステリアスな展開はリアリティが根底にあり揺るぎない。焦らない。慌てない。惑わない。
離陸を待つだけのではなく離陸する時から来るのだ。

2014/11/14 21:39

投稿元:ブクログ

久々の絲山さん。力作でした。
自分が、大好きで今年は通いつめた利根川から
物語は始まり、パリそして八代。会津も。
はたまた時空を越えて。
喪失におののきながら過ごすこと。

共感持って ゆっくりと
でもあきさせずにひかれながら
伴走できる物語でした。

2016/03/28 20:54

投稿元:ブクログ

突如職場のダムに現れたイルベールという謎の黒人。かれは何故か主人公の元恋人を知っていて、彼女を探して欲しいと依頼をしてくる。
謎は解けるようで解けない。喪失だけが積み重なる。この不可思議な設定と、大切な人の喪失という小説のテーマとして普遍的な要素がこんなにシンプルに交錯するなんて。絲山さんは圧倒的に短編のほうが好きなんだけど、この作品の文体はすごく心地よかった。よくよく考えれば悲しいだけの物語なのに、どことなく澄み切った雰囲気が漂っていた。

2017/05/21 22:59

投稿元:ブクログ

主人公が受け身で、目的地がわからないまま物語は低空飛行する。特に盛り上がりもなく最後は不時着した感じ。「ぼくらは滑走路に行列をつくって並んでいる。生きている者は皆、離陸を待っているのだ」

2015/02/28 09:24

投稿元:ブクログ

絲山秋子氏らしい、そこはかとない寂しさが漂う。けれど、一方で絲山秋子氏らしくない、ゆとりのなさ、あるいは心理的な広がりのなさをもった主人公。絲山氏の小説での主人公たちは、切迫しているのだけれど、どこか一方で心の逃げ場所を持っているというか、どうでもいいやと諦めたような感じがあるのだけれど、本編の主人公はそれが感じられない。1→2→3→4と順番を追って心が動いていくような。2の次は3しかこない、そういう限定された感じが漂う。読んでいて、この点が絲山秋子氏作品を読んでいる感じがしない要因だと思った。長編、だからだろうか?