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韓非子(角川ソフィア文庫)

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文庫

紙の本

韓非子 (角川ソフィア文庫 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典)

著者 西川 靖二 (著)

韓非子 (角川ソフィア文庫 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典)

734(税込)

韓非子 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典

562(税込)

韓非子 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典

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評価内訳

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紙の本

入門編

2015/11/04 21:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しましま - この投稿者のレビュー一覧を見る

このシリーズ、日本の古典と中国の古典はほぼ揃えてます。部分抜粋ですが、読み下し文と訳文と解説と原文が並んでいて、入門編にはよいと思います。そうか、「矛盾」の出典はここだったか、というレベルの私でもわかりやすく読めました。

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2006/09/29 21:48

投稿元:ブクログ

韓非子っていう人のことをほとんど知らなかったのですごく興味深く読めました.以下メモ.韓非子・・・韓の国の公子.法家.儒家の旬子に教えを受ける.同じく旬子に教えを受け秦に遣えた李斯(リシ)によって秦に呼ばれ,その才覚のため殺されてしまう.[2006.09.28.]

2008/05/02 08:20

投稿元:ブクログ

20/5/1
英明な君主が臣下を養う場合、臣下は官職の職域を越えて業績を得ることが許されず、言葉を陳べて業績がその言葉に合致しないことも許されない。

七術
1>いろいろな人の言行を照らし合わせてみる
2>必罰をもって威厳を明らかにする
3>信賞をもって能力を尽くさせる
4>いちいち臣下の言を聴き、その結果が言に一致することを求める
5>故意に疑わしい命令を出したり、逆の命令を出したりして臣下を惑わせる
6>知っていることを知らないふりをして臣下に尋ねてみる
7>誉めるべきものを反対に謗ったり、憎む相手を可愛がったりする

平均的人間のための支配の術>それが法家韓非の関心

【利」こそが道徳や倫理よりももっと根元てきなところで人間の行動を決めていることになります。

社会は時間と共に変化します。>これが韓非の歴史観>守株>まちぼうけ

大体>老子に通ずる

2008/03/17 22:33

投稿元:ブクログ

卒論が無事終わり久しぶりの更新

今回は韓非子です。

一言でいうならドライ

でもそのドライは単に冷たいという意味ではなく、次から次へと覇権が変わる時代において生き残るための術とも言える。たとえ、妻子であっても隙を見せてはいけない。

また王に使える者として、どのように進言をすべきか、その仕方によっては自らの命を失うこともある。

孔子のように徳による政治ではなく法と術による政治を説いた韓非子には好き嫌いがあるかもしれないが、心得ておくべきと思うことが多々あった。

これは自分の勝手な解釈だが、日本人(内資)に受けるのが、孔子なら外国(外資)に受けるのは韓非子かもしれない。

面白いと思ったのは、マルサスの人口論のような内容を韓非子も言っている点だ。2000年以上も前にこの内容を説いたことはすごいといえる。

マキャベリの君主論は王としての立場から書かれたものだが、この韓非子と同じにおいを感じる。

矛盾や守株などのエピソードのもとも、この韓非子にあります。

2010/03/10 13:34

投稿元:ブクログ

覇権争いの真っただ中での出世学?
社長になった時もう一度読みたいなぁ・・・。
韓非子の入門書的な感じですので初めての人にはおススメ!
わかり易いです。

2015/07/15 10:26

投稿元:ブクログ

末世の低級な王の無理解や家臣の専横を批判することの危険を膚に感じながら、己の主張を展開した韓非の姿や思想を、原典に触れつつわかりやすく描いている。法家思想といえば、一般の人々を法に厳しく従わせるようなイメージが強いが、実はその厳しさの矛先は、まずは君主に近い家臣たちが君主の権力を私物化しようとすることに向けられていたという。そしてまた法治主義は、聖人でない普通の君主が普通の人々をうまく治めるにはどうしたらよいか、という現実的な問いに答えるものとして説かれているという。人間の性質を善悪でなく功利でとらえる立場に立つ韓非子の思想は、思っていたより単純ではなかった。

2014/02/06 00:15

投稿元:ブクログ

○この本を一言で表すと?
 韓非子の内容が軽めの内容である程度理解できるようになる本


○面白かったこと・考えたこと
・韓非子がマキャベリ以上にマキャベリズムだという話を聞いたことがありましたが、マキャベリの君主論と読み較べてみて、より率直に功利的な内容を述べているのは確かに韓非子の方だと思いました。ただ、述べている内容の階層やレベル感が違うので、一概に比較できないような気もしました。

・秦の宰相になった李斯が韓非子を陥れた話は知っていましたが、李斯と韓非子が共に荀子の門人であったことは初めて知りました。

・信じられること、信じられないことの境目が行動や徳ではなく、美醜や関係の遠近であったり気に入るか気に入らないかであったりというのは、身も蓋もないですが「人間」を直視しているなと思いました。苦言を呈する者が嫌われること、君主の周りの重臣はほとんど甘言を用いて君主に気に入られた者たちであることなど、通常発生するパワーバランスと、それに対抗する法術の士の不利な立ち位置は、かなりの苦難の道だなと思いました。よほどコミットしていないと選べない道だと思います。(第一章 孤独な思想家―法術の士―)

・君主が臣下を操るための「術」と国家や人民を治めるための「法」が両輪であり、片側だけでは失敗するということを、ある程度成功を収めた後に失敗した申不害と商鞅を例に出して説明しているのはうまいなと思いました。二柄(刑と徳)のどちらかを手放した君主が滅びるというのは、両者が政治を継続的に治めていくために必要であることを鋭くついているなと思いました。地位や権勢があれば愚か者が賢人を服することもできるという「勢」の考え方はこれも身も蓋もないですが、ごもっともだと思いました。尭舜のようなずば抜けて優れている君主や、桀紂のようなずば抜けて劣った君主を例に出して物事を語るのではなく、普通の君主がどのように国を治めるかということを論じるべきという観点は、冷静でその通りだと思えました。(第二章 支配の技術―「法」と「術」と「勢」―)

・人間が欲望によって動く存在と考え、親孝行の息子でも立場として親が邪魔になれば害するようになるというこれまた身も蓋もない例えを出していますが、この利害関係を軸とした透徹した考え方は一理あるなと思いました。韓非子が人口の増加と生産量の増加は比例せず、後世における物資の不足が著しくなるというマルサスの「人口論」のような結論に至っているのはすごいなと思いました。昔が優れていて乱なく治まり、現代(韓非子の時代)は劣っていて乱れるというのではなく、貧富の格差ができたゆえに乱れているのであって優劣の問題ではなく、それは競争によって改善されるとしているのは西洋の初期の経済学を千年以上も先取りしているような話だと思いました。(第三章 人間の分析―人間観と世界観―)

2013/10/27 22:38

投稿元:ブクログ

絶大な権力を持つがゆえに命を狙われる君主が、いかに臣下をうまく制御するかを述べた法家思想の書。キーワードは「法」「術」そして「利」。

2014/09/29 07:49

投稿元:ブクログ

なんという人間不信、なんという冷徹さ。「矛盾」も「守株」もここまで重い話だったとは。
善悪に意味は無くただ「利」を説く姿勢はとても2200年前の古典には見えない。ただ、「大体篇」に読み取れる黄老思想は、血みどろの現実に疲れた韓非が見た一縷の理想だったのかと思うと、「100分de名著」老子の回でのドリアン助川氏よろしく、つい韓非の肩をたたいて「あんたも大変だったんだね。まあ、一杯どうだい」と声を掛けたくなる。
今回はダイジェスト版だったので、次は岩波文庫で全巻読みたい。

2016/08/10 17:54

投稿元:ブクログ

岩波文庫の韓非子4冊を 漏れなく読むより、この本を 4回 読んだ方が 人生にプラスだと思う。とても いい本

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