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人体の物語 解剖学から見たヒトの不思議

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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/08/22
  • 出版社: 早川書房
  • サイズ:20cm/405p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-15-209476-6

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紙の本

人体の物語 解剖学から見たヒトの不思議

著者 ヒュー・オールダシー=ウィリアムズ (著),松井 信彦 (訳)

人体とは、ヒトにとっては最も身近でありながら、その働きに最も疎い、「未踏の地」である。人体をテーマに、専門文献や絵画、文学などの引用を駆使し、ドライなユーモアとウィットを...

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人体の物語 解剖学から見たヒトの不思議

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商品説明

人体とは、ヒトにとっては最も身近でありながら、その働きに最も疎い、「未踏の地」である。人体をテーマに、専門文献や絵画、文学などの引用を駆使し、ドライなユーモアとウィットを盛り込んで科学的な事柄を解説する。【「TRC MARC」の商品解説】

人体とは私たちに最も身近な精密機械であり、征服すべき最後のフロンティアであり、読んで楽しく有益な書物でもある。『元素をめぐる美と驚き』で化学世界へ誘った、名キュレーターの解剖学案内【商品解説】

著者紹介

ヒュー・オールダシー=ウィリアムズ

略歴
〈ヒュー・オールダシー=ウィリアムズ〉1959年ロンドン生まれ。ケンブリッジ大学で自然科学を学ぶ。科学のほかデザイン、建築分野を扱うジャーナリスト。著書に「元素をめぐる美と驚き」など。

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評価内訳

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2015/04/19 22:06

投稿元:ブクログ

17世紀の人体解剖は劇場で見物料を取って行われたという(そういえば、手術室のことを英語で "operating theater" と言うのだった)。MRIやらCTスキャンに慣れてしまった身からすれば忘れがちなことだが、自分の皮膚の内側の様子を伺うことに伴う興奮は、当時の人々でなくとも見世物として機能するに充分だということだろう。「我々は自分の体の内部を実はよく知らない」と言う当然の事実を、本書は改めて再認識させてくれる。薀蓄満載の本書だが、やや口調が衒学的でのめり込むことが出来なかった。

2014/10/19 15:49

投稿元:ブクログ

日本経済新聞社


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人体の物語 H・A=ウィリアムズ著 身体と向き合った文化の歩み
2014/10/19付日本経済新聞 朝刊

 実体が完全には分かっていない人間の身体は、いまでも「小宇宙」などと称される。科学ライターのかたわら博物館の展示企画も手がける著者が、ルネサンス以降の絵画や文学作品を引き合いに、身体に向き合ってきた人間の歴史をつづる。日常的な言葉によるユーモラスな語り口で、素朴な疑問を取り上げていく。







 16世紀の宗教改革や技術革新を背景に、欧州で本格的な解剖学が始動。人体解剖は当時、ショーとして執り行われた。「解剖劇場」の文字が刻まれた建造物も現存しているという。入場料は演劇よりも高額で、音楽が奏でられ、料理やワインを楽しみながら見物したというから驚きだ。


 閉ざされていた人体への関心が一気に噴き出し、医学の進歩だけでなく文化面での受容も進んでいく。「シェイクスピアが作家として活動していた頃、人体に対する私たちの理解の進展が重大な局面を迎えていた」。例えば「ヴェニスの商人」では「肉」を巡るやりとりが見せ場となり、「マクベス」では「血」がストーリーをつないでいる。


 「鼻を利かせる」「神経に障る」といった身体にかかわる慣用表現が言語を超えて通用する例や、心臓を表すハートマークが成立した経緯なども詳述。硬軟織り交ぜた豊富なエピソードで解剖学と文化の歩みを満喫できる。松井信彦訳。(早川書房・2600円)


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