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なぜ時代劇は滅びるのか(新潮新書)
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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 45件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/09/16
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮新書
  • サイズ:18cm/207p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-610586-9

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新書

紙の本

なぜ時代劇は滅びるのか (新潮新書)

著者 春日 太一 (著)

「水戸黄門」も終了し、もはや瀕死の時代劇。ヘタな役者、マンネリの演出、朝ドラ化する大河…。凋落を招いた“真犯人”は誰だ! 圧倒的な熱量で放つ、時代劇への鎮魂歌。『新潮45...

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なぜ時代劇は滅びるのか (新潮新書)

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商品説明

「水戸黄門」も終了し、もはや瀕死の時代劇。ヘタな役者、マンネリの演出、朝ドラ化する大河…。凋落を招いた“真犯人”は誰だ! 圧倒的な熱量で放つ、時代劇への鎮魂歌。『新潮45』『オール讀物』掲載を大幅加筆し再編集。【「TRC MARC」の商品解説】

本書は、時代劇への“檄文”である――。なぜ時代劇は、つまらなくなってしまったのか? 華も技量もない役者、マンネリの演出、朝ドラ化する大河……凋落を招いた“真犯人”は誰だ! 撮影所取材の集大成として、悲壮な決意で綴る時代劇への鎮魂歌。【商品解説】

著者紹介

春日 太一

略歴
〈春日太一〉1977年東京都生まれ。日本大学大学院博士後期課程修了(芸術学博士)。時代劇・映画史研究家。著書に「時代劇は死なず!」「天才勝新太郎」「仁義なき日本沈没」など。

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みんなのレビュー45件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

熱い想いのレクィエム

2014/12/18 19:27

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:愚犬転助 - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者の時代劇に対する思い入れがよく伝わってくるが、いくら熱く語っても、もはや流れを変えるのは至難だろう。現実には、時代劇はつづくだろう。でも、かつての緊張、迫力、興奮がなくなるだけだ。それって、演歌やプロレスが過去の栄光に戻れないのと同じだろう。いまのプロレスが少ない人的資源のなか、新たなスタイルを築いていくしかないように、時代劇も乏しい資本、人材から突破口を見いだしていくしかない。本書を読んで、突破口になろうという若者が出てくれば、凄い話なるが。
著者は悪役の不在を嘆くが、それは世界的傾向だろう。政治の世界でも、いまは毛沢東やスターリンらのいない時代、日本の政治家でも「妖怪」「黒幕」「フィクサー」と呼ばれる人たちはいない。プロレスでも、ブッチャーやシン、シークはいない。結局、ないものねだりになっている。
帯を見ると、毒舌をウリにしている本のようだ。ただ、それほど辛辣ではない。実名で批判されている人もいるが、しかたのないことだろう。「水戸黄門」のウラ話は、秀逸。スポンサーの力が時代劇を変えてしまったとは。
一つ釈然としないのは、著者の時代劇観。昔の時代劇は、そんなにレベルが高かったのだろうか。小生からすれば、「切腹」はくどいし、五社の切ったはったものは、最後が尻尾切れ。典型なのは、大河ドラマの評価。著者はかつての大河ドラマを高く評価するが、小生からすればデキの悪い歴史劇にすぎない。ステロタイプの革命児・織田信長、狸爺の徳川家康に1年間つきあいたいとは思わない。もっといえば、チャンバラがそんなにおもしろいの、騎馬武者の合戦がそんなに凄いの、ということ。戦場の主役は、弓と槍、歩兵なのに、なんかうわっすべりな時代劇と思う。
とはいえ、よくできた内容である。

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紙の本

時代劇ラブ

2014/10/18 09:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る

春日氏の時代劇への熱い思いが、ヒシヒシと伝わってくる本でした。また「どのようにしたら文化・芸能が廃れていくのか」という視点で読んでも、通用する本です。つまり、ファン層の高齢化(若い層のファン離れ)、現場力の弱体化、理解者の減少等のスパイラルにより衰退するのは、時代劇に限りません。

 内容は、時代劇の凋落と堕落について、その経緯から説き起こし、役者・監督・プロデューサー・大河ドラマ等の多角的な観点から分析しています。時代劇の衰退は、単なる「時代の波」だけでは、片付けられないようです。
 中でも、第3章の「役者がいない!」では、役者を実名でビシバシ斬っていて面白かったです。確かに、最近の大河ドラマや単発の時代劇を見ていて、現代劇と変わらない演技で、浮いている俳優が増えたと感じます。例えば、今春テレビ朝日で放映された「宮本武蔵」で、ボソボソ喋るキムタクが棒(刀?)を振り回しているだけの演技は、観るに堪えないほど酷かったです。即チャンネルを替えました。
 何も学ばず、役の作り込みもせずに、自然体で演じることが良いと考える、おバカな俳優が増えているとのこと。仲代達矢や役所広司をはじめ、錚々たる名優たちでさえも地道な努力をしている(112ページ)のに、最近の俳優たちの傲慢さや自惚れが分かります。本書で、酷い俳優の筆頭に挙げられたのが「岸谷五郎」です(113ページ)。逆に「岸谷梅安」を見てみたいと思いました。
 また、水戸黄門を打ち切りに追い込んだ戦犯たち、民放時代劇を破壊した戦犯プロデューサー、大河ドラマを駄目にした戦犯プロデューサー等々が、実名で糾弾されています。他にも、水戸黄門制作の特異性、無名塾立ち上げの経緯、名優たちがいかにして時代劇を学んだか等々、興味深い裏話が満載です。
 とにかく、面白いので、時代劇ファンではなくても、一読を勧めます。

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紙の本

愛ある忠言

2016/04/29 23:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る

時代劇が凋落した要因を語りつつ、それが止められなかったことへの悔しさが行間からにじみ出ている。最後の牙城大河ドラマを守るためにも、現場の努力と意識の変革が必要。我々視聴者もいいものを見分ける目を持つことが必要だと思う。

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紙の本

御し難い、時代の流れ

2015/11/02 11:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:takuya - この投稿者のレビュー一覧を見る

地上波からプロレス、プロ野球中継が消えたように、特定のジャンルがいつまでもあらゆる世代の方々を魅了し続ける事の、困難さ。あらゆる物事が目まぐるしく動く昨今、時代劇の視聴率の低迷も、半ば致し方無いのでは?

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2017/07/05 18:23

投稿元:ブクログ

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2014/10/21 08:42

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2014/09/15 00:29

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2015/02/10 15:50

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2015/01/02 13:01

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2014/11/21 05:44

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2015/03/15 22:52

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2014/11/03 07:20

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2015/03/27 01:51

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2015/05/09 17:24

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2015/07/04 09:06

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