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池田屋乱刃
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/10/22
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/331p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-219193-7

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紙の本

池田屋乱刃

著者 伊東 潤 (著)

「私は卑怯な男だ」。明治十年、死の床についた長州の英雄・木戸孝允こと桂小五郎が、かつての同僚にある真実を語り始めた―。「池田屋事件」。その後、日本は明治という近代国家に向...

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池田屋乱刃

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商品説明

「私は卑怯な男だ」。明治十年、死の床についた長州の英雄・木戸孝允こと桂小五郎が、かつての同僚にある真実を語り始めた―。「池田屋事件」。その後、日本は明治という近代国家に向かって急激に加速していく。池田屋で新選組に斬られ散っていった各藩の志士たち。吉田松陰や坂本龍馬といった熱源の周囲で懸命に生き、日本を変えようとした男たちの生き様と散り際を、最注目の作家が熱く描いた「志士たちへの挽歌」。幕末京都の、熱くて一番長い夜。道半ばで斃れ、日本の礎となった男たちを描ききった連作長編。【「BOOK」データベースの商品解説】

幕末京都、池田屋で新選組に斬られ散っていった各藩の志士たち。吉田松陰や坂本龍馬といった熱源の周囲で懸命に生き、日本を変えようとした男たちの生き様と散り際を熱く描く。『小説現代』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

「乃美さん、わたしは卑怯な男だ」

明治十年、死の床についた長州の英雄・木戸孝允こと桂小五郎が、かつての同僚に「あの事件」の真実を語り始めた――「池田屋事件」。事件後、日本は「明治」という近代国家に向かって急激に加速していく。池田屋で新選組に斬られ、志半ばにして散っていった各藩の「志士」たち。福岡祐次郎、北添佶麿、宮部鼎蔵、吉田稔麿……。吉田松陰や坂本龍馬といった「熱源」の周囲で懸命に生き、日本を変えようとした男たちの生き様と散り際を描く。
幕末とは、志士とは、維新とは――日本を動かしたあの「熱」はなんだったのか。
最注目の歴史作家が初めて幕末京都に挑んだ連作長篇。【商品解説】

目次

  • 「二心なし」
  • 「士は死なり」
  • 「及ばざる人」
  • 「凜として」
  • 「英雄児」

収録作品一覧

二心なし 5−84
士は死なり 87−147
及ばざる人 149−216

著者紹介

伊東 潤

略歴
〈伊東潤〉1960年神奈川県生まれ。早稲田大学卒業。「義烈千秋天狗党西へ」で歴史時代作家クラブ賞作品賞、「巨鯨の海」で山田風太郎賞と第1回高校生直木賞を受賞。他の著書に「野望の憑依者」など。

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みんなのレビュー12件

みんなの評価3.7

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (6件)
  • 星 3 (6件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

2015/06/22 16:59

投稿元:ブクログ

幕末、池田屋、というと新撰組しか頭に浮かんでこないような幕末史初心者だったので、出てきた人物のほとんどを知らなかった。だがその分、こういった人の血肉が新しい時代への礎となっていったんだなあと感慨深い。

2014/12/28 16:11

投稿元:ブクログ

池田屋事件を、倒幕派の志士たちからの視点で描いた短編集。新撰組側の話だと思って読んだら、違った(笑)
でも面白かったです。教科書レベルの知識しか持っていない私でも充分楽しめました。
特に宮部鼎蔵と吉田稔麿の話が好き。

2015/03/13 00:48

投稿元:ブクログ

池田屋にまつわる短編集5編。
1、二心なし‥新撰組の間者福岡祐二郎
2、士は死なり‥蝦夷の守りをめざした北添佶摩
3、及ばざる人‥吉田松陰と宮部鼎蔵の友情、桂小五郎の嫉妬
4、凛として‥吉田稔麿
5、英雄児‥桂小五郎改め木戸孝允の卑怯
幕末、たくさんの人々が日本のことを考えて行動したことに改めて考えさせられた。

2015/01/15 07:47

投稿元:ブクログ

 幕末、京都三条木屋町の池田屋に集まった尊皇攘夷派志士を新撰組が襲撃した。
本書は、池田屋事件に関わった志士、そして新撰組隊士、さらに新撰組間者など、多くの視点からひとつの事件を描いていく五編の連作集。その背景には、いま正に旬の吉田松陰、坂本龍馬など維新を動かした人々の姿も描かれている。
幕末の一時期、ひとつの事件にフォーカスしつつ、その時代を書きだした面白い作品だった。

2015/07/16 11:17

投稿元:ブクログ

彼にしては、いまいちだった。
しかし、人間のドラマは、
じつは、この時代特有なものではなくて、
つねに存在してるということを 感じた。

2016/04/28 13:03

投稿元:ブクログ

男ってさ、すーぐ周りの「熱」にヤラれるよね。
馬鹿だなぁ。
馬鹿って切ないくらいに愛おしいなぁ。

2014/10/31 14:47

投稿元:ブクログ

池田屋事件をめぐる5つの短編集。オムニバス形式。
読みやすく、面白い。
好みとしては伊東さんの戦国物の方が好きだけど。

1章:二心なし
福岡祐次郎(伊予松山)
浪士組のスパイとして三条家家士・丹羽正雄の用心となり…

2章:士は死なり
北添佶摩(土佐)
蝦夷地を視察、何とかすべく動くうちに…

3章:及ばざる人
宮部鼎蔵(熊本)
松陰との交流から池田屋事件に至るまで

4章:凛として
吉田稔麿(長州)
松陰の志と現実(親への孝行)との間で苦悩しながら…

5章:英雄児
乃美織江(長州)
維新後、病床の桂が池田屋事件について話す

2015/05/03 16:37

投稿元:ブクログ

池田屋事件についての連作短編集5編。志士側。

二心なし (福岡祐二郎)
士は死なり (北添佶摩)
及ばざる人 (宮部鼎蔵と吉田松陰)
凛として (吉田稔麿)
英雄児 (木戸孝允と乃美織江)

2015/05/16 12:02

投稿元:ブクログ

幕末の池田屋事件にかかわる人物たちの連作集。

「二心なし」福岡祐次郎
「士は死なり」北添佶摩
「及ばざる人」宮部鼎蔵
「凛として」吉田稔麿
「英雄児」乃美織江
の5編収録。
福岡と乃美は全く知らなかったので、いつものように作者の記録にはあるものの無名の人物の掘り起こしに感謝します。
それぞれ、主人公の視点での物語ですが、全編を通して一つのミステリーがあり、最終章で明らかにされます。
桂が池田屋事件に巻き込まれなかったのは対馬藩邸にいたためという既存の定説に対し、池田屋から対馬藩邸に逃げた、という唯一の異なる証言説をとっている点で、これまでの池田屋事件ものと一線を画しているところがあります。
そのような証言があったことを掘り起こして物語にしていただけたことにも感謝です。

2015/05/09 08:04

投稿元:ブクログ

「志士は欲心も功名心もない。この世を良くしたいだけ。」という思いでこの時代を死んでいった志士。それに対して、池田屋事件で敵に背中を見せて遁走し、仲間の助けにも行かなかった維新三傑と言われる桂小五郎。不条理さを感じさせる小説でした。

2016/02/07 08:27

投稿元:ブクログ

池田屋事件を中心に、討死した者、逃げた者、遅れて来た者、助けに行かなかった者など、人物にスポットを当てて描き出す。
さて、自分なら、どうしていたか。

2016/01/30 21:36

投稿元:ブクログ

明治維新で流れた武士たちの血。

池田屋に集まった倒幕派が、新選組に襲撃される通称
池田屋事件。

新選組の間者だった福岡祐二郎。
土佐藩の北添佶摩。
肥後藩の宮部鼎蔵が過去に思う吉田松陰。
襲撃に加勢する長州藩の吉田稔麿。
桂小五郎と乃美織江の関係、事件当時の桂小五郎の真実。

武士って、めんどくさくて大変で頑固でとっつきにくくて疲れるなーって思うところもあるけれど
その分彼らの世の中を思う情熱が、あまりにも熱心で堅気で真面目で、かっこいいとか思っちゃう。

桂小五郎はどちらが真実なんだろう。

時代小説ってあまり読み慣れなくて
なおかつ歴史に疎い私でも、読めたよ。
これをきっかけに歴史を知った。勉強になるー)^o^(