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〈問い〉の読書術(朝日新書)
〈問い〉の読書術(朝日新書) 〈問い〉の読書術(朝日新書)

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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/09/12
  • 出版社: 朝日新聞出版
  • レーベル: 朝日新書
  • サイズ:18cm/347p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-02-273577-5

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新書

紙の本

〈問い〉の読書術 (朝日新書)

著者 大澤 真幸 (著)

市場はなぜ道徳を締め出すのか、日本人が消費しない真の理由とは何か…。本を入り口に社会を読み解く思考法を明かす。本ごとの「問いのポイント」付き。『ブック・アサヒ・コム』連載...

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〈問い〉の読書術 (朝日新書)

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〈問い〉の読書術

648 (税込)

〈問い〉の読書術

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商品説明

市場はなぜ道徳を締め出すのか、日本人が消費しない真の理由とは何か…。本を入り口に社会を読み解く思考法を明かす。本ごとの「問いのポイント」付き。『ブック・アサヒ・コム』連載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】

【文学/日本文学評論随筆その他】人気社会学者が「経済」「世界史」「格差社会」などキーワードごとに問いを立て、本を入り口に社会を読み解く思考法を明かす。市場はなぜ道徳を締め出すのか、日本人が消費しない真の理由とは何か、資本主義の核心的謎とは、他者との連帯は可能かなど。【商品解説】

著者紹介

大澤 真幸

略歴
〈大澤真幸〉1958年長野県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。社会学博士。社会学者。専門は理論社会学。著書に「虚構の時代の果て」「ナショナリズムの由来」など。

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みんなのレビュー10件

みんなの評価3.7

評価内訳

  • 星 5 (0件)
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  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)

2014/10/28 19:38

投稿元:ブクログ

本を読むことを通じて、世界への問いが開かられ、思考が触発あsれる。
良い本は問いを与えてくれる。
本を深く読む必要がある。

2015/07/21 11:28

投稿元:ブクログ

「読書術」というタイトルに反して、本書は読書のメソッドを書いた本ではない。《本を深く読むとは〔…〕読むことを通じて、あるいは読むことにおいて、世界への〈問い〉が開かれ、思考が触発される、ということ》との考えにもとづき、それを著者が愚直に実践しようとした本である。つまり、身も蓋もない言い方をしてしまえば、「読書術」ではなくただの「書評集」なのだが、どの書評も一様に質が高い。

なかでも、個人的には、半沢直樹を題材に「不可能性の時代の理想」を考察した第3章「「半沢直樹」はなぜカッコいいのか」は白眉。諸々の公共的正義や私的な願望が調停不能なかたちで乱立する現在において、それらすべてを満たそうとする「半沢直樹」という理想像を《解が存在しない連立方程式のようなもの》と著者は要約する。ただし、ここから《現代の日本社会において、現実の秩序化の中心には「不可能性」がある》とするのは、少々拙速にすぎはしないだろうか。前半部で「倍返し」が喝采を浴びた背景を丁寧に分析しておきながら、それが後半部の「不可能性の時代の理想像」の議論に上手く結びついていない。この間の論理を補完するにせよ、両者の矛盾から「不可能性の時代」を批判するのも、個々の読者に委ねられた状態になっている。著者も書いているとおり《よい本は、解答ではなく、〈問い〉を与えてくれる》。本書も間違いなく、刺激的な「よい本」である。

2015/05/10 18:22

投稿元:ブクログ

さらっと読み。全部で25冊の本を章立てで紹介。この本読んでるとどんどん読みたくなる。対象は新書や文庫が多いので手軽に手に入るし、なかなか親切な本だと思う。何冊かピックアップして読書リストに入れたところ。

2015/02/11 15:41

投稿元:ブクログ

書評集だったので、興味のある部分のみ(第3章 現代社会と人間関係、第4章 格差社会時代の希望、第6章 愛と暴力のはざま、第7章 本質を問うダイナミズム)摘み読みするつもりで読み始めたのだが、意外におもしろくなってしまい、全編読むことにした。

WEB連載時にリアルタイムで読んだものもあったが、やはり、まとまったものを紙ベースで読むと読書感(趣き)が違う。

画面で文章を読むと、何か(なぜか)読むのをせかされているような気がして、ついつい字面を追うだけになってしまい、書評などの長文は十分に理解できないことが多い。

そのため、長文の場合はわざわざプリントアウトして紙ベースで読むのだが、これまた、何か、会社の文書か、レジメののような気になってしまい、落ち着いて読むことができない。

新聞ならば、ペラの紙でも気にならずに読めるのだが。

文章が落ち着くべき形(本)になっていないことが、心のどこかに違和感を感じさせるのだろうか。

ともあれ、他の章もすべて読んでみたのだが、経済学(第1章)、数学、物理などの理数系の書評(第5章)は、あまり興味のある分野ではなかったせいか、いまひとつ理解、共感が沸かなかった。残念。

2015/01/31 21:23

投稿元:ブクログ

さすがというべきか、著者の専門の社会学にとどまらず、科学、経済学から小説などのフィクションまで、幅広いジャンルの本を読みこなしている。
本を読み込んで、主要な論点を要領よく紹介し、それぞれの面白さが紹介されていく。
たしかに、そういう点で、すごい本だと思う。

読むことを通して「問い」を掘り当てていくことが読書の要諦だ、ということのようだ。
で、実はこの本の帯には、「仮説を立てて頭を鍛える」とか、「本質をつかむコツは「補助線」の引き方」などと書いてある。
こうした「問い」を読みだしていく技を知りたいのだけれど…
残念ながら、本書によれば「問い」は来訪するものらしい。
さらに言えば、ここでいう「問い」というのは、元の本の著者の問題意識を読み解くことなのか、読者である大澤さん自身の疑問なのか…。
それがどうもよくわからなかった。

2014/10/13 06:41

投稿元:ブクログ

書評集。

ジャンルは多岐にわたるが、どの本に対しても「なるほど」と思わせる考察になっている。

一番良かったのはサンデルの著作のエピソードから、原発を受け入れる器量は日本にないことを述べてるところだな。そうだなと100%納得した。

2014/12/11 11:18

投稿元:ブクログ

さすがは大澤さん、圧倒的な知識と思考。こういう堅い本はあまり読まないので、読み始めてすぐに「これはいつも読んでいるような本とはちがうな」と思った。
読書は楽しみとしてだけではない、自分に刺激を与えてくれ、思考に深みをもたらしてくれるものである、という。
それはそうやねんけどさぁ、本を読むたびに問いを立てて読むっていうのは、なかなか骨の折れる作業ですよ。
大澤さんの本を、ほかにも読みたくなった。

2014/12/31 22:56

投稿元:ブクログ

いや頭いい人は考えることが違う。
たぶん学問的にはぶっとんだものもあるんだろうけど、読んだ本を媒介にして自身の思索を深める姿勢には脱帽。
特に科学本の紹介は熱が入っていて、読みたいと思わされた。

2014/09/24 17:20

投稿元:ブクログ

本書は、朝日新聞ウェブ版の「ブック・アサヒ・コム」に掲載されたものを再構成したものになります。ジャンル分けするといわゆる書評やブックガイドに相当するのですが、実は、本を深く読むためのケーススタディー本という位置づけが、一番しっくりくると思います。
また、本書の特徴の一つは、本のセレクトの多様性です。学術書と言われるような硬い本から、半沢直樹シリーズのようなエンタメ小説、あるいは、テルマエロマエのようなマンガまでが扱われています。また、出版年に関しても広がりがあって、2000年以降に出版された本が多いのですが、1970年代に出版された本も2冊含まれています。ジャンルに関しては、社会科学や歴史、経済系の本が多くを占めますが、第5章では科学分野の本についても書かれています。ただ、この第5章「科学の迷宮」の内容は、他の章に比べると<問い>が浅く、本の内容をなぞっているだけのように感じたのは少し残念でした。(それでも、十分読む価値はあるのですが・・・。)しかし、やはり大澤さんの本領が発揮されるのは、社会系の本に関してです。本書からも多くの洞察を得ることができるのですが、それよりも本書で学ぶ読書術を身につけることによって、今後の読書がより実りあるものになるのではないかと思います。

2016/11/11 01:14

投稿元:ブクログ

 ジャンルを問わずに筆者が選んだ25冊の書籍のレビューとそこから得ることができる「問い」を解説した本。「答え」ではなく良質の「問い」を与えてくれる本が良書であるというスタンスで書かれている。
 
 経済や科学、世界史など、自分では絶対に手に取らない本が紹介され、そして気が付いたらその世界に惹き込まれてしまっている。25冊の内、ほぼ全ての本を読んでみたくなった。多くの書籍紹介本は、その本の世界へと続く扉が数多く用意され、その扉に本のタイトルと大まかな内容が書かれているだけのイメージだ。しかし本書は、扉を開けて中へ入れてくれ、読むことでしか味わうことのできないことをその一端だけだが体感させてくれる。それはおそらくその本を読んで筆者が感じたことが詳しく綴られているからだろう。
 小説は主人公に自分を重ね合わせて追体験させてくれるが、本書は紹介される本の読者としての筆者に自分を重ね合わせ、読書の追体験をさせてくれる。読書による読書の追体験。それぞれの知らなかった世界をもっと覗いてみたくなる。

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