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みなそこ
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/10/31
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:20cm/274p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-391002-2
  • 国内送料無料

紙の本

みなそこ

著者 中脇 初枝 (著)

あたしたちは繋がったまま、橋から飛びおりた。彼と触れあうことは、きっともう、二度とない―。考えもしなかった相手に心を奪われ、あの腕に、あたしはからめとられた。水のきらめき...

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みなそこ

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商品説明

あたしたちは繋がったまま、橋から飛びおりた。彼と触れあうことは、きっともう、二度とない―。考えもしなかった相手に心を奪われ、あの腕に、あたしはからめとられた。水のきらめき。くもの巣。お旋餓鬼の太鼓。夜のピアノ。台風の日のかくれんぼ。誰もかれもがしてきたこと。何万年もくりかえしてきたこと。読者の想像を裏切る衝撃恋愛小説!【「BOOK」データベースの商品解説】

闇の中で、あたしたちはお互いだけを見つめていた。彼と触れあうことは、きっともう二度とない−。橋の沈む川の流れる地で、永遠となったひと夏の恋を描く。『小説新潮』連載を加筆修正し、単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

どんなにたくさんの人がいても、あたしの眼はすぐに彼を見つけてしまう。あたしたちは繫がったまま、橋から飛び降りた。彼と触れあうことは、きっともう、二度とない──。水面のきらめき。くもの巣。お施餓鬼の念仏。台風の日のかくれんぼ。考えもしなかった相手に心を奪われ、あの腕にからめとられてあたしは──。沈下橋のかかる川のほとりで、その夏を永遠にした恋を描く、注目作家の新境地作。【商品解説】

著者紹介

中脇 初枝

略歴
〈中脇初枝〉1974年徳島県生まれ。筑波大学卒。「魚のように」で坊っちゃん文学賞を受賞し17歳でデビュー。2012年「きみはいい子」で坪田譲治文学賞受賞。ほかの著書に「わたしをみつけて」など。

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みんなのレビュー28件

みんなの評価2.9

評価内訳

2015/03/07 20:20

投稿元:ブクログ

四国。夏。盆。村。過去。ピアノ。音楽。ラヴェル。会話が方言で書かれている。昔話やわらべうた、音楽で死んだ人も蘇る。その時だけ蘇って、人はそれを忘れない。周りの大人や親を怨むことだってできるのかもしれないけど、諦めているわけでもなく、自分をはぐくんできてくれたものを慈しんでいるみたい。

2015/05/08 00:57

投稿元:ブクログ

前に読んだ2作が好みだったので期待していましたが、感情移入できず。
設定に無理があると思うし、なんだか何をどうしたいのかもわからない主人公。

完読できたのは、風景描写の美しさに尽きます。

2015/03/06 21:43

投稿元:ブクログ

ピアニストになれなかったさわ。高知の実家に帰り、同級生ひかるの息子りょうを愛してしまったさわ。うーん、「きみはいい子」がよかったので期待してしまったが、ちょっと違った。みなそこ=水底?

2015/03/05 09:21

投稿元:ブクログ

表紙絵のように四万十の青い空、川、緑の濃い山という風景が浮かんでくる。
田舎によくある、近所の人はみな知り合い的な閉鎖的な空気感もある。
でも、実家の隣に住む同級生の息子に恋するってあるのか?
息子の母親に学生時代憧れがあったから、その思いが息子にまで伝播していっているような気がする。

2015/01/31 22:43

投稿元:ブクログ

これは、なんだか不安定になる本。
さわさんと、りょうの話。
大人になりかけの危なげな少女と、狡猾な大人の女性が同居してるような佐和子。
産まれるまえから知っているりょう。
母が、生まれた土地の言葉を使うと泣き出すみやび。
なんか、ひたすら不穏な空気が漂っていて、不安定になるお話でした。

2015/10/30 19:35

投稿元:ブクログ

不倫という言葉ではない、本当にたったひと夏の、たった一瞬の思いの寄せ合いと言うかなんというか・・・・
このりょうとさわさんの関係を不倫というような言葉では言い表せない何か・・・・なんとももっやとするようでいて綺麗な清流のように澄んだ感じも受ける不思議な話。

もっと深くまで関係が進んでほしいとも途中少し思ったけど、それだとただの不倫話になる。
りょうの年齢もあえて13歳。
この若すぎるようでいて、これからどんどん大人の男になっていくのぼり出しの年齢がまた話にいい味をだしているのかも。

2014/11/29 11:29

投稿元:ブクログ

恋愛小説……恋愛……の、ような気もするし、えー……と言うような気もする。でも私的には、ナイ。腹の中の時から知ってる男の子に恋愛感情は、無理。
でも、ないわー、と思いつつ、少々不快感はありつつ全部読めた。なんだろう。それはきっと水というモチーフと、それに深くかかわる死、なんだろうな。特に死に関しては「流れ」と言う点で水と密に絡み合いながらうねるような展開をしていく。
そしてラスト、主人公は「もうあたしはもどってこない。」と、出発のようでもあり死のようでもあるこの一行に、何か凝縮されているように感じました。

2016/07/23 22:31

投稿元:ブクログ

触れたら壊れてしまいそうなほどの繊細な筆致。行き場のない想いを記した言葉たちの余韻。ゆっくりと、あぶりだしのように主人公の感情を浮き立たせてくるそのテクニックには酔いしれた。随所で感情を揺さぶられるような表現もあって、はっとさせられる。ただ残念だったのは、少年と主婦との恋愛感情に共感できなかったし、息苦しいほど精緻な田舎の描写にも、さほどの郷愁を覚えることができなかったことだ。ピアノの件とか、音楽室の件とか、同じようなエピソードが繰り返し現れるのにもちょっと食傷気味。最後のまとめもちょっとしつこかったように思えた。
「沈下橋」が重要なキーワードな物語でした。

2015/06/20 22:10

投稿元:ブクログ

四国の郷里へ娘とともに里帰りしたさわは、親が家を売りその郷を出ることを知る。去来するさまざまな思い出とともに、惹かれてやまない少年とのひとときを描いた物語、です。
繰り返し描かれる少年とのほのかな…それでいてどこか扇情的な恋情に揺らめかされながら、かけがえのないふるさとでの思い出のひとつひとつに、主人公とともにたゆたうように読めたお話でした。
故郷で過ごすうち、忘れていた記憶、忘れたふりをしていた記憶が混ざり合いよみがえっていく。それはとても大切なものであるときもあれば、傷ついた自分を思い出すこともある。けれど、どちらにしても、今の自分を構成する大事なかけらたちだったのは間違いのないこと。その危ういきらきらしたものたちをひとつひとつすくいあげたような、物語です。
少年との恋愛…といっていいのかわかりませんが、これはいったいどこまでどう本気なのか仄めかせているだけなのかと思っていたら、わりとそうだったのかという展開になっていき、いやいやそこまでどうしてのめりこむの?という理由については、少しわからないなと思うところがありました。年齢差がいかんせん…まあ、だからこそのあやうさが魅力的でもありましたが。正直言って私は嫌いではないというかドキドキしました。橋のシーンはとてもきれいで切なくて、かつ、ひどく残酷な場面でしたね。
正直、ラストの主人公がいたった境地(そもそも彼女はいろいろ悟り過ぎでは…)がいまいちわかりかねましたが、あたたかなようで裏もある人々とのひとときを淡々としているようで実はねっとりと描いている、そんななかなか一筋縄ではいかない話だな、と思いました。

2014/11/26 20:26

投稿元:ブクログ

過去に囚われながら現在を生きるさわ。生きてるんだか死んでるんだか、あったことなのかそれともなかったことなのか、過去なのか現在なのか、ゆらゆらと川の流れのように進む物語。始まりそうで何も始まらなくてでも始まっていて。
10才の娘を持つさわ。素晴らしい旦那がいるさわ。さわの親友のシングルマザーのひかる。そしてその息子、13才のりょうと10才のしん。りょう。現在のりょう。
静かで、静かすぎる物語。狂気はそこには、ない。

2015/03/08 23:57

投稿元:ブクログ

真夏の鮮やかさに、未来に溢れる子供たち。そして、荒涼とした感情と、可能性に見放された大人。その対比から切なさを感じる。
過去に囚われたさわは、自分の思いを、りょうに投影させているのではないかと思われるが、読んでいてなんとも居心地が悪い。
さわの一方通行な愛情は、孤独から生まれたみたいで気持ち悪い。
さわは、安全な場所から受け身的で何もしてないのに、不全感ばかり訴える。距離をとって斜めに構えれば、自分が特別になれるとでも思っているのだろうか。そうやっている間は、ずっと孤独だろうに。
けれど、そう思う一方で、等身大の自己を受け入れることがなんと辛いことなのか。向き合うことがどれだけ苦悩に満ちていることか。その痛みが伝わってくる。
さわは、いったい何を得て、何をすてたのだろう。

2014/10/31 20:44

投稿元:ブクログ

じりじりとして読む。さわに、かつて起こった何か、そして今起こっている何か、
を思いながらじりじりと読む。
恵まれた環境で生活しているはずの彼女はいったい何を迷っているのか。
何に揺れ何を怖れ何に苦しんでいるのか。
何も分らないまま遠い島の大きな川のふちで立ちすくむ。
川のこちらとあちら。渡ってしまうのか。もう帰らないのか。
ぼんやりと浮かび上がって来る不穏な思い。
あなたはそっちに行ってしまったのか。もう戻って来る気持ちはないのか。
女であること。どうしようもなく女であること。
さわの心はあくまでも女。妻でも母でもなく、女。
綿々と受け継いでいく女としての命。
読みながら苦しくなる。女である自分が鏡に映る。私もさわなのか。
違う、いや、違う。と目を反らしながら命の流れる川を思う。

2015/03/16 16:06

投稿元:ブクログ

正直評価するのが難しい。
傑作のような気もするし駄作のような気もするし。

四万十川沿いにある小さな集落が舞台。
大雨が降ると沈下橋が沈み孤立してしまうほどの田舎。
そこへピアノ教師のさわが娘を連れて帰省した短い期間のお話。

高知のじりじりと照りつけるような日差しと四万十の清流が目に浮かぶようだ。
ショパン、リスト、ラヴェルなどのクラシック音楽、四万十の耳慣れない方言、お施餓鬼の念仏、様々な音が洪水のように現れては消えるが不思議な静寂感が広がる文章は秀逸で作者の新境地であることは間違いないだろう。

特に死者と交差するような日常を描きだした死生観はすばらしい。
かつての日本では各地で民話として受け継がれ、人々に自然の恐ろしさを説いてきたのかもしれない。

素晴らしい文章であるからこそこの小説の核である少年との恋のやりとりが残念に思えて仕方がない。
こどもっぽいさわと少年りょうの恋に興ざめ。
他にも少年との恋を描いた小説を読んだこともあり否定するつもりもないが、この小説に関しては私には理解不能だった。

2015/05/26 08:12

投稿元:ブクログ

「ママ!へんなしゃべりかたになってる」と娘のみやびがツッコむけど、まったくそのとおりで、方言を活字で読むのは辛かった。
さわは大人にも母にもなりきれてなくて、まぁ、自分にしてもそこは否定できないけど、その姿をまざまざと見せられるといたたまれない感じで、とにかく早く読み終えたくて、読んだ。
四万十は行ったことがあるので、きれいな風景を浮かべつつ、話は残念…(~_~;)

2015/03/15 12:22

投稿元:ブクログ

端的に言うと、高知の実家に娘を連れて帰省した30代の女が、旧友の息子である中学生男子と一夏の恋をする物語である。

村と町の間のような、ご近所皆顔見知りという田舎で生まれ育った主人公は、ピアニストになれなかったという傷を持って、今は平凡な主婦をしている。
優しい夫と可愛い娘を持つ安定した生活を送っているのに、漠然と不満がある。

実家に帰り、懐かしい風景や旧友と触れ合う中で様々な過去が蘇る。
物語の本筋は主人公が実家に滞在するひと夏の日々で、過去の出来事が回想として入る構成。

方言が読みにくいとか、展開が遅いとか、色々気になる部分はあるのだが、イマイチだなあと思ってしまった最もおおきい理由は、結局主人公は何も成長・変化していないところだろう。
ハッピーエンドでもバッドエンドでも、共感できてもできなくてもいいのだが、何らかの変化が見られなければ読み応えというものを感じない。
起承転結とはよく言ったもので、何らかの異分子により日常がかき回され、状況が変わりまた新しい日々になっていくのが物語の骨格だと思う。
その中には「結局変われなかった」、という展開ももちろんあるのだが、物語中の変化量が大きいほどにやはり面白い。
(ごくまれに淡々と進みつつ満足度の高い物語もあるのだが、それは希少な存在である)