サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

送料無料(~2/28)

【HB】お店とネット利用で最大200ポイントプレゼントキャンペーン(~3/31)

  1. hontoトップ
  2. 本の通販ストア
  3. 小説・文学
  4. 日本文学全集 17 堀辰雄

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

日本文学全集 17 堀辰雄
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 5件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×

新刊お知らせメール登録

この著者の新着情報

一覧を見る

  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2015/03/12
  • 出版社: 河出書房新社
  • サイズ:20cm/495p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-309-72887-2
  • 国内送料無料

紙の本

日本文学全集 17 堀辰雄

著者 池澤 夏樹 (個人編集),堀 辰雄 (著),福永 武彦 (著),中村 真一郎 (著)

「蜻蛉日記」を元に、美しくしなやかな文体で女性の繊細な心の内面を描いた堀辰雄「かげろうの日記」と「ほととぎす」。放火殺人犯の男と敬虔なカトリックの女性が交互に独白する福永...

もっと見る

日本文学全集 17 堀辰雄

3,024(税込)

ポイント :28pt

紙の本をカートに入れる

電子書籍化お知らせメール

電子書籍化お知らせメールサンプル

電子書籍化お知らせメールヘルプ

メールを登録する

通販全品!ポイント3倍キャンペーン

こちらは「エントリー限定!“今月はずっと3倍!”本の通販ストア全商品ポイント3倍キャンペーン」の対象商品です。
※キャンペーンの適用にはエントリーが必要です。

キャンペーン期間:2017年3月1日(水)~2017年3月31日(金)23:59

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

「日本文学全集 17 堀辰雄」が含まれるセット商品

日本文学全集 01−20 初期6冊 6巻セット

日本文学全集 01−20 初期6冊 6巻セット

  • 池澤夏樹 個人編集
  • 税込価格:17,820165pt
  • 発送可能日:1~3日

商品説明

「蜻蛉日記」を元に、美しくしなやかな文体で女性の繊細な心の内面を描いた堀辰雄「かげろうの日記」と「ほととぎす」。放火殺人犯の男と敬虔なカトリックの女性が交互に独白する福永武彦「深淵」、正気と狂気の境に立つ女性の意識の流れが綴られる「世界の終り」、古い運河の町で起こった悲劇的な出来事を描く「廃市」。江戸時代の元政上人の生涯と作品を辿りながら、若い国際女優とその父を巡る旅をすることになった「私」…。時代や性、国を超えて、精神の型を共にする人々を描いた中村真一郎「雲のゆき来」。フランス文学の富が日本文学の普遍へと結実する珠玉の作品群。【「BOOK」データベースの商品解説】

池澤夏樹個人編集による日本文学全集。17は、堀辰雄「かげろうの日記」、福永武彦「深淵」、中村真一郎「雲のゆき来」など、西欧文学を学び、日本の古典に赴いた知の作家たちの作品を収録する。解説・年譜付き。【「TRC MARC」の商品解説】

堀辰雄:「かげろうの日記」「ほととぎず」
福永武彦:「深淵」「世界の終わり」「廃市」
中村真一郎:「雲のゆき来」【商品解説】

収録作品一覧

かげろうの日記 堀辰雄 著 7−49
ほととぎす 堀辰雄 著 50−92
深淵 福永武彦 著 95−165

著者紹介

池澤 夏樹

略歴
(1904~1953年)東京生まれ。東京帝国大学国文科卒業。『風立ちぬ』など愛や生死をテーマに作品を書く。他にフランス文学の影響を受けた『菜穂子』、日本の古典を題材にした『かげろうの日記』などがある。

関連キーワード

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー5件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

2015/04/13 14:31

投稿元:ブクログ

同名のアニメですっかり有名になってしまった『風立ちぬ』でなく、「かげろうの日記」とその続篇「ほととぎす」を採ったのは、大胆な新訳が売りの日本文学全集という編者の意図するところだろう。解説で全集を編む方針を丸谷才一の提唱するモダニズムの原理に負うていることを明かしている。丸谷のいうモダニズム文学とは、
1 伝統を重視しながらも
2 大胆な実験を試み
3 都会的でしゃれている
ということだが、堀辰雄の「かげろうの日記」は、「蜻蛉日記」の現代語訳ではなく歴とした小説である。言葉遣いこそ王朝物語にふさわしい雅やかな雅文体をなぞっているが、主人公の女性心理はまぎれもなく近代人のそれであり、自意識が強く、内向的で、引っ込み思案なところのある女のエゴが一人称の語りの中にまるごと投げ出されている。色好みの貴公子に愛されながら、相手の不人情な仕打ちにプライドを傷つけられ、すねてみたり、逃げ出してみたりせずにはいられない女心が十二単を着せられ、堀辰雄好みのもの寂びた曠野の風景の中にたたずんでいる。まさに、丸谷流のモダニズム文学ではないか。

「深淵」「世界の終り」「廃市」の三篇のなかでは、やはり「廃市」をとりたい。いかにも福永武彦らしい、透明な叙情性に溢れた佳篇である。白秋の故郷、筑後柳川を思わせる掘割に区切られた水都は、水によって外部と切り離されることで、他の町とだけでなく、時の流れからも切り離され、端唄、小唄、義太夫といった芸ごとに堪能な町の名士たちによっていまだに華やかなりし頃の名残りをとどめている。水路を行く船に舞台を組み、囃子方を乗せ、歌舞伎の一場面を演じてみせる祭りの場面など、ヴェネツィアのカルナバルの夢幻的な宴を髣髴させる。

眠りの中に閉じ込められたような街に主人公はすっかり魅了されてしまうが、時空から隔絶した人工的な水上都市は、周囲の都市ではすっかり失われてしまった文化にどっぷり浸かっていることを羞じも嘆きもしない点で頽廃のきわみにあるのかもしれない。仮寓先の旧家の当主とその妻、妻の妹の間にある公然の秘密が、無邪気な仮寓者の振舞いによって明らかにされてゆく。互いを思いやる愛情が、かえってことをややこしくし、もつれあった愛情は悲劇的な結末を迎えることに。ヨーロッパ世紀末的な頽廃を日本の地方都市に移植し、ウォーター・ヒヤシンスのごとき儚げな花を咲かせた「廃市」は、私小説好きな日本の土壌の中では稀な西欧的なロマネスクと成り果せている。

中村真一郎からは「雲のゆき来」一篇だが、これがすごい。江戸時代の名僧で漢詩や和歌に秀でた元政上人に始まる該博な知識を披瀝した随筆風の小説は、友人からかかってきた一本の電話で様相が一変する。友人が引き合わせたのは、ドイツ系ユダヤ人の父と中国人の母を持つ新進女優の楊嬢だった。母を捨てた父を憎む女優は、「舞踏会の手帖」よろしく父の愛した五人の女性に会うために京都を訪れる。止むを得ず同道することになった「私」は、ドン・ジュアニスムを嫌悪する女優と行く先々で議論する羽目になる。リルケやフロイトを引き合いに出し、父を憎む心理の虚妄を突く「私」の前に遂に女優は号泣する。ヨーロッパでの再会を期して分かれた二人だったが、待っていたのは女優から「私」にあてた手紙だった。

博引傍証とペダントリーに満ち満ちた衒学的小説とも見える「雲のゆき来」だが、作家に言わせれば、こんなものはペダントリーの裡には入らない、と馬鹿にされるのがオチだろう。まず、元政と彼が影響を受けた詩人の漢詩が白文で何篇も引用されるので、漢詩漢文の素養がなければ端から相手にされない。そこへ持ってきて、文学から文学を作るブッキッシュな作家を認めようせず、作家の個人的体験の露骨な告白とやらを後生大事に下僕的リアリズムを信奉する批評家たちに対する鬱憤が炸裂する。私小説に慣れた日本の文壇から見たら、なんという形式的な小説作法か、と呆れられるような作為的な構造を持つ小説。おまけに、作者を思わせる男と若い女が、ひとつベッドに腰をかけ酒を飲みながら、恋に落ちたり、寝たりすることなく、リルケの女性遍歴と元政の遊女との恋愛事情を女優の父の女出入りの多さに絡めて論じ、男と女の愛について延々と夜を徹して語り合わせるなど、読み手の下意識を徹底的に愚弄してみせる。

分かり合うことの難しい人間関係のなかで、どのように相手を理解し、関係を構築してゆくか、というのが主題だとすれば、それを語るのになんという手間の掛け方よ、と嘆じたくなるが、その手間隙をかけるところにこそ、文学や芸術の持つ面白みがある、というのが作家の信じていることなのであって、豪徳寺の桜見物にはじまり、京都は深草詣で、果てはヴェネツィア映画祭に至るまで足を運ばせるのもそこにこそ分かり合える者同士の愉しみがあるからなのだ。言い換えるなら、こんなまわりくどい小悦は御免だという読者には無縁の小説である。そういう意味で、新しく編まれた日本文学全集の前途を占う試金石のような巻といえる。評者のように懐かしい思いで読む読者は別として、日本文学ってこんなに面白かったのかと目を輝かせる新しい読者が得られるように偏に願うものである。

2015/05/17 23:26

投稿元:ブクログ

長編というか、いろいろなタイトルがおさまっていて
500P弱を読み終わりました。
堀辰雄氏・福永武彦氏(池澤夏樹氏の父)・中村真一郎氏
3人の作品。
堀辰雄氏の「かげろうの日記」「ほととぎす」は
いまいちわかりませんでした。
福永武彦氏の「深淵」「世界の終り」「廃市」は
3作品ともとてもよかったと思います。
狂気・退廃・情念などがにじみ出ていたと思います。
中村真一郎氏の「雲のゆき来」は漢文や漢詩
古文詩などが多くあって、読みづらい部分が多く
ありましたが、それを差し引いてもとてもよかった
と思いました。
やっぱり自分の知らない作品それも古典的な作品
に出逢える機会は大切だと思います。
この全集の企画はそういういみではとても期待しています。

2016/06/12 13:16

投稿元:ブクログ

高校時代に、図書同好会というサークルに入っていたが、1級上の先輩が福永武彦を愛読していた。当時は特に惹かれるものはなかったのだが、今読んでみると、意識の流れの描写が洗練されていて上手いと思う。
堀辰雄のかげろうの日記も楽しく読んだ。中村真一郎もそうだが、昔の作家はきちんと古典に学び、吸収していたのだなと感心する。

2015/03/25 09:45

投稿元:ブクログ

西欧文学を学び、日本の古典に赴いた知の作家たち。豊かな言葉をもって、巧みな手法と仕掛けで物語を紡ぐ。堀辰雄「かげろうの日記」、福永武彦「深淵」、中村真一郎「雲のゆき来」他。

2014/11/18 18:50

投稿元:ブクログ

第4回配本、第17巻『堀辰雄/福永武彦/中村真一郎』2015年3月12日発売開始!

西欧文学を学び、日本の古典に赴いた知の作家たち。豊かな言葉をもって、巧みな手法と仕掛けで物語を紡ぐ。
その果ての達成はしなやかな文体と哀れ深い内容となった。 ー池澤夏樹

池澤夏樹による、なぜこの作家たちを1冊にしたか、そしてなぜこの作品を選んだのか、が丁寧に語られています。ぜひご確認ください。

そうして選ばれた収録作は
堀辰雄「かげろうの日記」「ほととぎす」
福永武彦「深淵」「世界の終り」「廃市」
中村真一郎「雲のゆき来」

今回の月報は堀江敏幸と島本理生です。

日本の小説 ランキング

日本の小説のランキングをご紹介します一覧を見る