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サラバ! 下
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/10/29
  • 出版社: 小学館
  • サイズ:20cm/358p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-09-386393-3
  • 国内送料無料

紙の本

サラバ! 下

著者 西 加奈子 (著)

父の出家。母の再婚。サトラコヲモンサマ解体後、世間の耳目を集めてしまった姉の問題行動。大人になった歩にも、異変は起こり続けた。甘え、嫉妬、狡猾さと自己愛の檻に囚われていた...

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サラバ! 下

1,728(税込)

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商品説明

父の出家。母の再婚。サトラコヲモンサマ解体後、世間の耳目を集めてしまった姉の問題行動。大人になった歩にも、異変は起こり続けた。甘え、嫉妬、狡猾さと自己愛の檻に囚われていた彼は、心のなかで叫んだ。お前は、いったい、誰なんだ。【「BOOK」データベースの商品解説】

一家離散。親友の意外な行動。恋人の裏切り。自我の完全崩壊。絶望のただ中で、宙吊りにされた歩は、衝き動かされるように彼の地へ飛んだ…。『きらら』連載に加筆し書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】

本年度最大の衝撃と感動。

一家離散。親友の意外な行動。恋人の裏切り。自我の完全崩壊。
ひとりの男の人生は、やがて誰も見たことのない急カーブを描いて、地に堕ちていく。
絶望のただ中で、宙吊りにされた男は、衝き動かされるように彼の地へ飛んだ。

【商品解説】

著者紹介

西 加奈子

略歴
〈西加奈子〉1977年イラン・テヘラン市生まれ。大阪育ち。2004年「あおい」でデビュー。「通天閣」で織田作之助賞、「ふくわらい」で河合隼雄物語賞を受賞。ほかの著書に「舞台」など。

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みんなのレビュー406件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

たった一度の人生

2015/11/21 12:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のり - この投稿者のレビュー一覧を見る

最後まで読んでよかったと思った。これは、出来がいい弟の話ではなく、人の目を気にしすぎて時を無駄にした愚かな人間の話だ。自分のことを人に決めさせてはいけない、自分に言われているようだった。若い時に読みたかったが、まだ遅くない。残りの人生を自分で決めたいと思った。

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紙の本

また読みたい

2015/11/13 22:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちゃらこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

あっという間に読んでしまった。感情がぐるぐるするのだけれど、でも最後はすかっとした。海外いきたいし、趣味の合う刺激し合える友だちほしいし、毎日わくわく生きたい。歩の人生のように、波はあるのかもしれないけれど、やっぱり自分を認めれたら生きやすくなるんだろうな。また読み返したい本。

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紙の本

上巻以上に

2015/11/11 19:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ほし☆ - この投稿者のレビュー一覧を見る

上巻以上にドラマチックな内容になっています。主人公の身体的な「ある変化」には驚かされました。主人公以上に大変な人生を歩んできた姉の性格の変化には、本当に良かったと思いました。

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紙の本

又吉さんきっかけ

2015/10/01 17:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:びん - この投稿者のレビュー一覧を見る

テレビで又吉さんが『サラバ』をおすすめしていて、気になって購入しました。奥深い描写に、どんどん引き込まれていきました。しばらく読書とは離れていたため、上下巻読み切るか、恐る恐るではありましたが、あっというまに上巻が読み終わり、すぐに下巻にいきました。読めば読むほど西さんワールドに引き寄せられます。この本がきっかけで西加奈子さんのいろんな本を読んでいる最中です。

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紙の本

サラバ!

2017/02/27 23:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

まともに生きているつもりだったのに。少なくともあいつよりは、自分は誠実に、人にやさしく生きているつもりだったのに。どうしてこうなった。
主人公、歩の人生が悲しいものに思える一方、自分の生き方に重ね合わせるところもある。物語の最後、歩には、私には、これがなかったのかと気づかされた。さて、これからどう生きれば…と、自分を振り返っている。

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紙の本

はっきりと見えないものを描くこと

2015/06/01 23:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くりんぐりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

上巻を読み、下巻を読むのかどうかしばし悩みました。
というのも、面白くなかったわけではないのですが、かといってどうしても下巻を読もうという気にもならず。
尻切れトンボは気持ち悪いので、読むことにしました。
主人公の生い立ちを辿り、結論と言うか、言いたいことは人生訓というか、生きていくことと言うか、人間の「芯」になるものとか、そういう「目に見えず」「人に説明が難しい」ものだったのかしら、と思いました。
最後まで読んで、この作品を読んでよかった、と素直に思えました。
共感できるか、できないかは人それぞれだと思いますが、「説明の難しい」テーマに挑んだ作者の意欲には感心しました。
最近、日本で一番売れていると豪語している作家さんは、テレビのバラエティ番組のようなわかりやすさで人気のようですが、そういう作品とはある種、対極にあるような作品かもしれません。

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紙の本

期待外れ2

2015/11/20 16:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

どうにも長くていけない。それでも最後くらいはと期待し、我慢して読んだが時間の無駄だった。考えさせられることがなく、余韻もない。ひたすら疲れだけが残った。

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2014/12/28 06:52

投稿元:ブクログ

+++
父の出家。母の再婚。サトラコヲモンサマ解体後、世間の耳目を集めてしまった姉の問題行動。大人になった歩にも、異変は起こり続けた。甘え、嫉妬、狡猾さと自己愛の檻に囚われていた彼は、心のなかで叫んだ。お前は、いったい、誰なんだ。
+++

上巻が姉の奇行を糧に歩が自分の立ち位置を測る時代だとすれば、下巻は、圷(今橋)家の激動の時代だとは言え、歩にとっては手痛いから緩やかな下降の時とも言えるように思う。何もかもが思うようにはいかず、頭髪までもが徐々に30代の自分を見離し始め、幼いころから容姿にだけは自信があった歩の自我をさえ崩壊させるのである。下巻の後半では、姉は自分なりの信じるものを見つけて彼女なりに安定に向かっているが、歩自身はそれとは裏腹にこれまでの人生すらガラガラと音を断てて崩れていくような思いから抜け出せない。良かれ悪しかれ姉の存在の大きさを思わされる。そしてカイロへ……。「サラバ!」が歩の心のお守りになったのだと涙が出る思いのラストである。圷(あえてそう言いたい)一家がしあわせでありますようにと願わずにはいられない一冊である。

2016/10/03 22:31

投稿元:ブクログ

1日で読んでしまった。上巻は姉と母に食わされっぱなしだった歩の物語が始まる。こうなるのかな?なんて予想はことごとくはずれ、まさか歩のあそこがあんなことになるとは、、。確かにダメージ大きいよなあ。でも、そこから歩がどう動くか、余白がなかったんじゃなくて余白は元々ない、余白がないのがわたしなんだというお姉さんの言葉が好きだった。

2015/03/13 21:00

投稿元:ブクログ

ああ、ようやく読みえました。上巻が楽しく読めたのに下巻になってどうも苦手な雰囲気になりペースダウン、しかし、最後の150ページほどは一気読みになるほど集中できた作品でした。ただ全体的なバランスを思うと前半に比べて後半は駆け足のような展開で、こちらが戸惑うような(主人公も戸惑っていたけど(笑))展開も多く、主人公にも感情移入できないままだったなあ。

2017/01/23 22:37

投稿元:ブクログ

フィクションなのか ノンフィクションなのか 自伝なのか…不思議な本だった。長い本で 最後まで集中力続くかなぁ…と心配だったのですが それは無用なコトでした。自分が何を拠り所にして生きるか 何にこだわって生きるか なんか 考えさせられる本だった。こだわりを持ってる人って「カッコイイなぁ」って思ってたけどね。

2016/10/30 04:06

投稿元:ブクログ

一家離散。親友の意外な行動。恋人の裏切り。自我の完全崩壊。絶望のただ中で、宙吊りにされた歩は、衝き動かされるように彼の地へ飛んだ…。『きらら』連載に加筆し書籍

2016/07/15 11:56

投稿元:ブクログ

小説はおもしろいな。
ああ、おもしろいな。
でもあちらの世界に行ってしまうから、子育てしながら読むのは難しいな・・・

2015/08/26 23:20

投稿元:ブクログ

読み終わったのに感想を書くのを忘れていた。なんというか、太陽みたいな感じ。どしっとしていて、血の味がして、暑くて身体の重さが感じられる。それが読んだあとに思ったこと。途中はふんわりしていたり、疑問符だったり、どきどきしたりもしたけれど、結局最後にのこったのは、『生きている』という熱さと重さだったように思う。

2015/04/14 06:45

投稿元:ブクログ

本屋大賞だと思って上巻のレビューを書いていたけど,直木賞でした~1995年地震が起きた。学校に来られなくなったのは僕が認めていた親友の須玖だった。宗教団体が毒ガス事件を起こして,サトラコヲモン様にも風評被害が及び,一番の被害者は姉であり,部屋に籠もって社会との関係を断ったが,矢田のおばちゃんの話を聞いて部屋を出て,父のドバイ赴任には梳かすことの出来なくなった髪を丸めて同行した。サッカーにも身が入らなくなり,大学は東京に決め,1年はナンパに明け暮れ,2年で入ったオタクだらけの映画サークルはビッチと呼ばれることになる鴻上なずなが入部して,居心地の良さはなくなった。関係を持たなかった僕は,友達として色々な話を須玖の事以外は包み隠さずに語り合った。定年まで3年で父は帰国し,巣鴨の2DKで姉と暮らし始めたが,姉は変なシッポを持った巻き貝としてあちこちに出没して風変わりなアーティストと呼ばれるようになった。就職しなかった僕は,フリーのライターとして仕事を貰っていたが,当時の彼女であったカメラマンに話をすると,弟の彼女と云うことで姉に連絡してインタビューを受けさせ,そのせいで姉は非道いバッシングにあった。祖母が死に,矢田のおばちゃんが僕らに金を遺して死に,姉には散骨を命じていた。僕は売れない芸人になっていた須玖とパンの店員の鴻上と再会し,姉は世界中を歩き回って,サンフランシスコに住み着き,一時帰国ではユダヤ人の夫を伴っていた。姉のバッシングから髪が抜け始め,出版不況で仕事が激減した僕は,年上の彼女に裏切られ,須玖と鴻上が救いだと東京に戻ったが,僕が東京を離れた頃から二人は付き合い始め,僕の居場所はなくなった。姉は出家した父に会って,別れの真相を聞くべきだと云い,訪ねていくと,父がカメラ会社で親しくなった女性の後輩が母で,その女性を除け者にして結婚し,海外赴任のある会社に入り直してイラン・エジプトと逃げていたが,末期ガンになった女性が最後に父に会いたいと手紙を寄越し,父は一時帰国で女性に会い,自分は幸せにならないことを選び,母は何が何でも幸せになる道を選んだのだと聞かされる。何も情報を入れたくなくなった僕は図書館に通い続け,3月11日を迎えたが,姉からエジプトの様子を知るように連絡を受け,懐かしいカイロに飛び,ヤコブと再会し,サラバを再発見し,記憶の断片を拾い集めて小説を書いているのだ。書くのに3年掛かってしまったが,僕は女かも知れないし,両親は離婚してないかも知れないし,姉などいないかも知れないし,これを読んでいる人には信じられるものを探し出して欲しいと願っている~直木賞!って芥川賞でも良かったんじゃない? 貴子の言葉「私が,私を連れてきたのよ。今まで私が信じてきたものは,私がいたから信じたの。分かる? 歩。私の仲に,それはあるの。『神様』という言葉は乱暴だし,言い当てていない。でも私の仲に,それはいるのよ。私が私である限り。」「あなたが信じるものを,誰かに決めさせてはいけないわ。」上巻で慣れたからかも知れないが,割に楽に読めた。そう,だんだん大人になってくるからかもしれない

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