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マクドナルド失敗の本質 賞味期限切れのビジネスモデル
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2015/01/30
  • 出版社: 東洋経済新報社
  • サイズ:19cm/186,12p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-492-50261-7

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マクドナルド失敗の本質 賞味期限切れのビジネスモデル

著者 小川 孔輔 (著)

2011年の最高益から170億円の赤字転落へ。日本マクドナルドはなぜここまで落ちたのか? 繰り返しフィールドリサーチを実施してきた著者が、原田時代のマクドナルドの施策とそ...

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マクドナルド失敗の本質 賞味期限切れのビジネスモデル

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商品説明

2011年の最高益から170億円の赤字転落へ。日本マクドナルドはなぜここまで落ちたのか? 繰り返しフィールドリサーチを実施してきた著者が、原田時代のマクドナルドの施策とその結果を分析、業績不振の真の原因に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】

ぐらつく、外食の雄・マクドナルド。
10年以上にわたってマクドナルドを追いかけてきた経営学者が、
藤田田・原田泳幸両氏の戦略をレビューするとともに業績不振の真の原因に迫る。

<おもな内容>
第1章 迷走するマクドナルド
第2章 マクドナルドはどう誕生し、世界最大の外食チェーンに成長したのか
第3章 マクドナルドのビジネスモデル
第4章 原田マクドナルドの経営改革
第5章 原田マクドナルドの戦略転換
第6章 悪夢の3年:客はどこへ消えたのか?
第7章 マクドナルドに未来はあるのか?

【商品解説】

目次

  • 第1章 迷走するマクドナルド
  • 第2章 マクドナルドはどう誕生し、世界最大の外食チェーンに成長したのか
  • 第3章 マクドナルドのビジネスモデル
  • 第4章 原田マクドナルドの経営改革
  • 第5章 原田マクドナルドの戦略転換
  • 第6章 悪夢の3年:客はどこへ消えたのか?
  • 第7章 マクドナルドに未来はあるのか?

著者紹介

小川 孔輔

略歴
〈小川孔輔〉1951年秋田県生まれ。東京大学経済学部卒業。法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科教授。日本マーケティング・サイエンス学会代表理事。著書に「しまむらとヤオコー」等。

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みんなのレビュー25件

みんなの評価3.7

評価内訳

専門家ならではの視点が満載

2016/04/18 15:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:daisuke - この投稿者のレビュー一覧を見る

流通マーケティングの専門家として法政大学の教授、また数々の企業へのコンサルテーションを実践してきた著者の最新刊。世界を代表するファーストフード企業であるマクドナルドの経営の失速を端的に指摘した一冊。クラシックなマーケティング理論・経営者視点・長年にわたり蓄積されたデータから読み取る提言は、業績悪化を短期的な視野で指摘する、よくありがちなウェブコラムとは一線を画す、専門家ならではの視点で考察された一冊と言える。

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2016/02/17 10:27

投稿元:ブクログ

日本出店以来の長年にわたる経営戦略の成否を主に数字を分析することによって浮かび上がらせた労作。中国の工場の事件などは全体の中では一エピソードに過ぎないことがわかる。
直営店とフランチャイズ店の利益の出し方の違い、特に後者がかなりの程度不動産収入に頼っているという指摘は目から鱗だった。しかしそれはアメリカ型の戦略の輸入であり、何より株主の短期的な利益要求に引きずられて魅力のある商品やサービスを提供できなくなっている欠陥は、グローバリズムの悪影響全般に通じる。

2015/04/19 07:47

投稿元:ブクログ

「失敗の本質」というキャッチーなサブタイトルは出版社がつけたものだと筆者も明かしている。この本を通じて目を引くのは、むしろ「成功の本質」の方だろう。藤田時代の最後の10年間(1993年~)と原田時代の10年間(2003年~)は、業績が奇妙な相似形を描いている。前者ではディスカウント戦略が、後者ではプレミアムローストコーヒーなどの付加価値戦略が功奏し、最初の8年間は全店売上高が伸び続けた。しかし戦略効果が剥がれた後は業績が低下し、社長交代に追い込まれる。マーケティングの世界において永遠に有効な戦略というものはなく、藤田戦略も、原田改革も、その時代の時宜を得たからこそ受け入れられ、マクドナルドはファーストフードのトップブランドに登りつめた。全店売上高自体は成長しているのだから、経営者を入れ替えて新機軸を模索するというのは、ガバナンスが効いている証拠でもある。
それを失敗と呼ぶのは、2014/12月期の大幅な赤字決算など最近の苦境が強く印象付けられているからだろう。「10年の法則」が健在ならば復活の一年目となるはずが、2015年を迎えた今もその兆しすら見られない。その原因はFC化を含む原田改革の負の遺産にあるのか、それとも日本での現場オペレーションを知らない現経営陣にあるのか、この本の評価とも絡んで分かれてくるところだろう。
米国では新興バーガーチェーンの、日本ではコンビニの追い上げを受ける現在、成長ドライバーを見い出し難くなっているのは確か。過去のFC化が競争力を阻害しているのか、それともトータルオペレーションでセブンイレブンに及ばないから客を奪われているのか、「期限切れのビジネスモデル」などととキャッチーで曖昧に述べていたのではわからない。勢い余ってチェーンストア理論やFCモデルの否定に走ってしまうあたり、便乗本との批判が付きまとうのは故無しとはできないだろう。

2015/04/26 09:47

投稿元:ブクログ

米国流の株主資本主義的な考え方が、短期で利益をあげることを第一にするなら、会社に本業で種を蒔き育てるというようなことをさせるだろうか? 本書は、原田泳幸と米国マクドナルド本社が行ったそういう経営が、マックが本業で持っていた強み(QSC+V=品質・サービス・清潔・付加価値商品)を失わせ、マクドナルドを凋落させていったその過程を検証していく。投資家に優しい会計基準は、売上や経常利益の上昇とともに並行して進んでいる社員や従業員のモチベーション喪失や優秀なスキルを持つ社員の退職などの企業の「瑕疵」といったものが仮にあったとしても、それを語る項目を持たないという、語っている数字は真実でも、あらかじめ語ることを選んでいるという意味で真実の姿を表していないのだな、と改めて仕組まれた仕組みであること実感する。

2015/04/24 19:40

投稿元:ブクログ

マックは低価格商品、ブランドというイメージがついてしまった。
もはや世界中で同じブランドで、同じようなメニューが付加価値を持つ時代ではなくなった。

2015/02/12 15:42

投稿元:ブクログ

競合の増加。イノベーションの欠如。ブランドイメージの低下。クルーのモチベーションの低下。マクドナルドの先行きは暗い。

2015/03/21 22:09

投稿元:ブクログ

筆者があとがきで述べるように、この本はマクドナルドをサンプルとしているが、書かんとしていることは米国発の「マーケティング」「チェーンストア理論」に対する懐疑である。
だからマクドナルドを全否定しているわけではなく、過去の教育現場としてのマクドナルドについてはかなり好感を持っているように感じた。
なので、本書を読んでいるとマクドナルドでハンバーガーが食べたくなったりする(僕だけ?)。

マックに関してはいろいろと悪口のような批判がある。それはビックビジネスの宿命かもしれない。この本にも「賞味期限切れのビジネスモデル」とキャッチーな副題がついているが、決してマックいじめが目的の本ではないので、アメリカ発のビジネスモデルの問題点を知りたい人にはお薦めである、

2016/03/26 20:34

投稿元:ブクログ

上がり下がり、特に下がりが激しいなと感じており、原因はどこにあるのかと手に取った。
読後になるほどと思えた。
復活はあるのか?

2015/03/11 00:28

投稿元:ブクログ

今回の混入のことはあえて書かずに、藤田体制から原田体制での失敗の予兆の研究。あえて、現場の声を聞かずに、決算書類などから導きだしているところがすごみがある。でも、本人はマクドナルドが好きだったのだと思う。(名古屋限定商品をわざわざ買いに行ったらしい)。そのマクドナルドに裏切られている思い、また、復活して欲しい想いがあるのだとも思った。

2015/06/10 20:17

投稿元:ブクログ

日本マクドナルドのこれまでの財務状況や藤田・原田の戦略比較等の概略をわかりやすく解説している。
身近な商品だけに興味深い。

一部日本語が分かりにくい表現があるのと,今後の展望に触れられていないのが,残念。

2015/06/10 00:19

投稿元:ブクログ

プレミアムローストコーヒー、むしろ、まずいと思ったのですけど。これを礼賛するマスコミって。価格を上げれば、他業態の店へ行きますよね?個人的に衝撃的なのは、P148 マクドナルド、モス、吉野家の比較。「他の顧客のマナーが良い」で最低って。

2015/06/06 16:06

投稿元:ブクログ

活気のなさ、微妙な清潔感、割高感で最近マックに行く機会がめっきり減ったなあ。本書の分析が正しいのかどうかは別として、まあ、ずっと勢いが続く外食企業ってないよね。そう考えると、頑張ったほうかも。

2015/08/11 09:10

投稿元:ブクログ

マクドナルド(米国本社、日本)の歴史をマーケッティング理論の見地から読み解いた本と感じた。

現状の分析から始まってはいるが、マクドナルド兄弟が成功した理由、そして藤田田氏が日本流にマクドナルドを輸入して土着化していく歴史、原田氏が逆にアメリカ流に日本マクドナルドを変えていく歴史は興味深い。

しかしながら、現状では日本マクドナルドは八方塞がりの状態にしか見えない。いろいろな意味でビジネスモデルが古くなってしまったのだろうか。今後のマクドナルドの経営戦略に注目していきたいと思う。

2016/03/14 01:56

投稿元:ブクログ

著者は法政大学経営大学院の小川教授。

感想。よくわかる。マクドナルドのことがよくわかる。
ただ、「賞味期限切れのビジネスモデル」という副題に代表されるような、「失敗した」というスタンスを貫かれている感じは棘がありすぎる。そんなに嫌いか?

備忘録。
・マクドナルドの中長期的課題、①為替、②高齢化、③食文化の和風回帰、④後継者不在の経営、⑤安価で良質な労働力の確保。
・歴史
1971年:米国本社と藤田商店の50%ずつ出資で設立
1972年:競合のロッテリアとモスが誕生
1977年:競合のファーストキッチン誕生
1978年:クォーターパウンダー販売(原田時代に再登場)
1980年:競合のウェンディーズが上陸
1993年:競合のバーガーキングが上陸
1994年:バリューセット販売
1995年~円高を利用したディスカウント路線
2001年:BSE問題
2008年~直営⇒FC店経営へ
2011年:米国本社へのロイヤルティ料率が2.5%⇒3.0%へ

・JCSIという日本版顧客満足度指数あり。マクドナルドは2013年度には調査対象24社中最下位。
・直営店の高収益の理由①QSC+Vの徹底、②食材の大量調達、③セット販売
・日本は家賃が高く、賃貸契約期間が短いことから、米国とかよりもFC店の収益率が低い。
・戦略シーケンス(順序)。ブランドを立て直すにはある程度の時間が必要で、打ち手も同時に行うのではなく優先順位をつける。
・米国本社へのロイヤルティ料率は、藤田田退陣後3徐々に3倍へ
・マクドナルドの競合は、他のファストフード店や牛丼、ファミレスよりも、コンビニ

2016/05/30 23:44

投稿元:ブクログ

日本マックの生み&育ての親である藤田氏と、低迷していたマックを再度浮上させた原田氏。それぞれの時代の背景とおその時々に取った戦術を重ね合わせながら、マックの栄枯盛衰についてまとめられた一冊。

両者ともに時代の流れに沿った施策を打ち、一時的に売上を大きく拡大させるも、無理な拡大に足元固めがついて行かず、結果時代の変化に振り落とされ、失墜する。

藤田氏は価格訴求&急激な店舗拡大で売上倍増も、消費が頭打ちになると逆回転が始まり、ブランド価値を下げ、不採算店舗を増やしてしまった。

原田氏は、直営からFCへの急激な転換によるESの急激なダウン、競争力の源泉であるQSCが崩れる。更に、24時間営業、マックカフェにより、低単価・低回転の招かざる客が大幅増、コアターゲットであるファミリー層の離反を招いてしまう。

確かに「マックがなぜ凋落したか」は分かり易くかかれているが、後知恵で批評するだけでなく、どうすれば良かったのかを抽象的なコメントだけでなく、具体的に提言があると良かったな。

いずれにせよ、我が家はマックのヘビーユーザーなので、更に良い企業になるよう応援してきたいと思います!

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