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化石少女
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/11/12
  • 出版社: 徳間書店
  • サイズ:20cm/352p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-19-863878-8

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紙の本

化石少女

著者 麻耶 雄嵩 (著)

京都の名門学園に続発する凄惨な殺人事件。対するは、マンジュウガニ以上といわれるすべすべ脳みそにして、化石オタクの変人女子高生。古生物部の美形部長まりあが、一人きりの男子部...

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京都の名門学園に続発する凄惨な殺人事件。対するは、マンジュウガニ以上といわれるすべすべ脳みそにして、化石オタクの変人女子高生。古生物部の美形部長まりあが、一人きりの男子部員をお供に繰り出す、奇天烈推理の数々!【「BOOK」データベースの商品解説】

京都の名門学園に続発する凄惨な殺人事件。対するは、一番身近なワトソン役にも馬鹿にされる化石オタクの変人女子高生。2人は学園内で起こる怪事件をどう解決するのか? 『読楽』掲載を加筆訂正。【「TRC MARC」の商品解説】

学園の一角に建つ壁には日暮れると生徒たちの影が映った。そしてある宵、壁は映し出した、恐ろしい場面を……。京の名門高校に次々起こる凶悪事件。古生物部の部長にして化石オタクのまりあが、たった一人の男子部員をお供に繰り出す、奇天烈な推理の数々とは?【商品解説】

著者紹介

麻耶 雄嵩

略歴
〈麻耶雄嵩〉1969年三重県生まれ。京都大学工学部卒業。91年「翼ある闇」でデビュー。2011年「隻眼の少女」で日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞をダブル受賞。

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みんなのレビュー36件

みんなの評価3.3

評価内訳

化石おたくの女子高生×精緻なミステリー=?

2015/03/28 00:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アントネスト - この投稿者のレビュー一覧を見る

個性際立つ名探偵を数々生み出してきた麻耶雄嵩が、また新たな名探偵を送り出す。
化石おたくの女子高生・神舞まりあが本作の探偵役なのだが、彼女の推理はハッキリ言ってヒドイ。何しろ、彼女の推理は、まず私怨ありきなのだ。
彼女が部長を務める古生物部は、生徒会から最後通牒を突きつけられ、廃部の危機にある。そのため生徒会を逆恨みする彼女は、事件が起こるたび、生徒会メンバーの誰かを犯人に違いないと決めつけるのだ。
そこから逆算して、ターゲットの生徒会役員が犯人になるためにはどうしたらいいかを推理するのだが・・・・・・本末転倒というか、我田引水というか、シンプルに迷探偵というか、まったくヒドイ(笑)。
これほど無茶苦茶な探偵に、ひねくれつつも精緻なパズルとして完成度が高い麻耶ミステリが出会って、面白くならないわけがない。少なくとも私は、とても楽しませてもらいました。

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2015/01/15 13:30

投稿元:ブクログ

+++
京都の名門学園に続発する凄惨な殺人事件。対するは、マンジュウガニ以上といわれるすべすべ脳みそにして、化石オタクの変人女子高生。古生物部の美形部長まりあが、一人きりの男子部員をお供に繰り出す、奇天烈推理の数々!
+++

名門学園で次々に人が死ぬ。廃部寸前の古生物部と生徒会とのいざこざ、化石にしか興味のない美少女部長・神舞まりあと唯一の部員でありまりあの幼馴染にして、親の仕事がらみでまりあのお守り役を仰せつかって入学した桑島彰の夫婦漫才――彰が聞いたら怒り出しそうだが――のようなやりとり、といったある種コメディにもなりそうなお定まりの設定のなかで、禍々しい殺人事件が起きるのである。しかもまりあは、古生物部の宿敵である生徒会のメンバーを犯人として推理を展開するので、彰はその尻拭いをさせられることになる。さらに言えば、事件はまったくすっきり解決しないのである。だが、そういう趣向なのかと思いかけたラスト近くで、突然目を覚まされた感じである。いろんな風に愉しめる一冊でもあると思う。

2016/03/08 23:42

投稿元:ブクログ

20160308
状況や設定が読みやすかった。
化石ネタがけっこう出てきて満足。
オチは気づいてたけど、そこまで衝撃ではなかったな〜
でもよかったと思う。

2015/10/25 16:18

投稿元:ブクログ

古書店にて510円で購入。この人の著作はミステリの内部構造を揺るがすが如き状況設定に特徴があり、今回は〈初めに犯人ありき〉で憎き生徒会役員を犯人役に仕立て上げ、数多の殺人事件を推理するという古生物部部長の変人女子高生と、彼女の暴走を止めるべくその推理の欠点を指摘する〈反逆のワトソン〉たる後輩男子の二人が主軸。ワトソン役にシニカルな視点を導入しているせいか、お得意の嘲笑的な比喩にも磨きがかかっているが、従来の短編集にしばしば見られた(「こうもり」「幣もとりあへず」的な)突出した〈珠玉の一編〉が無いのは残念。

プロットの要請上不可避ではあるのだが、ワトソン役にツッコミの余地を与えてしまうことで、ミステリとして散漫な印象をも与えてしまうのは致し方ないところか。従来の麻耶作品に比べると攻撃力は低めで、手堅くまとまった印象。

【ネタバレ注意】一応読了前に「こうも推理潰しに躍起になっている彰が真犯人なのでは?」と予想してエピローグに臨んだが、当たっていたのは最後の事件だけだった。

2014/11/23 06:47

投稿元:ブクログ

名門ペルム学園で繰り広げられる殺人事件。
我らが愛すべき赤点少女とその従僕の推理合戦・・・ってことにしておきましょうか。

さすが、麻耶センセと舌を巻く思いです。

2016/03/22 09:02

投稿元:ブクログ

麻耶雄嵩さんらしい作品( *^艸^)

おもしろいんだか、拍子抜けなのかよくわからない( *^艸^)

2015/04/08 10:15

投稿元:ブクログ

推理小説としては胡散臭く、青春ものとしては中途半端、化石のうんちくはなるほどなのでしょうがこちらに興味がないし、主人公二人にも魅力がない。どちらかというと否定的な要素満載なんだけど、(安易に人が死にすぎる)、最後薄ら寒い怖さが良かったです。

2015/02/22 14:01

投稿元:ブクログ

学園内外で起こる事件の犯人は生徒会のメンバーだ、とあらかじめ犯人を決めつけてから、トリックを考えるまりあ先輩の推理は、強引でありながら筋は通っているように見え、本当に真実を看破しているのでは?思うのですが、ほとんどの真相は明らかにされずに終わります。
真相はどうだったのかは気になりますが、それ以上にまりあの従僕であり、お守役と自負している彰の真意が毎話見えてこず、麻耶さんの作品だけにラストはどうなるのかと期待していたのですが、結末はそれほどでもなく。今までの麻耶作品に比べるとパンチは弱いですが、薄っすらとした怖さを残す読了感は麻耶作品だなーと思いました。

2015/09/14 00:45

投稿元:ブクログ

天パ美少女赤点探偵の推理と、それにダメ出しを入れる従僕という設定がこう結末に絡むかぁ。貴族探偵対女探偵、さよなら神様と連作短編形式の麻耶作品が最近続いていたためか最終話の仕掛けが露見しやすくなっていたとは思いました。それにしてもこの学園は通いたくねぇ……

2015/02/04 00:57

投稿元:ブクログ

すべてをぶち壊すラストに震える。麻耶さんの描く探偵はなぜこうも魅力的なのか。ワトソンとの関係性も一筋縄ではいかず興味深い。

2015/01/17 22:20

投稿元:ブクログ

赤点だらけのおバカ少女と、お目付け役の少年の活躍?を描くミステリ。化石に関する薀蓄も楽しめる……かな。
まりあの繰り出すトンデモ推理は、その都度一蹴されるだけ。一向に解決される気配のない事件がどんどん地層のように積もっていく……それこそ事件が化石化してしまいそうです(笑)。これどうなるの? と思いつつ読んでいましたが。わはは、さすがは麻耶さんだ!
ライトな青春ミステリ、ってな体裁で読み心地は楽しいんだけど。うーん、やっぱり邪悪だったかー。なんともいえない読後感です。

2015/07/27 22:17

投稿元:ブクログ

京都の名門学園に続発する凄惨な殺人事件。対するは、一番身近なワトソン役にも馬鹿にされる化石オタクの変人女子高生。2人は学園内で起こる怪事件をどう解決するのか? 『読楽』掲載を加筆訂正。

摩耶雄髙とはどうも相性が良くないらしい。「さよなら神様」を始め、これが4作目だが、魅力がわからない。きっと玄人受けする作家なのだろう。
(D)

2015/04/15 06:31

投稿元:ブクログ

エピローグのために、各編のモヤモヤを我慢。その期待はある程度叶えられるが、作者のアベレージを考えるとインパクトは小さい。ガラッと景色が変わるいつものレベルに対して、見え方がちょっとずれたくらい。化石のトピックを推理に生かす、というアイディアありきの短編を最後に強引につないだ結果だろうか。6.5

2015/02/11 18:42

投稿元:ブクログ

マイナー文化部に所属する高校生が
部の存続をかけて生徒会と丁々発止を繰り広げながら
身の回りで起こる事件を推理していくという
手垢がつきまくりの学園ミステリー。

キャラ立ちを優先された造形で
やたらとエネルギッシュなホームズ役の女の子と
その女の子に振り回されるやれやれ系のワトソン。
涼宮ハルヒとキョンを彷彿とさせる掛け合い。

事件も推理も凡庸というか平凡で目新しさはなく
凡作としか言い様がない作品。

最後に麻耶雄嵩らしさがあるのだが、
エピローグの数ページでオセロのように
すべてがひっくり返って良作になるかというと
当然そんなはずはなく、
どちらかというと作者から信者への餌としか感じられなかった。

「ほら、お前らこういうのが好きなんだろ」と
主人から与えられた餌に、よく飼いならされた犬が
「さすがご主人様。わかっていらっしゃる。
このブラックさがたまらないんです!」と
尻尾振って喜んでる、そんな図式を感じた。

まあ、それでも2015年の各種ミステリーランキングの
TOP10にはしっかり入ってくるんだろうなと思うと
やれやれという気持ちで読後を締めくくる思いだった。

2015/02/26 15:47

投稿元:ブクログ

【収録作品】第一章 古生物部、推理する/第二章 真実の壁/第三章 移行殺人/第四章 自動車墓場/第五章 幽霊クラブ/第六章 赤と黒/エピローグ