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恋するソマリア

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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2015/01/26
  • 出版社: 集英社
  • サイズ:20cm/306p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-08-771584-2
  • 国内送料無料

紙の本

恋するソマリア

著者 高野 秀行 (著)

台所から戦場まで!世界一危険なエリアの正体見たり!!アフリカ、ソマリ社会に夢中になった著者を待ち受けていたのは、手料理とロケット弾だった…。『謎の独立国家ソマリランド』の...

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恋するソマリア

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商品説明

台所から戦場まで!世界一危険なエリアの正体見たり!!アフリカ、ソマリ社会に夢中になった著者を待ち受けていたのは、手料理とロケット弾だった…。『謎の独立国家ソマリランド』の著者が贈る、前人未踏の片想い暴走ノンフィクション。講談社ノンフィクション賞受賞第一作。【「BOOK」データベースの商品解説】

アフリカ大陸東端に広がるソマリア。残酷な戦場と平和な民主国家が隣り合う不思議な世界に惹かれた著者が、あらゆる現場に飛び込む! 片想いが暴走する辺境リアルストーリー。『小説すばる』連載に加筆・修正して単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

アフリカ大陸東端に広がるソマリア。残酷な戦場と平和な民主国家が隣り合う不思議な世界に惹かれ、そこに暮らす人々に恋をした著者が、台所から戦場まで、あらゆる現場に飛び込む。命がけの見聞録!


【商品解説】

著者紹介

高野 秀行

略歴
〈高野秀行〉1966年東京都生まれ。タイ国立チェンマイ大学日本語講師を経て、ノンフィクション作家となる。「謎の独立国家ソマリランド」で講談社ノンフィクション賞等を受賞。

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みんなのレビュー45件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

どうせ読むなら前作から・・・

2015/08/22 03:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:arima0831 - この投稿者のレビュー一覧を見る

高野秀行氏のソマリアもの、第二弾。『謎の独立国家ソマリランド』の姉妹編だ。

前作は500ページを超える分厚さで、ソマリアの地誌背景政治状況などを、面白おかしくも綿密に解説しながらのルポルタージュだった。構えとしてはこっちの方がかなり重厚で、本としての評価はやはり圧倒的にこちらが上だとは思う。

今回の本は、その後の作者のソマリアとの関わり合いを描いたもの。
細かい背景をきっちりとまとめあげた後段なので、本作では心置きなく高野節が炸裂した取材記となっている。全体の構えは軽めで、サクサク楽しく読める感じだ。

しかしそうやってサクサク出てくる話は、作者の現地化と相乗して危険度も難易度もはるかに増している。

再びソマリランドに入国した作者、まず早々に警察に連行されてしまう。その(ユルい)顛末は・・・?!

そして再びソマリアの首都モガディショへ。そして南部ソマリアに取材に入り、ついに現地で戦闘に巻き込まれる、危険極まりない取材の一部始終。

骨子としてはおそろしくタフでワイルドなものだが、これが一貫して例の「高野節」でユルユルゆるるんと語られていく。実際に命がけになったシーンもあるのに、全てが絶妙な脱力感で支配されていて、そこにだらんと身を委ねているだけで脳内にヘンなα波が出始めるようだ。

この独特な語り口を通せば、話がなんであってもとりあえずおもしろ楽しいのだが、現地で戦闘に巻き込まれた一部始終から、家庭の主婦に料理を習う経過(実は戦闘取材並みの難易度ではあるらしい)まで、ネタの鮮度がまた比類なく高いのだから、スゴイを通りこして呆れかえった話。
そんなこんなで、スルスルと楽しく一気に読んでしまった。

そうしたソマリアと作者の「蜜月」は、一体どのような展開を見せるのかと思えば、あれあれあれれれれ、と不思議なところに着地。はてさて、今後はどうなっていくのだろうか?

前作を読まなくても十分面白く読める一冊だとは思うが、ソマリアの全容をある程度イメージできる状態で読んだ方が面白さは広がる。どっちにしろ本作を読んだら、まず前作も読みたくなるはずなので、どうせだったらまず分厚い方から攻めるのがオススメかも。

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紙の本

未知の世界が展開される

2015/05/25 21:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うにょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

前作である『謎の独立国家ソマリランド』の続編である。前作が衝撃的かつ面白かったので、手に取ってみた。
ソマリランドで著者が体験したことを書くという基本的スタイルは変わらない。やはり、ディープな世界を垣間見ることができた。ソマリランドで家庭料理をしたり、あるいは、ひどい便秘に襲われた中、危険なところを移動したり。国や地域が違えば色々違うことはでてくるが、違いがありすぎる。違う世界を覗いてみたいという人にはぜひおすすめの一冊である。

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2015/04/20 00:38

投稿元:ブクログ

『謎の独立国家 ソマリランド』に続く高野秀行ソマリもの第二弾。タイトルにある通り、著者はソマリ社会に認められたくて仕方がない。日本にほとんどソマリランド/ソマリアについての知識がある人がいないため、我こそが第一人者であると認められたい。警護一つとっても客人であることは明らかなんだけれども、どこかで仲間だと思ってもらいたい。だってこんなに好きでのめりこんでいるんだもん、という感じだろうか。それは正しく片想いというものに近い。ソマリ人が正しくツンデレ派なので、ますます焦れる。時々向こうも気のある素振りをするものだからますますだ。最後の「裏切り」は著者ならずともちょっと切なくなる。

内容は、前著以降も定期的に訪れているソマリランド/ソマリアについての話。
若干ネタバレになるが、ソマリランドの有名ミュージシャンへのインタビュー、ソマリランドへの中古日本車の販売ビジネス、ソマリア人早大生からのお遣い、ソマリ家庭料理の体験、ソマリの知り合いのTV記者の暗殺事件、などなどが著者の切なる想いとともにつづられる。その中でもハイライトは、何よりもシャベル・ホーセ州知事と国会議員との南部ソマリアの取材旅行でゲリラに襲撃された下りだろう。相手は火器で武装して攻撃してきているのだから、本当に死んでもおかしくなかったのだろう。

著者が相手側に肩入れして深く入り込んで取材をしていることで、「文化の違い」というものがよくわかる。違いはあっても、優劣はないのだという思いを強くしてくれる。

『謎の独立国家 ソマリランド』ほどの衝撃はないが、『謎の独立国家 ソマリランド』が気に入った人なら文句なくお薦め。挿入されているカラー写真もアフリカらしくカラフルで素敵だ。

→ 『謎の独立国家 ソマリランド』レビュー
http://booklog.jp/users/sawataku/archives/1/4860112385

2015/05/06 11:08

投稿元:ブクログ

待ってましたのソマリア本!
前作があまりに奇想天外抱腹絶倒、世界情勢なんてこれっぽっちも理解できていない私ですら楽しくすいすい読めたので、ずっと心待ちにしておりました第二弾!

さすがにソマリ世界にも詳しくなった著者だし、こっちも多少は知識があるんだよねぇぇ、二作目だしさ、前作のような驚きに満ちた展開もあまりなさそうだなあ、などと高をくくって読み進んだ前半。
ソマリ娘に料理を習うくだりなど、ほほえましく楽しく読んでいたが、侮るなかれソマリア紀行!最終章で命からがらの絶体絶命の危機が待っていたとは!
うーん、なんて危ないんだ。高野さん生きててよかった。本作が読めた。

こんなに危ない目に遭っても、まだまだソマリ熱が冷めていないようなので、第三弾もあるかな!
楽しみにしています。

2016/02/21 14:25

投稿元:ブクログ

語学の天才による最新作。海賊の国・ブラックホークが墜ちた国・無政府の国というイメージしかなかったソマリアにここまで入り込んた彼の功績は大きい。前作「謎の独立国家ソマリランド」の続編的な本。写真も多く挿入。よくぞここまでトンデモない旅をするかと半ばあきれながら、ページをめくる手がとまらなかった。2015年1月第一刷。

2015/03/10 13:54

投稿元:ブクログ

毎度ながら市井の人々の暮らしや文化、宗教など細やかなところに焦点をあて、大袈裟でも説明不足でもなくちょうどいい、完全にわたしたち目線でレポートしてくれる。
様々な局面を多面で捉えて知りたい欲で突き進む「謎の国家ソマリランド」からの本作。ほんとに恋しているんだな。

2015/08/24 17:52

投稿元:ブクログ

今回も楽しそう。この冒険に憧れますが、最後銃弾が飛び交ってたので、目が覚めました。アカンアカン。

著者はソマリアよりハムディに惚れてるんじゃないかという疑惑があります。ハムディかわいいよハムディ。

2015/06/11 20:37

投稿元:ブクログ

 ソマリランド続編と言うべきか。
 ソマリアの魅力というか、著者の高野氏の視線の豊かさが魅力と言おうか、なんというか……しかし、うん、前作書きながらずーっと取材してた んだね。ということはまた次がある?楽しみです。

2015/09/26 16:22

投稿元:ブクログ

ソマリアという地域や民族への興味もありましたが、そこに夢中になる作者の様子が、とても面白く読みました。
ただ、やはり紛争の地、生きて帰れて良かったと思います。
それから、厳格な戒律が自然に守られる田舎、様々なものを破壊しながら便利さを追求して人が集まる都会のどちらの文化がより人らしいのか、というあたりについては、改めて考えさせられました。

2015/07/26 20:49

投稿元:ブクログ

高野氏のソマリアへの愛にはただもう感服するのみ.今度生まれるときはソマリアに生まれてきてくださいというぐらいソマリアにどっぷり浸かった命がけの訪問記.ただ,恐ろしい場所というイメージだったが,そこにもやはり生活があるのだということをしみじみ思った.

2015/02/12 22:02

投稿元:ブクログ

高野秀行さんのソマリア本第2弾。前作に引き続き、面白い一冊に仕上がっておりまして、高野さんに新しいテーマが見つかって本当に良かったと、生意気にも思ってしまうのでありました。読みごたえという意味では、やっぱり前作『謎の独立国家ソマリランド』の方がすごかったし、きっとあちらが代表作になっていくのだろうなとは思うのですが、こちらも情報量としては十分。特に後半の料理の話や、実際に襲撃を受ける話は現地まで行って、奥まで入り込んだからこその話。なかなかほかで読めるモノではないでしょう。ソマリアで高野さんをナビゲートしてくれていたハムディが亡命してしまったこれから、さてどうするのか。これで終わり…ではないよね、と今後への期待も込めて。

2015/09/06 19:12

投稿元:ブクログ

高野さんをもう探検家とは呼べないよなぁ…、とちょっとさみしくも感じる。それは否定的なものではもちろんなく、本書も前作に続きソマリアの現状を描いた本としてとても興味深かったから。紛争、政治、経済事情もテレビの情報なんかより優れているし、さらに高野さんならではの庶民の暮らしまでレポートされている。本人も言っているが、世界で高野さんしか経験し得ないことが書かれていてとても面白い。本書の中ではその後オチがあるのだが、まさしく高野さんのジャーナリスト記念本です。

2015/03/29 06:10

投稿元:ブクログ

「謎の独立国家ソマリランド」の続編は、リアクション芸人が如く過激な方向へ突き進む。この路線だと次は死んでしまうので、遺跡調査などの方向転換が良いかと。

2015/12/05 23:13

投稿元:ブクログ

10.29.2015 読了
未知の地ソマリア
過酷な旅とジャーナリズム精神
嗜好品のカートとらやをやってみたい。

2015/08/30 14:18

投稿元:ブクログ

ソマリアへは、一生行かないでしょうけど、深刻さと軽妙さが抜群。『謎の独立国ソマリランド』の続編なんだけど、凄いよね。現地を取材してるんだけど、もはや一員にならはるんですよ。ソマリア人ってなんでこんな反応なんだ!みたいなことはもう読んでいくうちになるほどね、ですよ。ワラベ長者ってゆう老人が最も尊敬されてる人ってことで、会いに行っておられるんですけど、ワラベさんの昔話なんかは感動です。氏族社会において、父親を殺され仇を討ってこいと送り込まれた少年ワラベさんのとった行動とか、それで今でも尊敬されてるってゆうまわりの人たちの価値観とか面白い。

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