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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2015/05/20
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/275p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-219486-0
  • 国内送料無料

紙の本

リバース

著者 湊 かなえ (著)

深瀬和久は平凡を絵に描いたようなサラリーマンで、趣味らしいことといえばコーヒーを飲むことだった。その縁で、越智美穂子という彼女もできてようやく自分の人生にも彩りが添えられ...

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リバース

1,512(税込)

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商品説明

深瀬和久は平凡を絵に描いたようなサラリーマンで、趣味らしいことといえばコーヒーを飲むことだった。その縁で、越智美穂子という彼女もできてようやく自分の人生にも彩りが添えられる。と思った矢先、謎の告発文が彼女に送りつけられた。そこにはたった一行、『深瀬和久は人殺しだ』と書かれていた。深瀬を問い詰める美穂子。深瀬は懊悩する。ついに“あのこと”を話す時がきてしまったのか、と。【「BOOK」データベースの商品解説】

平凡なサラリーマン、深瀬和久の趣味はコーヒーを飲むこと。その縁で、美穂子という彼女もでき、人生に彩りが添えられると思った。だが、「深瀬和久は人殺しだ」と書かれた告発文が送りつけられ…。『小説現代』掲載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】

深瀬和久は、事務機会社に勤めるしがないサラリーマン。今までの人生でも、取り立てて目立つこともなく、平凡を絵に描いたような男だ。趣味と呼べるようなことはそう多くはなく、敢えていうのであればコーヒーを飲むこと。そんな深瀬が、今、唯一落ち着ける場所がある。それは〈クローバー・コーヒー〉というコーヒー豆専門店だ。豆を売っている横で、実際にコーヒーを飲むことも出来る。深瀬は毎日のようにここに来ている。ある日、深瀬がいつも座る席に、見知らぬ女性が座っていた。彼女は、近所のパン屋で働く越智美穂子という女性だった。その後もしばしばここで会い、やがて二人は付き合うことになる。そろそろ関係を深めようと思っていた矢先、二人の関係に大きな亀裂が入ってしまう。美穂子に『深瀬和久は人殺しだ』という告発文が入った手紙が送りつけられたのだ。だれが、なんのために――。
深瀬はついに、自分の心に閉じ込めていた、ある出来事を美穂子に話し始める。全てを聞いた美穂子は、深瀬のもとを去ってしまう。そして同様の告発文が、ある出来事を共有していた大学時代のゼミ仲間にも送りつけられていたことが発覚する。”あの件”を誰かが蒸し返そうとしているのか。真相を探るべく、深瀬は動き出す。【商品解説】

著者紹介

湊 かなえ

略歴
〈湊かなえ〉1973年広島県生まれ。「告白」で本屋大賞、「望郷、海の星」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。ほかの著書に「Nのために」など。

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みんなのレビュー226件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

最後の一言の衝撃

2016/04/14 08:08

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る

湊かなえの描く人物像はやけにリアルだ。勉強はでき、いい大学に入って、でもどこか物足りない…という平凡な一人の男性目線でえががかれているこの作品。
表紙もコーヒー豆の図案であったり、作中にも珈琲とその店が重要な人間関係を築くきっかけになっていたりする。
私の印象では湊かなえはミステリー作家なのでこれも語り手が犯人を見つける話とおもって読みすすめてしまった。そうだったから、最後の一言で読中の考えがまさに「リバース」してしまった!
長編であるが、登場人物も多くなく読みやすく一時間で読了。最近は筆者の原作が次々と実写化しているがこの作品はしてほしくないな。と思う、おすすめの一作

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紙の本

友人関係ね

2015/10/26 13:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

子供の頃こんなに頭で考えて友達を作っていなかったな、お互いに素直だったし。
思春期のちょうど十代後半・・からの付き合い方は思い出すと合う合わないを感じ取っていたな。それでも付き合いの長くなる人もいれば自然と腐れ縁でいい方向に行く奴も居る。

あまり書いてしまうとこの作品を味わえないので、コーヒーを入れて読む事を薦めますが・・・後半ラストにはコーヒーの味が違ってるかもしれません。

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紙の本

イヤミスではない

2015/10/15 17:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふくちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

何かのレビューで、この小説をイヤミスと表現していたが、そうは思わなかった。コーヒーのように苦味があって豆によってその苦味もそれぞれ個性があるように、登場人物によって苦しみも違っている。どうか深瀬が孤独になりませんように。ささやかでも暖かな幸せに包まれますように。それが広沢の望みであると思う。

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紙の本

リバース

2015/08/25 01:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:TKクン1号 - この投稿者のレビュー一覧を見る

『深瀬 和久は人殺しだ』という文章で始まる、この小説は、主人公の深瀬 和久の
視点で描かれている。社会人になった彼の手元に(実は彼だけではないが)に告発文が届く。これは、彼が、在籍していた明教大学の5名の仲間が別荘で過ごしたときに起きた自動車事故に起因する内容である。この事故で犠牲になったのは仲間の広沢であるが、この事故の後、深瀬は広沢のことが、気になり、彼の高校の同級生に会いに行くために彼の実家に行く。そうしている間に、それまでに分からなかった広沢の人柄が少しはわかるようになっていく。そして、例の告発文を書いたのは、深瀬のかなり身近な人物であった。この作品の文章はよみやすく、テンポがいいととおもった。

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紙の本

見事な話の展開

2016/02/29 01:14

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DS-S - この投稿者のレビュー一覧を見る

最後まで結末が見えず、とてもわくわくしながら読むことが出来た。見事な話の展開で、ミステリーとしてはとても面白かった。ただ、男性を主人公とするのは庁舎にとって初めてであったと思うが、主人公の設定や環境に魅力が欠けていたのが残念でした。

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紙の本

今イチか?

2015/10/14 09:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

大体においてはずれのない作家だが、本作は、やや、こなれていない気がした。告発文が目を引きすぎるからか、ストーリー展開が今イチで、少々、わかりにくくしてしまった感jじ。すっきりとした書きようがあったのでは、と幾分、残念。

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2016/01/23 18:53

投稿元:ブクログ

+++
深瀬和久は、事務機会社に勤めるしがないサラリーマン。今までの人生でも、取り立てて目立つこともなく、平凡を絵に描いたような男だ。趣味と呼べるようなことはそう多くはなく、敢えていうのであればコーヒーを飲むこと。そんな深瀬が、今、唯一落ち着ける場所がある。それは〈クローバー・コーヒー〉というコーヒー豆専門店だ。豆を売っている横で、実際にコーヒーを飲むことも出来る。深瀬は毎日のようにここに来ている。ある日、深瀬がいつも座る席に、見知らぬ女性が座っていた。彼女は、近所のパン屋で働く越智美穂子という女性だった。その後もしばしばここで会い、やがて二人は付き合うことになる。そろそろ関係を深めようと思っていた矢先、二人の関係に大きな亀裂が入ってしまう。美穂子に『深瀬和久は人殺しだ』という告発文が入った手紙が送りつけられたのだ。だれが、なんのために――。
深瀬はついに、自分の心に閉じ込めていた、ある出来事を美穂子に話し始める。全てを聞いた美穂子は、深瀬のもとを去ってしまう。そして同様の告発文が、ある出来事を共有していた大学時代のゼミ仲間にも送りつけられていたことが発覚する。”あの件”を誰かが蒸し返そうとしているのか。真相を探るべく、深瀬は動き出す。
+++

大学のゼミ仲間と友人の別荘に出かけたとき、遅れてきた別荘の主本人を車で迎えに行った広沢が、崖から落ちて亡くなった。そのことを胸に抱えて社会人になった深瀬たちに、「人殺しだ」という告発文が届き、事態が新たに動き出す。広沢のことを知りたいと、彼をよく知る昔の友人たちに話を聴いて回る深瀬だったが……。それぞれの身勝手さ、心の弱さ、保身など、さまざまな面があぶりだされる中、最後の最後の最後の最後にとんでもない事実が明らかになるのである。まさにオセロゲームの白黒が一瞬にして入れ替わるように、世界の見え方が裏返るのである。一瞬思わず息を呑んだ。最後にタイトルの意味に納得する一冊である。

2015/11/15 15:59

投稿元:ブクログ

主人公・深瀬の彼女宛に「深瀬和久は人殺しだ」という手紙が届く。その設定は面白いのだけど、この主人公がなんともつかみどころのない人物で結構つらい(笑)。他の登場人物もなんとなく薄っぺらいために、「過去の秘密」の位置づけが読みづらかった。途中出場の人物も好きになれず、人物はだめだったけど、美味しいコーヒーを飲みたいと思う作品ではあった(笑)。コーヒーを飲みつつ(マーラーの交響曲も聞きながら)一気読みでしたが、味わいと香りが薄かったです。

2016/01/28 17:01

投稿元:ブクログ

友人間の格差にコンプレックスを抱きながらも、いちばん好きで得意としていることで自分の居場所を確保していた深瀬が、大学時代に起きた友人の事故死の告発文がきっかけで事故の真相を探り核心に迫っていくうちに、人として成長していく…そんなストーリーで、ベタで切ない青春回顧サスペンス?と油断しました。
しっかり湊かなえワールドです。
ガクブルしました。
おいしいコーヒー飲みたい!なんて思わせるような装丁に、うっかり惑わされました。
せめて、コーヒーだけは絶対後味の良いものを飲みたいと切望する今現在の心境です。

2016/12/08 22:04

投稿元:ブクログ

 コーヒーが大好きな深瀬和久は、恋人から「深瀬和久は人殺しだ」という告発文が送られてきたと言われ、愕然とする。そう言われて思い浮かぶのは、大学生だったあの夏の日のこと。友人の広沢由樹が車ごと谷底に転落したのだ。

 主人公が隠していた秘密…酒を飲んでいることを知っていながら運転させたのであれば、やはりそれは罪だろう。友人の過去をたどっていくと、告発文を送った犯人につきあたり、そしてその正体というのも想定の範囲内だったので、そこに驚きはなかったが、最後の最後でそれこそ谷底に突き落とされたような気持ちになり、そうだ、この作品の作者は湊かなえだったのだと思い知らされる。この衝撃はすごい。

2017/02/23 14:10

投稿元:ブクログ

装丁がコーヒー豆。
ただの水玉模様だと思っていた。

主人公・深瀬は地味なタイプで対人関係が苦手。
大学に入って初めてできた友達・広沢。
とある手紙がきっかけとなり、広沢の人間関係を調べていく…。

自分が友達を思う気持ちと、友達が自分を思う気持ちはイコールではなく、相手によって友達同士でも付き合い方も違うということ。

深瀬の趣味の珈琲うんちくのおかげで、無性にコーヒーが飲みたくなりました。
一瞬、ミステリーだということを忘れてしまったけど、
最後のオチでぞわっとさせられました。

本音でぶつかり合うまではいかなくても、友達ならある程度お互いのこと話し合えてれば…。

2016/01/20 23:13

投稿元:ブクログ

2015年5月発行の作品。
男性のみ視点の主人公は初めて?
湊かなえ節、炸裂!

深瀬和久は、事務機会社に勤めるサラリーマン。
コーヒーを淹れるのが上手いというぐらいしか、取り得はない。
常連になったコーヒー店が一番落ち着ける場所で、そこで知り合った美穂子と恋人に。
ところが、彼女の元に怪文書が。
「深瀬和久は人殺しだ」という。

深瀬は子供の頃から成績は悪くなかったが、地味で目立たず内向的で、数人は喋る友達はいても、親友がいなかった。
大学で初めて広沢由樹という親友が出来た。
人が良く寛容で、前に出ようとしない広沢。
ところが、ゼミ仲間との旅行で、その広沢が事故死してしまう。

怪文書は、ゼミ仲間の元へも届いていた。
深瀬は犯人を捜すべく、広沢を知る人たちに事情を尋ね始める。
広沢はどういう人間だったのか、本当に親友だったのかも知りたいと‥
広沢くん、いい子なのに、惜しいことを。
遠慮深すぎても、問題あるんだなあ。

二転三転するストーリー。
青春時代にありがちな自意識過剰や、級友の力関係、考えの足りない行為など、とてもリアルです。
そのためにだんだん主役級の人物が成長していくことを望むようになるのですが、驚愕のラスト。
ミステリ読みなもんで、実は手がかりには気づいていましたが‥
それでも衝撃的でした☆

2016/10/29 07:02

投稿元:ブクログ

オセロのように並んだコーヒー豆に、
タイトルが『リバース』
それよりなにより作者が湊かなえさんだし(笑)
これは、きっと最後の最後に一発逆転が来るに違いないと
いつにも増して注意深く読み進めました。

きますよ~、期待通りのものが!!
私はこういう終わり方嫌いじゃないです。
何があっても、先に最後の2ページを読んだりすることのないように♪

2015/07/07 13:18

投稿元:ブクログ

確かにこの結末は予測できませんでした。最後の1行でここまでひっくり返されるストーリーには脱帽です。が、言いがたい取って付けた感を覚えて「完全に腑に落ちた」とは言えないと感じたのもまた事実です。とは言え、オススメの1冊であることは間違いありません。

2017/01/04 11:46

投稿元:ブクログ

底意地の悪さが魅力の湊かなえさんの作品。
Facebookの読書会ページで知り
すぐに読んでみた。
図書館で借りたのは1年ぶりぐらい?

大学時代の友人広沢が事故で死んだのは
おまえたちのせいだ という手紙がくる。
あれは事故ではなかったのか?
僕たちは何かいけないことをしたのか?

人間関係がへたくそで自分に自信が持てない深瀬だが
初めて友人になってくれたのが広沢だった。
なのに広沢のことをほとんど知らない。
彼のことをもっと知らなければ
彼の死の真相を知ることもできない。
そして深瀬は広沢の故郷へ出かけていく。

途中でひっかかった点が二つあり
果たして そこに結末があった。
ああ、やっぱりと
色々な意味で肩を落とす私。。。

底意地の悪さ 健在である。
楽しく読ませてもらった。

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