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応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱(中公新書)
応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱(中公新書) 応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱(中公新書)
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この著者の新着情報

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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2016/10/20
  • 出版社: 中央公論新社
  • レーベル: 中公新書
  • サイズ:18cm/302p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-12-102401-5
  • 国内送料無料
新書

紙の本

応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書)

著者 呉座勇一 (著)

室町後期、諸大名が東西両軍に分かれ、京都市街を主戦場として戦った応仁の乱。なぜ勃発し、どう終結に至ったか。長期化した理由とは。高い知名度とは対照的に、実態は十分知られてい...

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応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書)

972(税込)

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商品説明

室町後期、諸大名が東西両軍に分かれ、京都市街を主戦場として戦った応仁の乱。なぜ勃発し、どう終結に至ったか。長期化した理由とは。高い知名度とは対照的に、実態は十分知られていない日本史上屈指の大乱を読み解く。【「TRC MARC」の商品解説】

室町後期、京都を戦場に繰り広げられた内乱は、なぜあれほど長期化したのか。気鋭の研究者が戦国乱世の扉を開いた大事件を読み解く。【本の内容】

室町後期、京都を戦場に繰り広げられた内乱は、なぜあれほど長期化したのか。気鋭の研究者が戦国乱世の扉を開いた大事件を読み解く。【本の内容】

著者紹介

呉座勇一

略歴
〈呉座勇一〉1980年東京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。専攻は日本中世史。国際日本文化研究センター助教。「戦争の日本中世史」で角川財団学芸賞受賞。

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みんなのレビュー54件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

有名な事件ですが、それをどれほど知っているのか、がわかる。

2016/11/29 12:12

6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「応仁の乱」といえば、だれもが知っている日本史上の事件。日本史の先生には「今の日本につながっているのは応仁の乱以降だ。」と言われたり、京都の人が「先の大戦」といえば応仁の乱を指す、と言われたりする割には、その構造をどれだけ知っているのか、というのは、心もとなかったりする。最新の成果も組み込みながら、新書というスタイルで描いているところがすごい。

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紙の本

複雑怪奇な大乱の全貌

2016/12/23 01:57

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コーク - この投稿者のレビュー一覧を見る

教科書には必ず載っているが、詳しくその内容を説明できる人はほとんどいない応仁の乱の姿を描いた良書。
利害関係が調整できずにズルズルと長引く戦乱に、将軍として意外にもその役割を果たそうとする足利義政などストーリー性のある内容だった。

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紙の本

アプローチのユニークさ

2016/11/07 22:20

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るしあ - この投稿者のレビュー一覧を見る

前著の評価が高かったので、期待して購入しましたが、期待以上の素晴らしい作品でした。応仁の乱を取り上げた本はいくつか読んでいますが、大和国守護としての役割をもった興福寺、その国衆からのアプローチはユニークで、とても感心させられました。僧侶の日記はこれまでも取り上げられているはずですので、ある意味オーソドックスな研究手法なのかもしれませんが、応仁の乱に関する一般向けの本ではこのような紹介はなかったように思います。これまでの人物評にとらわれず、冷静かつ多角的に登場人物を描く著者の筆致に感銘を受けます。室町時代ファンとして大満足の作品が1つ増えました。

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紙の本

なぜか大ヒット中の話題の一冊です

2017/03/31 11:19

4人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:aratakadowaki - この投稿者のレビュー一覧を見る

興福寺大乗院門主の視点から見た応仁の乱、という建てつけになっていて、京都でのいわゆる教科書的な応仁の乱の説明と共に、それとリンクする奈良の国衆の動き、門主の座を巡る暗闘など、さまざまなサブストーリーが絡み合う中世の空気感を感じることができるテーマを扱いながら、新書らしくちゃんとわかりやすくもなっています。なぜ大ヒットになっているのかはよくわかりませんが、歴史好きの人にはオススメの一冊です。

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紙の本

応仁の乱の歴史的意義が分かったような気がします

2017/05/14 14:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る

応仁の乱はなぜ起きて、何を残したのか。終章にコンパクトにまとめてあります。
 つまり、畠山義就の上洛が引き金を引き、山名宗全の介入で、武士の面子を失った細川勝元との全面戦争となりました。さらに多数の大名を各々の陣営に引き込んだ結果、戦局は泥沼化。足利義政の無定見が戦乱に拍車をかけ長期化します。最終的には西軍がなし崩し的に解散し、1477年に形の上では終結しますが、局地戦はこの後もダラダラと続きます。結局、応仁の乱は京都を焼け野原にしただけで、一人の勝者も生まず、参戦大名の没落と戦国大名の台頭を招いたのでした。

 とにかく登場人物が多くて、本の序盤で危うく挫折しそうになりました。そこで、細かな点は頭に入らなくても気にせずに、主要人物(畠山氏、将軍、山名と細川等)の動きだけは押さえながら読み進めました。諦めずに最後まで読んで良かったです。応仁の乱の歴史的意義が分かったような気がします。終章の末尾に書いてありますが、戦乱の時代をしたたかに乗り切り、詳細な記録を残した経覚と尋尊のお陰で、応仁の乱の詳細な経緯を知ることができました。
 視聴率は取れずとも、畠山義就あたりを主役にした大河ドラマを作ってほしいと思いました。

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紙の本

応仁の乱

2016/11/04 20:19

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:iwasabi47 - この投稿者のレビュー一覧を見る

前著『戦争の日本中世史』で終盤一気に叙述されていた応仁の乱。こちらでは当該政治史の再検討と同時代の興福寺の二人の僧に残した日記から視点から成り立っている。自己利益から二つに割れていた大和の衆徒・国民達が外部の勢力に翻弄されると団結するところで書物が終わるが、まさしく『一揆の原理』(未読)なのかなと。防御兵器(堀・楼の発達)が戦争を長引かせたとの説は館から城の変化なのか。この続きとして『天文法華一揆』読み直して見た。

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紙の本

なるほどと思える

2017/01/19 01:05

2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:栞ちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

応仁の乱という、ほとんどの人が知っているけれども、その詳細はよく知らない歴史上の大事件の詳細を知ることができる本。その発生原因から、長期化した理由、その混乱の意味などが、分かりやすく書かれている。

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紙の本

意外と知らない

2017/01/03 16:42

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:じゅんべぇ - この投稿者のレビュー一覧を見る

応仁の乱の裏側(実は表側なのかもしれない)をわかりやすく一般人向けに解説してくれています。前回の下剋上の話といい、わかりやすい。
これが真実かどうかは個々人の検討が必要です。

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紙の本

難しいなあ

2017/05/14 19:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:スーさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

話題のベストセラーだったので手にしたのですが、少々期待外れ。私にやはり難しい内容でした。途切れ途切れに読んだことが原因かもしれません。悔しいので機会があれば、日本史の教科書を横に置きながら、もう一度読み返してみたいと思います。

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紙の本

国盗りの始まり

2017/05/12 11:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

応仁の乱という、将軍の権威の失墜による幕府内の権力闘争を側で見ていた坊さんの視点で見てみましたといった体なのだが、何故本書がベストセラーとなったかまでは理解できなかったことが誠に残念。

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2017/03/26 06:28

投稿元:ブクログ

何だか売れているらしい。やたら登場人物が多く、その経緯を追うだけでも大変な「応仁の乱」。それをわかりやすく叙述しているのかと思いきや、前半から中盤にかけてはやはり難しかった。

しかし、乱終息後の叙述、つまり時代が「戦国時代」に入っていくあたりからすっきりと見通しがよくなってくる。途中で挫折し掛かっている方はむしろ最後をまず読んでから最初に戻ったほうが読みやすいかも。

結局、応仁の乱とは何だったのか。それを著者は守護在京制の解体と位置付ける。つまり、京都中心主義の時代が終わり、「地方の時代」(戦国大名の領国経営)の始まりである。

と、書いてしまうと身も蓋もないが、結局はそういうこと。しかし、原史料を駆使して同時代を生きた人々の生の声をできるだけ叙述に反映させようとしている。その意味で大変面白く読んだ。

2017/04/29 18:57

投稿元:ブクログ

応仁の乱と言えば、無気力な将軍義政に、好戦的な弟義視、狡猾な富子・・・とわかりやすい人物が描かれるのみで、戦闘の主役たちがなぜそのような行動をとったのかの観点で語られることは余りなかった。本書は奈良興福寺のトップ経覚と義尋の記録を基に、乱前の大和争乱から乱後の明応の変あたりまで、登場人物たちの行動を克明に描いていく。何故そのような行動をとったのか、10年もだらだらと戦い続けたのか、というような何故の答えまで用意されている訳ではないが、もうちょっと考えてみると面白い。

思うに、細川勝元も山名宗全も、源平合戦以来の武士の行動原理に従っているが、現代の我々はその後訪れた戦国時代の大名の有り様を知っているから、どうしもそちら側の眼鏡で見てしまう。戦国時代の大名たちは領域を支配し、そこで軍事力と経済力を養成し、基本的に領域を拡大することで成長を遂げようとした。しかし室町中期までの武士は荘園制を前提に生きており、武士とは荘園の管理人であり、その棟梁は京都を確保することで正当性を得、守護とはその地に駐屯して荘園から軍事費や賦役を徴発する存在だった。後代の常識からすれば、京都で戦っている間に本国の方を占領してしまえば良いのに、となるのだが、そのようなことを実行したのは越前の朝倉孝景くらいで、故にこそ彼は戦国大名の先駆になった。

本書の面白さは経覚や尋尊という荘園制の旧体制にすがって生きる人々の視座で描いている点にあるのだが、荘園制から目覚めていく武士の側はあくまで客体として登場するところが限界なのかもしれない。河内の暴れん坊畠山義就のモチベーションは何か、細川勝元は幕府と細川家のどちらを大事に考えていたのか、朝倉孝景はどこをどこまで計算していたのか、など、目覚めゆく武士たちの苦悩と葛藤もまた面白かろうと思うのだが、残念ながらこのような人々のそばで記録を残した人はいないので、どうしても旧体制側から描いていくしかないのだろう。

2017/04/16 19:54

投稿元:ブクログ

登場人物が沢山出てきて、あまり知らない人物ばかりなので、ノートに人物名と西軍、東軍どちら側かとメモしながら、読んでいったのですが、それでも東軍だったのが、西軍に寝返ったりするので、最後はわけがわからなくなった。

2017/05/05 19:11

投稿元:ブクログ

歴史学に携わっているわけでもない身内に、とても売れているのだけど、面白いからかどうか、読んで聞かせてくれ、と謎の依頼を受けて読了(笑)
私、得意は世界史だったんだけど……。
しかも鎌倉以降は知識さえ、薄いんだけど……。

というビギナーでも「なんとか」読めます。
途中、東軍と西軍と、えーと義政が命を出して、義視が寝返って、義尚とは仲悪くて……結局なんのために戦ってたの?ってなりましたが。
最後の義材にそっぽ向く守護、奉公人、切ない。

語りのベースキャンプ地、興福寺が良かった。
平家に燃やされて、それ以降をあんまり知らなかったので、武力にしてもお金にしても、かなりの力を持っていたんだなぁ。
筆者は興福寺があったから、大和は戦乱の波及を免れたと書いていた。あとお風呂の規模知りたい。

さて。何度「だらだら」という副詞が出てきたことか(笑)
マイナーが故に、敬遠されてきた応仁の乱に、こうして分かりやすく俯瞰している新書がマッチしたことは、なんだか分かる気がする。
分かりやすさは、浅さではない。
浅い比喩と、難解な定義を軽い言葉に言い換えたために、余計に読み苦しくなった本もある。
筆者の呉座勇一さんの若さにも驚き。

ただ、分かりやすい本の難点は、分かったつもりにさせられていることでもある。
近々もう一冊くらい読んどかないと、せっかく頭に入れた流れが消えてしまいそう。

2016/10/26 21:35

投稿元:ブクログ

基本としたい史料を設定し、それを軸に様々な先行研究や別史料も顧みながら、「知られているようで、然程知られていないかもしれない」を手際よく説く、「歴史関係の話題を扱う新書」としては「非常に“らしい”」感じなのだ。煩雑な事象について、一定の「観測する窓」のようなモノを設定した中で手際よく語られるので、少し夢中で読み進めてしまう感じだ…
「応仁の乱」の複雑な展開…本書を通じて、非常によく判った!!

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