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商品説明
高校の美術部に所属する早季子に届いた一枚のはがき。さよならも言えず亡くなった同級生の和志が、何かを伝えようとしているのか…。力強い希望が溢れる、青春ラブストーリー。『小説推理』連載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
12月23日、高校2年生の早季子に宛名だけが印刷された郵便はがきが届く。25日、クリスマスの朝、そのはがきで「猿」が折られていた。その猿を見るうち、はがきの文字を目にした早季子は驚く。10か月前に亡くなった同級生、和志の字だったのだ。いったいどういうことだろうか……。四季の移ろいや高校生の瑞々しい姿を丁寧に描いた青春ラブストーリー。【本の内容】
著者紹介
瀬名秀明
- 略歴
- 〈瀬名秀明〉1968年静岡県生まれ。東北大学大学院薬学研究科(博士課程)修了。薬学博士。95年「パラサイト・イヴ」で日本ホラー小説大賞、98年「BRAIN VALLEY」で日本SF大賞を受賞。
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紙の本
奥深い
2017/10/23 16:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
幼いころに遊んだ折り紙。その折り紙とこんな形で再会するとは思いませんでした。「なんて奥深い世界なんだろう」と思いました。
電子書籍
難しい小説です
2017/07/17 15:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ME - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の高校生のときとはかけ離れて大人びた主人公たちが出てくると思いながら読んだ。作者の高校時代も重ねあわされており、静岡高校の出身の人にはたまらなく懐かしいだろう。2016年が題材になっていると思うが、国語の教材など妙に古い本が出てくるのもおかしい。場面がとびとびになっているので、読んでいて頭の中でつなぎ合わせるのが難しい。詳細には書けないが、折り紙や紙が重要な役目を果たして、難しい。折り紙の作り方は作者のウェブサイトに詳しく説明されているので、興味のある方は見てほしい。