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商品説明
『思想地図β』と『ゲンロン通信』を継承した批評誌。狭義の批評に限らず、幅広い寄稿者による多様なテーマの論考を掲載する。4は、「現代日本の批評」を特集。佐々木敦の基調報告や、杉田俊介の論考などを収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
昭和から平成の言論史を徹底総括、批評を未来に開く
「現代日本の批評」ついに完結!
【特集:現代日本の批評Ⅲ】
創刊号に始まる「現代日本の批評」の完結編。
共同討議では東浩紀・市川真人・大澤聡・佐々木敦・さやわかが、2001-2016年の批評史を一挙に総括。批評とネットの現代史を網羅した折込年表は過去最大のボリューム!
浅田彰への4万字インタビューでは、その個人史と戦後日本社会の歩みが重ね合わされる。杉田俊介、五野井郁夫、ジョ・ヨンイルの論考も必読。21世紀の批評はこれを読まずして語れない!
【特別掲載/充実の連載陣】
巻頭は山口二郎・津田大介・東浩紀の「リベラルは再起動するか」。参院選・都知事選の結果を踏まえ、リベラル復活の条件を問う。
黒瀬陽平、速水健朗、井出明らの評論に加え、タイ文学界のカリスマプラープダー・ユンの随筆が連載開始。海猫沢めろんの小説、国際色豊かなコラムなど連載陣も充実!【商品解説】
目次
- ■特別掲載
- [鼎談]リベラルは再起動するのか 山口二郎+津田大介+東浩紀
- 批評という病 東浩紀
- ■特集 現代日本の批評Ⅲ
- [インタビュー]マルクスから(ゴルバチョフを経て)カントへ 浅田彰 聞き手│東浩紀
- [基調報告]ニッポンの文化左翼 佐々木敦
- [共同討議]平成批評の諸問題 2001-2016 市川真人+大澤聡+佐々木敦+さやわか+東浩紀
- [補遺]はてなダイアリーの時代 大澤聡+さやわか+東浩紀
収録作品一覧
リベラルは再起動するのか | 山口二郎 述 | 5−28 |
---|---|---|
新しい目の旅立ち 第1回 | プラープダー・ユン 著 | 231−249 |
他の平面論 第3回 怨霊たちの風景 | 黒瀬陽平 著 | 250−263 |
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浅田彰へのインタビュー
2017/04/01 21:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:844 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ゲンロン」を読むのはこの「4」が初めてである。やはり浅田彰へのインタビュー「マルクスから(ゴルバチョフを経て)カントへ」が興味深い。伯父で建築家丹下健三の右腕だった浅田孝について、熱心なピアノの練習、プログレッシブ・ロックへの軽蔑とジャズへの興味、ゴダールへの共感、若き日の文学や哲学への関心など、今年還暦を迎えたこの希有な批評家の新たな像が浮かぶ。果たして次の単著を読む日はいつのことになるのだろうか?