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神々の乱心 下(文春文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.5 4件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.1
  • 出版社: 文芸春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/446p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-16-710686-8
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

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著者 松本 清張 (著)

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みんなのレビュー4件

みんなの評価3.5

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (1件)

紙の本

松本清張未完の絶筆のフィクション。

2009/01/02 13:00

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:浦辺 登 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 上巻のおもしろさにひきつられて、ぐいぐいと下巻を読み進んでいった。
 上巻において自殺した北村幸子という女性の背後、捜査を進める捜査官の上司、元宮中女官、華族の関係、軍部の大陸における政策とアヘンの関係。極めてスケールの大きな推理に小道具の数数。
 徐徐に、徐徐に、問題の核心に近づいて行くにしたがって、「そうだったのか」と完結する寸前、この作品は松本清張の「死」によって真相は闇に放り込まれたままになった。
 巻末に編集関係者の推理が記されているが、この作品は松本清張からの読者に対する宿題と思って結末を推理していくしかない。

 これを読んでいくと、どれだけ戦前の内務省が治安維持のために右翼、左翼、宗教団体を内偵していたのかがわかるが、実際に大本教の関係者だった人間が東京都内でフーチという占いを陸軍の将官の依頼で行っていたというから日本の政局を左右させうる「何か」が新興宗教団体にあったのだろう。
 ある意味、戦前の陸軍や海軍は政党や政党を支える宗教団体と同じような役割を果たしていたのかもしれない。その昭和史の闇をフィクションで暴こうとした松本清張は別の権力から「刺された」結果の「死」であったとしたら、などと松本清張ばりの推理をした。
 それにしても、この作品はいたるところに落とし穴というか、罠を設けてあるが、さすがに『昭和史発掘』を書き上げた人のなせる技だと思った。
 

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2006/03/11 16:53

投稿元:ブクログ

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2011/10/30 23:15

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2018/03/26 05:41

投稿元:ブクログ

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