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  • カテゴリ:中学生 高校生 一般
  • 発行年月:2000.1
  • 出版社: メディアワークス
  • レーベル: 電撃文庫
  • サイズ:15cm/251p
  • 利用対象:中学生 高校生 一般
  • ISBN:978-4-8402-1388-2

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猫の地球儀 焰の章 (電撃文庫)

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みんなのレビュー64件

みんなの評価4.1

評価内訳

登場するロボットや猫に愛着を感じる

2004/05/17 15:22

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Dandy - この投稿者のレビュー一覧を見る


私はあまり作者にこだわらずに本を読みますが、
この本を読み終わったときにこの著者のすごさが伝わってきました。
表紙を見て分かる通り、非常に愛らしさが伝わってきます。
が、内容は表紙とは違いコミカルな感じではなく、
非常にパンチ力のある重い内容となっております。
2匹の天才猫、黒猫の「幽」(かすか)と白猫の「焔」(ほむら)。
そして、焔が大好きな「楽」(かぐら)。
挿絵はほとんどないけれど読めばその情景が浮かんでくる
著者入魂の作品です!

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猫とロボットにょ

2001/03/23 04:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しおん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 人類の死滅した世界。地球を回る「トルク」と呼ばれる宇宙ステーションで、知能の発達した猫たちが暮らしていた。彼らは地球を地球儀と呼び、死んだら魂の行く場所だと考え、独自の宗教観を持っていた。
 『E.G.コンバット』や、『鉄コミュニケイション』などの作品を持つ秋山瑞人の、初完全オリジナル作品。
 プロローグが素晴らしい。凄いの一言。少女ロボットのクリスマスが箱の中で、次に現れるであろうスカイウォーカーと呼ばれる猫を待ち続けるシーンなど、ほんとに切ない。
 起動シーンも、E.G.コンバットのGarpを思い出して、ロボットの描写は独自の雰囲気もってるなという印象。
 クリスマス、ボケはいってると思っていた彼女だが、凄い強いので、「やるなお主って」感じがした。少女型らしいけど、クリスって別に男の子型でも良かったって感じ(キャラ的には気に入っている)。
 臨場感のある戦闘シーンやロボット制御の内部描写は素晴らしい。震電の「ひとつ……にはげがある」ってあたり、思わずいいね〜と思いました。見せ場の見本という感じ。
 猫がどつきあいをするって所は、映像を考えると、どうしても「じゃりんこチエ」って感じになります(笑)。
 人間が滅んで、猫の世界になっている話しということで、考えてみれば、竹本泉先生の「ねこめ〜わく」のような世界設定でもありますね。

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『地球へ行ってみたい』純粋な思いを持つ猫達

2000/11/09 02:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:KOOO - この投稿者のレビュー一覧を見る

 月に行ってみたい。

 そんな風に思ったことは無いだろうか?たぶん一度ぐらいはあるんじゃないだろうか?じゃあ、月へ行こうと考えるだけで命を狙われるとしたら?ロケットを自分一人で作らないといけないとしたら?それでも行きたいって言えるだろうか?
 舞台は地球から6000キロ離れたところにある宇宙ステーション。人間はとうに滅んでしまっているけれど、そこには知性を持つ猫達が生きている。地球へ降りる事を考えることさえ禁じられた世界の中で、黒猫の幽は地球を目指す者“スカイウォーカー”となる。
 そんな幽が、自分の生きる意味をロボットを使った殺し合い“スパイラルダイブ”に求める白猫の焔と出会う。
 二人は自分の夢を叶えるために一生懸命だ、そんな純粋な思いに胸を打たれる。

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クレージーでカワイイ猫たち

2000/08/03 04:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ユヴスケ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 地球にほど近い宇宙に浮かぶスペースコロニー。そこに暮らすのは人ではなく、宇宙人でもなく、電波で会話しロボットを操る猫たち。彼らは頭上に見える青い星を地球儀と呼び、死せる魂が向かう場所と信じている。
 その地球に生きたまま到達することを目指し、クレージーと呼ばれた猫たちがいる。迫害され、時には死に臨みながらも、あきらめることなく次へと希望を託し、今それを受け継いだ第37代スカイウォーカーの幽(かすか)という黒猫。
 一方で戦うことでしか自分を表現できない者たちがいる。己の肉体と、ヒゲからの電波で操るロボットで戦う「スパイラルダイバー」。そこでのチャンピオンにまで上り詰めた白猫・焔(ほむら)は、自らの人気や特権のための戦いを否定し、彼もまたクレージーと呼ばれる。
 世間に自分の居場所がないことを知っている彼らは、互いに目指すモノを理解し合え、だからこそ幽は焔を利用しようとし、焔は幽を激しく拒絶する。
 要素だけを並べると、何とも殺伐とした作品に見えるかも知れないが、それを補ってあまりある幼い三毛猫、楽(かぐら)の存在。時には作品すら壊しかねない言動をとる楽が、ただの狂言回しではもったいない。
 「猫の地球儀」2部作の前編となるこの本では、彼ら3匹の猫の出会いと因縁が語られる。まだ物語は序章だが、スピード感あふれる戦闘シーンと、猫好きでなくても頬がゆるんでしまうユーモラスな猫の描写が、ページをめくる手を止めさせない。クレージーな猫たちが、猫の社会にもたらすのは革新なのか、それとも新たな混乱なのだろうか。どちらであれ彼らの真剣さが、とてもうらやましく思えて仕方がない。

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ラノベっぽくない書き方

2015/08/28 22:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テクノ坊 - この投稿者のレビュー一覧を見る

焔の章が上巻で幽の章が下巻となっていて二巻完結。
登場すのは猫だらけなのですが、小説という文字媒体なので猫であることを考えないで読んでいると、とても狭い世界の出来事なので物語の盛り上がりに欠けてしまいます。
上巻の導入部分と下巻の終わり方はとても良かったのですが、ラノベというのが実に惜しい!アニメで見れたらとても面白い作品になったのではないかと。

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「まったく笑えないのだけど可笑しい」「まったく泣けないのだけど悲しい」

2002/07/03 04:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あおい - この投稿者のレビュー一覧を見る

人間が一人も登場しない、ファンタジー色の強いバロックSF。物語の展開が、ちょっと『ブギーポップ』のエンブリオ篇に似ているけれど(そういや『ブギー〜』もコードウェイナー・スミスみたいではある)作品の構造そのものはもうすこし単純で、短編を引き延ばしたような印象がある。しかし、それが何とも言えない残酷さというか、虚無的な部分を空っぽに映し出していて、「まったく笑えないのだけど可笑しい」「まったく泣けないのだけど悲しい」物語になっていると思いました。

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「電波ヒゲ」が私も欲しい…

2000/11/25 10:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コウちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 時は遠い(案外近い?)未来。舞台は人類滅亡後にも地球の周りを回る無人と化したスペースコロニー。そして、そこには…
 ネコがいた!! ネコとロボットが!!

人間の残した色々な物の中で自分たちの生活を繰り広げているネコ。
地球のことを「地球儀」と呼び、死んだら魂は「地球儀」へ行くと考えているネコ。
「地球儀」に生きたまま行こうとして「教団」に狙われる「スカイウォーカー」ネコ。
「電波ヒゲ」で自由にロボットを操り戦う「スパイラルダイバー」ネコ。
同じく「電波ヒゲ」で自由にロボットを操りゴキブリを取っているネコ。
さまざまなネコたちが、ロボットをパートナーとして生活している。

 この物語の主人公は、第37代スカイウォーカーの黒猫「幽(かすか)」。「スパイラルダイバー」の無愛想な新チャンピオン、白猫「焔(ほむら)」。そしてゴキブリ取りが得意な三毛「神楽(かぐら)」。みんなネコ社会では、ある意味「異端」なネコたちである。
 「教団」からの追求を逃れるために「スカイウォーカー」幽は、「スパイラルダイバー」焔を自分の近くの引き付けようと考える。そのため、焔に挑戦して完膚なきまでに叩きのめす。焔は再戦を近い(幽の思惑通りに)幽の近くで力を蓄える。焔が好きな神楽もいっしょになって幽の周りをウロウロする。
 「猫の地球儀」2部作、前編の「焔の章」では、3匹のネコの出会いとそれぞれの生き方や考え方が交差していく。舞台やストーリーが割とヘビーなのに、話はライトな感じで進められていく(表面上だけは)のは、やっぱりネコの可愛さ(得に神楽!!)からくるのだろうか?
 小説というより(良い意味で)漫画やアニメの感覚が強い気がする(ビジュアル系小説ですね)。

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限界を超える意義と結果による危機のどちらを取るべきか

2000/07/10 03:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タニグチリウイチ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 遠い未来。地球を回る宇宙ステーションにはなぜか知性を持った猫だけが生き残り、眼前の地球を死んだ魂が向かう「地球儀」と信じて暮らしていた。外は真空。重力に引かれて地球に落ちれば燃え尽きてしまう極限状態に暮らす猫たちは、やがて宇宙に想いを向けることを禁じる教義をうち立てる。けれどもガリレオの昔から、好奇心を抑えきれない奴がいるもの。猫の中にも「地球儀に行きたい」と願う”スカイウォーカー”が生まれては、教団によって抹殺される歴史が繰り返されて来た。
 限界を超える意義と、それがもたらす危機のどちらを取るべきか。「猫の地球儀」2部作の前編「焔の章」では、第37代スカイウォーカーになった幽(かすか)と、思念によってロボットを操り戦う「スパイラルダイブ」の新チャンピオンになった焔(ほむら)とが出会う話を軸に、そんな問いがなげかけられる。スピード感あふれる戦闘描写が圧巻。

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2004/10/07 23:47

投稿元:ブクログ

 宇宙に浮かぶ島、遙か昔、天使の手で築かれた城「トルク」
 そこで暮らす猫達とロボット達のお話。

 立ち読みで「あとがき」を読んでみてください。あらすじではなく「あとがき」を。それが大体の内容です。

 この本のテーマは、猫の小さな背中に背負わせて良いものか、というほど大きく考える事に意味があるもの。けれど、それだけだったら「物語」にならない。
 どれだけそのテーマに美味い味付けをするかが本の善し悪しを決めるってもんです。
 もちろんそのテーマの面白さもさることながら、この本はとにかく味付けが美味い。巧い。
 猫一匹一匹が、黴だらけの「トルク」を生きている様子が、時におかしかったり、時に悲しかったり、時に激しかったり。
 人間に置き換える暇もなく目の前に展開する猫人生が、素敵なのです。
 細部まで考えられた設定や、時々垣間見える裏設定(たとえば猫達の語彙の制約)も手が込んでいて飽きがこない。
 しかも、猫だというのに戦闘シーンの迫力たるやものすごい。
 空気の流れまで文字から頬に伝わってきそうでした。

 本の分類はライトノベルに分けられるのでしょうが、エンターテイメントの枠で考えれば一般文芸書がどんどん蹴落とされるくらいの面白さです。

2004/12/13 20:59

投稿元:ブクログ

ちょっと世界の設定の説明が多すぎて、それが解り難いために、すんなり物語に入り込めない。やっと分かってきた頃には、「続く」になってました。

2004/11/06 18:48

投稿元:ブクログ

「イラストに騙されたライトノベル」にランクインした、限りなくハードSFに近いライトノベル。下巻として『幽の章』がある。私的には、ミュージカルCATSが好きな人に勧めたい本。

2004/12/31 12:25

投稿元:ブクログ

鬼才秋山瑞人の素晴らしい作品
一巻は序章という感じです。
判断は必ず二冊読み切ってから。
「暖かくて、おかしくて、涙が止まらない」作品
夢と現実の境で苦悩し、天才の孤独を感じ、宗教とは何かを考える。けど暖かいのめり込んじゃう作品
ライトノベルで絵が可愛いんだけど舐めちゃいけないし騙されちゃいけません。
そこら辺のどんな本より凄い 全年齢性別問わずお勧め出来ます。
読みましょう必見です。最高です

2005/08/28 21:58

投稿元:ブクログ

夜と霧と黴(かび)の世界、トルク。宇宙に浮かぶトルクには、たくさんの猫が生活している。その猫達は、天使に似せられたロボットと共に生活している。そんな中で、自分が息をしていいのかすら自信の持てない喧嘩屋と、余裕の無い世界に生まれてしまった天才が、邂逅と戦闘とすれ違いを起こす話。最強の喧嘩屋には、楽(かぐら)という名の仔猫がくっついてまわり、天才の中の天才にはクリスマスという名のロボットが一緒にいます。けれども喧嘩屋は負けてしまったその後に怯え、天才は孤独に震えていたりします。夢を追うのはどれほどの犠牲が出るのかというお話です(ちょっと違うよ)。とりあえず私は、タイトルと椎名優さんのイラストに惚れて買いました。

2005/06/03 01:46

投稿元:ブクログ

猫とロボットしか出ないお話。
絵とは違ってカナーリ切ないお話。
SFで夢とか友情とか色々考えさせられるお話。
素敵なお話。

2005/07/07 14:46

投稿元:ブクログ

秋山先生のオリジナル第一作目。相変わらず世界観が確立していて、中身がちゃんとあって、いいなぁおもろいなぁと思う作品。

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