売る売らないはワタシが決める売春肯定宣言

著者松沢呉一（編集）,スタジオ・ポット（編集）

従来の売買春否定派の言論には、数多くの明白な間違いや意図的な改竄もままあることに対して、現実に性労働に従事する者達やその現場を理解しているルポライター達の執筆、座談を編集...

紙の本

税込 2,090 円 19pt

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商品説明

従来の売買春否定派の言論には、数多くの明白な間違いや意図的な改竄もままあることに対して、現実に性労働に従事する者達やその現場を理解しているルポライター達の執筆、座談を編集した売春問題論。【「TRC MARC」の商品解説】

セックスワーカー・フェミニスト・風俗ライターたちが、上野千鶴子・中山千夏・兼松左知子・立岩真也・角田由紀子・松井やよりらの売買春否定論を徹底論破。また、松沢呉一・宮台真司・南智子・佐藤悟志らの座談「いま性風俗と売買春を考える」も掲載。【商品解説】

はじめに
01　山本直英氏へ　ほんとの敵と闘いましょう／ハスラー・アラキ
02　庄子晶子氏へ　買春で相手を言いなりにできるのか／松沢呉一
03　鎌田慧氏へ　第三者は、それをレイプと決めつけることも、レイプではないと決めつけることもできない／麻姑仙女
04　兼松左知子氏へ　楽して稼げるのか／松沢呉一
05　瀬戸トシコ氏へ　医者が主観でものを語るな／菜摘ひかる
06　中村彰氏へ　メンズリブの性風俗産業蔑視はいったいなにが目的なの／滝波リサ
07　丸本百合子氏へ　コンドームを使用しないのは誰のせい？／松沢呉一
08　小谷野敦氏へ　買春者が売春者差別をする権利があるのか／松沢呉一
09　中山千夏氏へ　非合法だから売春はいけないのか／松沢呉一

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著者紹介

松沢呉一

略歴: 1958年生まれ。幼少期は主に北海道を転々とする。大人になってからはいろんな仕事を転々とする。20代からライターはやっていたが、主たる仕事になったのは30代に入ってから。
一時、ライターを廃業にして、店員になろうとしたが、とてもそれでは食っていけないことを悟り、ライターに戻る。現在も中野タコシェでたまに店員をやっている。ここ3年ほどはすっかり風俗ライターで、風俗関係以外の原稿依頼は減る一方。書きすぎて、みずからボツにした原稿は溜まる一方。
現在、ポット出版のWEBサイトで「黒子の部屋」を公開している（http://www.pot.co.jp/）。