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月の影影の海 上(講談社文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 176件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.1
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/264p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-264773-1
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

月の影影の海 上 (講談社文庫 十二国記)

著者 小野 不由美 (著)

謎の男、ケイキとともに海に映る月の光をくぐりぬけ、高校生の陽子がたどりついたのは地図にない国―巧国。おだやかな風景とは裏腹に闇から躍り出た異形の獣たちとの苛烈な戦いに突き...

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月の影影の海 上 (講談社文庫 十二国記)

576(税込)

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商品説明

謎の男、ケイキとともに海に映る月の光をくぐりぬけ、高校生の陽子がたどりついたのは地図にない国―巧国。おだやかな風景とは裏腹に闇から躍り出た異形の獣たちとの苛烈な戦いに突きおとされる。なぜ、孤独な旅を続ける運命となったのか、天の意とは何か。『屍鬼』の著者が綴る愛と冒険のスペクタクル。【「BOOK」データベースの商品解説】

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書店員レビュー

ジュンク堂書店新宿店

小野不由美さんのファ...

ジュンク堂書店新宿店さん

小野不由美さんのファンタジー小説

考えもつかない独特な世界設定。

訳が分からないまま、異世界に連れて来られてしまった主人公視点で話が進むので
読んでいて、ドキドキ、ハラハラでした。

前半は内容が暗いですが
それは後半の盛り上がりのためなので
是非、上・下巻一気読みしてほしいです!


新宿店 文庫担当 S

みんなのレビュー176件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

十二国の物語がはじまる

2004/04/15 07:14

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風花 - この投稿者のレビュー一覧を見る

一旦読み始めたら、ぐいぐいと読まずにいられない。
突き進んでいく話の面白さ、キャラが立っている魅力を感じました。

訳が分からないうちに、突然異界へと旅立つことになった陽子。
陽子がこの世界の日常から否応なく切り離され、虚海をくぐり抜けて
十二国のひとつ、巧の国に投げ出されるところから話が始まります。

ひとり、異なる世界に放り出され、これでもかこれでもか! と
苛酷な戦いを強いられ、孤立感を深めていく陽子。それでも
一筋の希望を支えに、陽子はその困難に立ち向かっていく。
この辺の読み心地は、胸が痛くなるくらい辛くて苦しいものでした。

やがて旅の仲間、楽俊と出会い(楽俊のキャラがまたいいんだ!)、
ともに旅をする辺りから、闇の中に光が見えてくる展開へと
話は進んで行きます。

こことは違う別の世界を舞台に、ひとりのヒーローの苦難と、
その成長を描いたファンタジー。
主人公の陽子が出会う困難、それに伴う苦しみと迷い、孤独感。
そして、苛酷な試練をくぐり抜けた後に訪れる解放感。
主人公とともに味わうことができたカタルシス。

ここから「十二国記」シリーズ本編が始まって行きます。
その幕開けとなるこの作品は、本当に面白かったです。

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紙の本

十二国記シリーズの始まり

2004/02/17 09:23

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:紫月 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は壮大な十二国記シリーズの始まりです。

平凡な女子高生、中嶋陽子。異形の群が迫り来る悪夢に悩まされ、ある日、それが間近に迫ったとき、現実の世界においても陽子は妖魔に襲われます。
陽子を助け、異世界へと連れてきたものの、はぐれてしまった謎の人物、ケイキ。
陽子はなぜ自分が襲われるのか、異世界はどうした構造になっているのか、わけが分からないまま犯罪者のように追われ、妖魔に襲われ、他人に騙され、次第に荒んでいきます。
異形との戦いを続けながらも、必ず生きて故郷に帰ろうと決意する陽子。

上巻は、ひたすら陽子の孤独で苛烈な戦いの旅が続きます。
そうして、時おり姿を見せる猿の首。
彼は、陽子の心に巣食う不安や絶望を暴き立て、ケイキから譲り受けた剣は時おり、故郷の幻を写し出します。
そこには、いつも両親や他人の顔色を伺うあまり、貧しい人間関係しか築けていなかった自分がいたのです。

これ以上はないというところにまで追い詰められた陽子。彼女が肉体的にも精神的にも限界を迎えたかのように思われるところで、上巻は終わっています。

ひたすら過酷な試練が描かれていた本書ですが、それでも、陽子の中で何かが大きく変わろうとしています。
下巻で彼女がどんどんと成長していくところが読みどころでしょうか。
また、出版順としては本書がシリーズの始まりとなるわけですが、十二国の仕組みが一番丁寧に為されているのは『風の海 迷宮の岸』でしょう。こちらから読んだほうが、本シリーズについて理解しやすいのではないかと思います。
陽子が登場する物語はこの後も『風の万里 黎明の空』、『黄昏の岸 暁の天』と続きます。
ファンタジーの真髄は主人公の成長物語。この後、異世界で陽子がどのように成長していくのか、とても楽しみです。

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紙の本

国を統べる者の資格をたずねる物語

2003/05/01 19:41

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Yan - この投稿者のレビュー一覧を見る

スケールの大きい異界ファンタジーだ
十二国の王は麒麟によって決められる
その麒麟は王に忠誠を尽くすのだけれど
王が暗愚だと国は滅んで麒麟も死ぬ
麒麟が死ねば王も死す
十二ある国はお互いを蹂躙してはいけない
そうなれば天命にそむいたことになり
その国は滅ぶ。
どこかの国の誰かに聞かせたい言葉だ。
中国的な儒教精神が息づいている物語だけれど、主人公の陽子は、
現代の女子高生。
異界の子どもに生まれるはずだったのに触という変動によって日本に流されて、
現代の日本人の子どもとして生まれ育ってしまった。
十二国のなかの慶国の王として麒麟が選んだのか陽子だったために物語が始まる。いきなり異界につれてこられて妖魔におそわれ、逃げながら自分の真実の姿を知る陽子。慶国の王はいつわりの王であるため、国が滅びかけている。
麒麟のケイキを捕らえて、真の王である陽子をもとらえようとする隣国の王。そこには天命にそむいて滅び行く自分の道連れを陽子に仕立てた、
浅はかでおろかな人の姿がある。
陽子自身も、もとの世界に帰りたい一心で、自分が王である事から逃れようとして浅はかな行動をとってしまう。
天命と徳に彩られて、栄えるはずの国が滅び行く。それはいったいなぜか。
この先の続編が楽しみだ

Yanの花畑

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紙の本

異世界と己の心への旅

2001/02/03 00:00

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:taigo - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書のストーリーは、普通の少女がある日異世界に紛れ込み、その世界の騒動に巻き込まれるというファンタジーの王道なものである。
 だが、本書の本質はそこにはない。本書はビルドゥングス・ロマンなのである。教養小説とも訳されるがここでは成長小説としたい。本書は陽子の成長物語なのである。
 主人公の陽子は、異世界に一人でとりのこされる。
 そして異世界の住人ことごとくに欺かれ、誰も信用できなくなる。本当の意味で、陽子は孤独になるのだ。そこで陽子は自分の過去を振り返る。はたして自分は本当の意味で「生きていた」のかと。
 陽子は異世界をひとりで旅することになるが、孤独になることで己の内側へも旅立つことになるのだ。異世界での旅、それは己の心への旅でもある。本当の自分を探すという目的において。
 この旅で、初めて「自分」というものに向きあった陽子が、旅の果てに何を得、何を見つけたのか。その答えは、ぜひ本書を読んで知ってほしい。

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虎の穴。女子高生、疑心暗鬼単独行。血煙は、世界の幕開け。

2003/11/11 13:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:3307 - この投稿者のレビュー一覧を見る

■ 白い枝は夜目にも、はんなりと白い。月があればいっそう
■ 白くて陽子は気に入っていた。
■ 枝は低いが、それを掻き分けて幹のほうへ潜りこむと、根本には
■ 座っていられるぐらいの隙間がある。白い樹の下にいると、
■ どういうわけか妖魔の襲撃が間遠だったし、野獣の襲撃は
■ ほとんどなかったので休息をとるには申し分がなかった。
■(——P219)

この世とは、摂理が隔たる異界に一人。つかの間の休息。
もう、元の世界には帰れない。この世界にも居場所がない。

陽子。女子高生。
親・教師・友人、それぞれと適度な距離をとる気配りの子。
「力もなく、かしこくもない」静かな一生を送るはずだった。

飢えても、傷ついても、なかなか死なせてくれない癒しの玉。
戦い方を陽子に無言で叩き込む、戦場の亡霊のような妖。
ただ、戦うしか道はなかった。

探してくれる人も保護者もなく走り続けた、疑心暗鬼の単独行。
旅の伴侶は、不安だけ。

裏切られ、血を流し、心の支えさえへし折られる。
それでも諦められない、帰還。

誰もまっていてくれなくてもいい。
やり直すことができなくてもいい。
ただ、一心に帰りたい。

陽子の苦行に伴走し、「育つ姿」を共有する一冊。

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紙の本

十二国記の世界観

2003/09/26 08:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:順之助 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 以前から、気になる小説でした。しかし、アニメ化されたことにより、大人の男性読者には、縁遠いファンタジー小説なのか…と、思っていました。
 今回、偶然、ラジオ番組のパーソナリティーの書評で、思い切って、読み始めました。
 はっきり言って、おもしろいです。根底に流れる、中国、道教思想的な世界観。よく表現されています。更に、ごく“普通の女子高校生”陽子の人間的成長が、すごく上手に表現されています。
 この、タイトルは、十二国記の序章です。物語としては、完結感は、あまりありません。十二国記シリーズに、入り込むための入門編です。その意味では、大変、魅力的な作品です。
 ファンタジーを、敬遠していた、歴史好きの方。この本に、はまってください。

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紙の本

ものすごく骨太のファンタジー大作

2001/09/15 12:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あき - この投稿者のレビュー一覧を見る

 シリーズとして、既に9冊も刊行されていたので、面白いとは聞いていてもなかなか手をつけられずにいた作品でした。けれども、これを読み始めたら…とてもじゃないけれど、途中で辞めることなんてできませんでした。気づいたら、会社でも家でも読みふけり、9冊を一週間以内で読み切っていました。これは、癖になります。
 最初は、突然知らない世界に連れてこられてしまった陽子が哀れなだけの話なのかと思ったんですが、いやいや、そんな薄っぺらなものじゃなかったです。内容に、ものすごくしっかりとした骨組みを感じました。
 「十二国記」というのは、その言葉の通り、異世界にある「十二の国の物語」なんです。陽子が落とされたのは、その内の一つの「巧国」で、このシリーズの9冊はそれぞれ、違う国を舞台にした作品でもあります(勿論、国によっては2話、3話と絡んできますが)。
 ファンタジーでもとりわけ「古代中国を模した国づくりもの」をお好きな方は必読と言っても良いでしょう。これだけの骨太なファンタジー作品、読まずに過ごすことは損ですよ。

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紙の本

誰が悪いのでもない、自分の見方が甘かっただけ

2001/04/22 00:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る

 主人公「陽子」の歩む道は誰もがたどりえる道。ぬるま湯の中で誰とも真剣にかかわらず、傷つくこともなく生きていたが、ある日、逆境に落ちこむ。命を狙われ、裏切りに合い、人を信じることが出来ない。そんな時出合った半獣の「楽俊。」
 人間関係に行き詰まったとき、別の見方を、生きる勇気を与えてくれる本。

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新感覚ファンタジー

2004/02/08 23:46

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:バンカー - この投稿者のレビュー一覧を見る

この物語は独特の世界観が最大の魅力です。
だからこそ入りこむのに少し時間がかかりますが。
けれどもなんだか難しそうなタイトルに反して、文章は読みやすいのでスイスイ読めちゃいます。読み進むほどに深く世界に入りこんで、心地よい陶酔感がしみこんでくる…。いままでにない新感覚のファンタジーでした。

平たく言うと女子高生が異世界に飛ばされ、そこで自分の使命に気づく物語。
そう聞いただけで、特に女性はベタベタの少女マンガ的展開を想像してしまうと思いますが、そこがこの小説、いや作者のすごいところです。
まず異世界ものにありがちな夢見ごこちの恋愛がない。異世界は現実逃避の場ではない。そんな甘ったるい中途半端なファンタジーではないのです。
世界はこちらと同様に厳しく主人公を苦しめます。
永遠に続くかと思われるような孤独な戦い。
昼夜を問わず襲い来る魔物たち。
なぜ襲われるのかの分からぬまま、存在を否定されるかのように、彼女は何度も生命の危機にさらされます。
信じては裏切られる人間関係。
この世界には彼女以外にも、日本や中国から流されてきた人達がいます。彼女はそういう意味で特別な存在ではないのです。そして彼女はこの世界の人間だけでなく、そんな同郷の人間にも裏切られてしまう…。
過酷な日々が彼女に一生懸命に生きることの意味を少しずつ教えていく。
平凡な女子高生。平凡であるがゆえに知り得なかった苦労。
けれど本当に信じられる人々に出会い、自分が弱く愚かであったこと、そして自分しだいで強くも賢くもなれることを、彼女は仲間とともに見つけていきます。
これは成長の物語。
世界観に引きこまれながら、いつしか主人公に共感し、その視線の先に広がる世界に魅せられていきます。
主人公・陽子とともに、十二国の世界へ。

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紙の本

王になる資格

2002/06/06 08:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:柿右衛門 - この投稿者のレビュー一覧を見る

普通の日本の女子高校生が、実は異世界の王様だった。
いかにもありがちな話。

しかし陽子が異世界につれてこられ、自分の行き方を見直し成長していく姿は、実にすがすがしい。
主体的に生きることを教えてくれる。

陽子は自分が王に選ばれたことに驚く。
自分は卑しく、だめな人間で王になる資格などないとはじめはおもう。
それはその責任を知っているからこそ、王になるのが恐いのだ。
しかしそれこそが、陽子が今後成長していける理由になるだろう。

今後陽子が王としてどう成長していくか実に楽しみだ。

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紙の本

大きな物語の入り口

2000/11/26 21:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:すずき - この投稿者のレビュー一覧を見る

 現代日本のとある町で、家では親の言うなり、学校ではクラスメートから嫌われないように生きていた、“普通の”女子高生、陽子。そんな彼女の元に、ある日突然金髪の男性が現れて額づいた
 “ゴゼンヲハナレズチュウセイヲチカウトセイヤクスル”
訳もわからず混乱する陽子が連れ去られたのは、風俗のまったく異なる異世界、景国(けいこく)だった。

 “御前を離れ”ない筈の金髪の男も、傍にはいない。陽子の心を読んではあざ笑う、蒼い猿の頭を道連れに、陽子の生死を賭けた旅が、始まったー。

 今年春から、ティーンズ向けの講談社X文庫から、講談社文庫への移殖が始まった、小野不由美、“十二国記”シリーズの講談社から発行された中では、第一作(時系列では、新潮文庫に収録されている”魔性の子”が第一作だが、内容としては外伝に近い)。

 前半、全く勝手の分らない異世界で、裏切られ、傷つけられ続ける陽子の姿は痛々しく、読み進めるのは苦しい。やっとの思いで後半に辿り着くと大きく陽子の(そして読者の)目の前は開けるのだが…。

 十二国記を、陽子の、ひいては景国の成長物語として楽しむのは、楽しみ方の一つの方法かもしれない。私自身は、思春期を終えてこの本に出会った。それでも十二分に楽しめたが、それでも尚、今、思春期の只中にいる人たちに読んで欲しい本である。

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紙の本

面白い小説をお探しの方へ

2000/08/09 23:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風月霜華 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「屍鬼」で一躍その名を知られるようになった小野不由美氏がジュニア向けのホワイトハート文庫で発表していた作品を加筆・修正して刊行した本。「十二国記」シリーズの記念すべき第1作。
この作品の質の高さと面白さは、実は密かに有名だった。地方新聞だがその書評で「子供達だけにこの物語を独占させておくなんてもったいない!」と言われたのだから。

 陽子はある日突然「お迎えに来ました」という男によって異世界へ連れ去られる。だが異形の者に襲われた為にその男とはぐれてしまい、右も左も分らない世界を一人、さまようことになってしまう。そこで陽子を待っていたのはいくつもの裏切りだった。

 上巻はかなり重い雰囲気で進んでいきますが、それはすべて下巻につながる伏線です。こういうのは苦手だと思われても、ぜひ下巻も続けて読んでみてください。

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2004/10/03 19:26

投稿元:ブクログ

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2004/09/28 13:11

投稿元:ブクログ

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2004/11/07 01:30

投稿元:ブクログ

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