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- カテゴリ:一般
- 発売日:2000/01/01
- 出版社: 共立出版
- サイズ:19cm/164p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-320-02952-6
紙の本
遺伝子とコンピュータ 生命の設計図をひもとく (情報フロンティアシリーズ)
遺伝子の生命の設計図としての位置づけ、ならびにゲノム解析プロジェクトの概況について解説した後、分子生物情報学で研究されている遺伝子発見、遺伝子の機能予測、遺伝子ネットワー...
遺伝子とコンピュータ 生命の設計図をひもとく (情報フロンティアシリーズ)
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商品説明
遺伝子の生命の設計図としての位置づけ、ならびにゲノム解析プロジェクトの概況について解説した後、分子生物情報学で研究されている遺伝子発見、遺伝子の機能予測、遺伝子ネットワークなどを中心に紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
遺伝子とは、一言でいうと、生命を形作る蛋白質の設計図を意味します。その設計図は、細胞の中にあるDNAという二重らせんの高分子に格納されているのです。DNAの中にはたくさんの遺伝子が含まれています。そして、一つの生命を実現するために必要な一そろいの遺伝子セットを「ゲノム」と呼んでいます。つまり、ゲノムとは、生命の設計図ということになるのです。いま、バイオロジーと情報処理技術が融合し、生命の秘密を解き明かそうという「ゲノム解析プロジェクト」が世界的な規模で進行しています。この生命の設計図を分子レベルですべて解読してしまおう、というわけです。これにより、難病の治療とか、植物や動物の品種改良その他、さまざまなバイオ関連産業の育成が期待されているのです。本書では、遺伝子の生命の設計図としての位置づけ、ならびにゲノム解析プロジェクトの概況について紹介し、さらに分子生物情報学で精力的に研究されている遺伝子発見、遺伝子の機能予測、タンパク質の立体構造予測、遺伝子ネットワークを中心として、この分野の最先端の内容を非常に分かりやすく紹介しております。また、巻末には付録として、大量の遺伝子関連のWebサイト一覧、および内容紹介付きの参考文献を配して、読者の便宜を図っております。【商品解説】
目次
- はじめに
- 1章 生命の設計図
- 2章 ゲノム解析プロジェクト
- 3章 遺伝子発見
- 4章 遺伝子の機能予測
著者紹介
小長谷 明彦
- 略歴
- 〈小長谷明彦〉東京工業大学大学院情報科学専攻修士課程修了。日本電気勤務を経て、現在、北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科教授。工学博士。
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生命の設計図が書き込まれた遺伝子の解読競争が世界中で進んでいる。そのポイントを握るのがコンピュータだ
2000/07/17 09:15
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゲノム解析プロジェクトの進行とともに,遺伝子に関連するデータが急増している。98年末時点で,塩基配列データベースは約300万件,塩基配列の総塩基数は21億塩基に達する。そのスピードは,過去20カ月でほぼ倍増するペースで増え続けているという。
このような膨大な塩基配列データベースから生命の秘密を解き明かすためには,コンピュータを使った解析が必須となる。それが,分子生物学と情報処理技術を融合した新しい研究領域である「分子生物情報学」が注目される理由だ。著者は,遺伝子を生命の設計図として位置づけ,「分子生物情報学」の今を解説する。
本書では,まずはゲノム解析プロジェクトの概況について紹介したあと,「分子生物情報学」で精力的に研究されている遺伝子発見,遺伝子の機能予測,タンパク質の立体構造予測,そして遺伝子ネットワークなどについて解説する。
(C) ブックレビュー社 2000