サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

6/1 必ずもらえる!hontoサービス使い倒しキャンペーン (~6/30)

6/1 必ずもらえる!hontoサービス使い倒しキャンペーン (~6/30)

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

インド展の憂鬱(創元推理文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 2 2件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.1
  • 出版社: 東京創元社
  • レーベル: 創元推理文庫
  • サイズ:15cm/366p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-488-19752-3
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

インド展の憂鬱 (創元推理文庫)

著者 リチャード・ティモシー・コンロイ (著),浅倉 久志 (訳)

インド展の憂鬱 (創元推理文庫)

713(税込)

ポイント :6pt

現在お取り扱いができません

電子書籍化お知らせメールヘルプ

メールを登録する

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

新刊お知らせメール登録

この著者の新着情報

一覧を見る

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー2件

みんなの評価2.0

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

黄金像を巡るドタバタ

2002/02/28 23:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キイスミアキ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 国務省からスミソニアン博物館に出向中のヘンリーは、ろくな知識も持っていないというのに、インド展開催の責任者となってしまう。チャンドラというインドの僧に関する、この展示を成功させなくては、今後インドで行われるスミソニアンの研究が円滑に行われる補償が失われてしまう。つまり、ヘンリーの立場も危うくなってしまうのだ。
 彼の協力者となるのは、インドの外交官や薬物マニアというエキセントリックな美女たち。なんとか開催にまで漕ぎ着け、浮気ついでに死にかけたヘンリーを待っていたのは、一千万ドルの価値を持つという黄金のチャンドラ像の盗難だった。連続殺人事件の容疑者に続いて、今度はアメリカ国家に莫大な損害を与える張本人とされてしまいそうなヘンリー。この騒動の結末は?
 
 本作は、日本では《スミソニアン・シリーズ》と呼ばれるユーモア・ミステリシリーズの、第2作目として出版された。アメリカでは、『スミソン氏の遺骨』という作品から出版されているが、時系列では本作が『スミソン氏〜』以降に属するため、このような変則的な順序での出版となっている。
  
 前作『スミソン氏の遺骨』に比べ、スミソニアンでの仕事に関する記述は、研究者を相手とする多忙と理不尽を極める手続きの連続が描かれているなど、詳細で現実味を感じさせるものとなっているのだが、人間の形成とその描写に関しては、手際が不味い。
 他人に対してあまりにも無関心で、自分たちに対しても無関心な人間というのは、実際には存在しないだろうし、小説の世界においても、あまりにも軽薄だと感じさせられてしまう。エキセントリックな女性、女性を追いかける中年男性、といったキャラクターのドタバタ劇は、ドタバタ的な要素を揃えているだけで、軽快さを感じさせない。彼らの行動が、あまりにも現実的なスミソニアンの中にあって、あまりにも現実的ではないのだ。
 軽快さを感じさせない理由には、人物たちの軽さだけではなく、本作の構成が大きく関わっている。冒頭に盗難事件発生直後の光景が描かれると、その次のページからは、インド展開催までの経緯と中年男性の浮気話がえんえんと綴られ、なかなかミステリーにならない。後半の展開は急で、中盤までと比べて、すぐに話が終わってしまうような印象を受けてしまった。ミステリーとしては致命的なことに、後半で弛れてしまっているといってもいい。
 
 前作の『スミソン氏の遺骨』が持っている本格テイストを味わったあとに、このような展開の物語を読んでしまっては、期待外れもいいところ……だと思っていたが、スミソニアン・シリーズが必ずしも本格ミステリーではないということを考えれば、この批難は完全に的を外している。
 本作でも、死体の移動や500キロもの黄金像の消失など、ミステリーとしての要素は揃えられているのだが、これらを生かす骨組みが、問題の呈示→情報の収集と推理→回答というミステリー的なものではない。つまり、『スミソン氏の遺骨』は、完成度の高い、本格のユーモア・ミステリーだったが、『インド展の憂鬱』は、ウェストレイクの『踊る黄金像』──黄金像が関わるという点でも類似点がある──のようなドタバタのコメディなのだ。好き嫌いの別れるところだろう。
 
 最初に書かれた『インド展の憂鬱』よりも、二作目の『スミソン氏の遺骨』のほうが、格段に出来が良いということは、三作目『一寸の虫にも死者の魂』に期待してもいいということか? できれば本格っぽいユーモア・ミステリーであることを期待したい。それが叶わぬならば、とびきりのスラップスティックであることを楽しみに……。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2007/12/19 17:30

投稿元:ブクログ

レビューを見る

創元推理文庫 ランキング

創元推理文庫のランキングをご紹介します一覧を見る

前へ戻る

次に進む