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レイモンさんのハムはボヘミアの味
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 4件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.1
  • 出版社: 河出書房新社
  • サイズ:20cm/217p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-309-01329-9

紙の本

レイモンさんのハムはボヘミアの味

著者 シュミット村木真寿美 (著)

食肉加工を家業にする知的職人、戦乱のヨーロッパで何度も国籍を変えられたボヘミア人、鉄のパン・ヨーロッパ主義者−カール・レイモンに従い、激動の世界を巡った明治の女・勝田コウ...

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レイモンさんのハムはボヘミアの味

税込 1,980 18pt

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商品説明

食肉加工を家業にする知的職人、戦乱のヨーロッパで何度も国籍を変えられたボヘミア人、鉄のパン・ヨーロッパ主義者−カール・レイモンに従い、激動の世界を巡った明治の女・勝田コウの数奇な人生を描く。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

シュミット村木真寿美

略歴
〈シュミット村木真寿美〉1942年東京生まれ。早稲田大学大学院修了後、ストックホルム大学へ留学。82年にドイツ国籍を取得。主な著書に「花・ベルツへの旅」などがある。

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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (0件)
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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

カール・レイモン夫妻の生きた大正、昭和

2008/06/18 13:15

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mikimaru - この投稿者のレビュー一覧を見る

函館の旅館の娘である勝田コウは、洋食を出すことから投宿するようになったボヘミア人(当時の国籍としてはチェコスロヴァキア人、言語圏と本人のアイデンティティーとしてはドイツ人)のカール・レイモンと恋に落ち、家族の激しい反対にあって軟禁状態になるも、船でひとり天津まで移動し、現地で彼と落ち合ってヨーロッパへと駆け落ちをする。

そして3年後、ふたりは日本へともどる。そして現存するハムとソーセージの会社を起こす。

いまになって思うに、おそらく注文時に書かれていた説明文章によるものだと思うが——わたしはこの本を、カール・レイモンと大正時代に国際結婚をした勝田コウという人物の話…だと思ってしまった。読みはじめてすぐ感じて最後までぬぐい去れなかった違和感(詳細は後述)は、まさしくその勘違いによるものが大きかったようだ。

タイトルを読み返しても、実際の内容でも、これはカール・レイモン「夫妻」の話で、どちらかといえば話題の中心は夫の側にある。勝田コウという人物をモデルとした著者の目線から、この手の本としては珍しいことに一人称で小説風につづられているため、その人物の話として本が紹介されたとしてもあながち間違いではないのかもしれないが、わたしにとってはエピローグを読むまで、この違和感が消えなかった。

ドイツ人が多く居住していたボヘミアという地域は、戦争などを経てめまぐるしく状況が変わった。日本に滞在する以前のカール・レイモンが缶詰製造などを学ぶなどして外国をまわるあいだ、オーストリア・ハンガリー帝国の一部であった土地はチェコスロバキアになり、ドイツ語圏の人間に嫌がらせ(のちに迫害)が進んだ。

勝田コウをともない、その美しい土地カールスバード(もしくはカールスバート、カルルスバード、現在のカルロヴィ・ヴァリ)にもどっていったんはハム・ソーセージを製造するが、世界的な情勢の変化からヨーロッパの先行きに払いきれない暗雲を感じとったことも手伝ってか、まもなく夫妻はアメリカに短期滞在をして資金を得たあと、函館へともどる。だが妻の故郷にも戦争は刻々と影を落とし、戦時中は外国人というだけで疑いの目を向けられるつらい日々がまっていた。

戦後、カールスバードからはドイツ語圏住民が追放され、ナチスへの仕返しとばかりにひどい仕打ちが待っていた。レイモンの家族らは、死はまぬがれたとはいえ離散した。もはや帰る土地もなくなった。

月並みな表現ではあるが、戦争とはなんと悲惨なものだろう。暴力が次の暴力を誘発し、支配のあとにやってくる解放は、しばしば新たな支配を生む。人が住むところを追われ、財産を奪われ、尊厳を無視される。そんなひどいことが、現在もなお、場所を変えては世界のどこかで起こっている。悲しいかな、けして終わることがない負の連鎖だ。

さて、上述した「違和感」だが、エピローグで著者の文章を読むまで、小説風に仕上げた意図がわからなかった。これではどこまでが著者が調べた「真実」で、どこからが文章を読みやすくするための「装飾」なのかがわからず、せっかく丹念に調べたであろう題材をこんなふうに台無しにする理由は何なのかと、憤慨に近い思いすら抱きながらページを繰った。

なぜなら、わたしの関心事は人物像だ。著者は当時の世相や夫の家族たちボヘミアのドイツ語圏の人々の歴史などを勝田コウの視点で描くが、これでは作者が書としてまとめたいことを疑似エッセイ仕立てで再構成しているに過ぎない。読む側のわたしは「ほんとうにこんな考え方をする人だっただろうか」と、ひとつひとつを想像しながら読むことになる、その歯がゆさ。

だが、ようやくエピローグになって、わかった。勝田コウは何も書き残していない。著者が仕事を通じて知り合った娘さんからの情報で初めてその存在を知り、晩年でほとんど会話も思うようにならなかった本人とは、一度対面したのみ。関係者へのインタビューや資料を通じて調べ、本にまとめたのだという。

夫のことは(現在も社名に残るほどであるから)記録も多いことだろう。だが著者はどうにかして妻の側にスポットライトを当てたかった。それでこの文体と構成になったのではないかと、ようやく思いいたった。すっきりと納得はできないが、意図の理解はできたように思う。

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紙の本

レイモン・コウの初の評伝は函館の歴史を映す鏡

2002/07/14 01:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yhoshi2 - この投稿者のレビュー一覧を見る

かの有名な函館元町のカールレイモンハウスの創始者カールの日本人妻コウのはじめての評伝。彼女はかつて函館駅前で隆盛を誇った勝田旅館の娘。英語を得意とし、カールとの結婚を親に反対されて出奔。この出奔の経緯がこの本でもっとも劇的な部分。再度函館に舞い戻ってハム・ソーセージの店を繁盛させるまでの波瀾の生涯が抑制された筆致で描かれる。当時の函館が外国人の行き交う国際港として繁栄していた様子も随所に。
そのコウは1997年函館の老人ホームで95年の生涯を終えた。この書は夫婦の物語であり、昭和の世界史でもあり、なにより、函館の歴史をよく語る書として貴重な存在。

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紙の本

2000/3/5朝刊

2000/10/21 00:18

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 軽い随想風の題名と、ひとりの女性のモノローグでつづられた物語は、一見した印象と異なり、深い読後感をもたらす。その題名すらも、実は苦い味に満ちていることがわかる。
 函館で有名だったレイモン・ハム、ソーセージの生みの親、カール・レイモンは、日本の食肉加工のパイオニアであり、かつ「パン・ヨーロッパの父」クーデンホーフとともに欧州連合構想の先駆者である。
 国際結婚が祝福されざる戦前という時代。仕事で函館に来た彼と名門旅館の娘、勝田コウは恋に落ち、手に手を取ってヨーロッパに駆け落ちをした。
 彼の故郷カールスバードは、ドイツのザクセンとバイエルンの間にトンガリ帽子のように突き出ている西ボヘミア。住民がドイツ人なのに、四年前にチェコスロバキアという国になり、その前はオーストリア・ハンガリーという複雑な地域だ。
 代々、食肉加工職人の彼は、ハム・ソーセージの店を開く。温かい家族に迎えられ、彼女はとても幸せだったが、時代の荒波が二人を押し流す。戦争、脱走兵という国境の不条理にもてあそばれた体験から、彼はヨーロッパ統合をめざした「パン・ヨーロッパ運動」を起こす。だが、あの戦乱の時代に、その思想はあまりに寛容で、平和的で、抽象的すぎたのだ。運動の挫折を北海道の開発に転換する夢をもって、二人は日本に戻るが、待っていたのはさらに過酷な運命だった。
 国際結婚にかけた強い女性の物語は、同時に、欧州統合の原点に迫る今日的なテーマを追求した佳作となった。
(C) 日本経済新聞社 1997-2000

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2010/01/27 20:30

投稿元:ブクログ

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