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死者と影(ハヤカワ・ポケット・ミステリ・ブックス)
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死者と影 (Hayakawa pocket mystery books)

著者 ポーラ・ゴズリング (著),山本 俊子 (訳)

ブラックウォーター・ベイ郊外の暗い森に、正体不明の殺人鬼が跋扈しているのか? 理学療法士のローラは犠牲となった友人のために真相を探るべく現場付近の病院へ…。【「TRC M...

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死者と影 (Hayakawa pocket mystery books)

1,728(税込)

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商品説明

ブラックウォーター・ベイ郊外の暗い森に、正体不明の殺人鬼が跋扈しているのか? 理学療法士のローラは犠牲となった友人のために真相を探るべく現場付近の病院へ…。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ポーラ・ゴズリング

略歴
〈ゴズリング〉1939年デトロイト生まれ。ウェイン州立大学卒業。デビュー作「逃げるアヒル」でCWA賞の最優秀処女長篇賞、「モンキー・パズル」で同ゴールド・ダガー賞受賞。

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みんなのレビュー2件

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評価内訳

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紙の本

森は知っている

2002/03/31 09:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 主人公は、理学療法士ローラ。物語は、ローラが叔父の経営するブラック・ウォーターベイ郊外の森に立つマウントビュー病院へやってくるところから始まる。表向きは、叔父の誘いで病院職員としてやってきたローラ。しかし、彼女の真の目的は、別にあった。1ヶ月ほど前、ローラの友達の理学療法士ジュリー・ザリンスキーが、病院の近くの森の中で惨殺されたのだ。殺されたジュリーをこの病院に紹介したのは、他でもないローラ、彼女であった。そのことで責任を感じ、またジュリーの手紙から不穏なものを感じたローラは、その死の真相を探ろうとする。しかし、病院内部には複雑な人間観系が渦巻いていた。一方、ブラック・ウォーターベイの町は、森を徘徊する怪人、シャドーマンのうわさで持ちきりだった…。事件は病院内部の者の犯行なのか、それとも伝説の怪人シャドーマンの手によるものか…。

 本書はミステリー小説であると同時に、優れたサスペンス小説でもあると思う。後半はとくに、その展開にハラハラドキドキしてしまった。また、病院にやってきたローラの周辺には、魅力的な医師デイビット、精力的に働くオウエン、もと刑事、今は問題児の入院患者トム・ギリアムと、タイプの異なる男性があらわれ、ミステリーを楽しむ一方、ローラの恋の行く先にもドキドキできた。もちろん犯人がが誰なのかが気になる。しかしわたしとしては、今作はむしろ、ローラの恋の行く末が気になって、最後まで一気に読んでしまった。

 暗い森の中の殺人という陰鬱なイメージのある本書のなかで、読んでいてほっとさせてくれたのが、主人公ローラの飼っている人並み(猫並み?)はずれて大きな猫、ソロモンの存在。ローラとソロモンの温かい関係に、サスペンスに緊張した心がほっとできる気がした。そのおかげで、伝説の怪人、暗い森…という沈んだイメージとは裏腹に、時としてユーモアさえ感じることが出来た。

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2012/08/04 13:52

投稿元:ブクログ

叔父の経営する病院に理学療養しとしてやってきたローラ。目的は友人のしの真相を掴むこと。
ブラックウォーター・ベイの町には森をうろつく怪人シャドーマンの噂が流れ、一方病院では複雑な人間関係が渦巻いていた。

これぞコージー!という一作。
ミステリありロマンスありで面白かった。
なにより主人公のローラがきちんと事件を捜査しているのがいい。
そしてwho do it、why do itだけでなく、きちんとhow do itが描かれているのがイイ!
最近のコージーはこれがおざなりにされすぎていて、読んでいて辛いんだよ。
舞台は日常、でもミステリは本格。
このバランスが嬉しいなぁ。
最近のコージーが物足りない人にオススメ。

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