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紙の本
特に可もなく不可もなし
2003/02/09 12:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終わって、特に可もなく不可もない印象である。副題に「数学から見た無限論の系譜」とあるように、無限大と無限小にまつわるあいまいさ、逆理、謎が、誰の手によってどのように解決されてきたか、その歴史過程を通覧している。 無限に絡む問題を、数学的無限、物理的無限、形而上学的無限の三つに分類し、ギリシャ時代の 形而上学的無限から始めて、中世の 物理的無限をへて、近代の微積分学、集合論の 数学的無限に話を展開している。著者にとってこの話の流れは必然性があったのであろうし、広く文献を渉猟してまとめているのも読みとれるが、 数学的無限の範囲で話を進めてもらう方が、良かったかもしれない。