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捜神記(平凡社ライブラリー)
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この著者の新着情報

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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.1
  • 出版社: 平凡社
  • レーベル: 平凡社ライブラリー
  • サイズ:16cm/614p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-582-76322-7
  • 国内送料無料
新書

紙の本

捜神記 (平凡社ライブラリー)

著者 干 宝 (撰著),竹田 晃 (訳)

幻術の名人、墓から生き返る娘、千年を生きる狐の変化…。怪異譚が流行した中国六朝時代、東晋の歴史家・干宝によってまとめられた464の霊妙不可思議な小話集。1964年刊の再刊...

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捜神記 (平凡社ライブラリー)

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商品説明

幻術の名人、墓から生き返る娘、千年を生きる狐の変化…。怪異譚が流行した中国六朝時代、東晋の歴史家・干宝によってまとめられた464の霊妙不可思議な小話集。1964年刊の再刊。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

干 宝

略歴
〈干〉中国・東晋時代の学者。「晋紀」の執筆、古典の注釈などを行った。

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みんなのレビュー7件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

怪力乱神の時代を読もう

2008/07/21 00:30

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

幽霊、妖怪、神や仙術といったものが実在すると信じられていた時代でも、それが何だと聞かれると、断片の継ぎ合わせにしかならなかったろう。それも一つの真実のあり方だし、その断片を集めてみても、それは断片の集合体でしかない。ただそういうコレクションは楽しい。また集めることによって茫洋と見えてくるものもあったりする。
捜神記は六朝時代に集められた奇譚集(志怪小説)で、この種の書物で現存する中では元祖みたいなものだが、話のタイプごとに分類されているというところが優れものなのである。仙人、仁者の話、占い、妖神、前兆や夢、妖怪、幽霊、奇妙な動植物、など。そして面白いのは、それらの変異に対して、人間がどのように対処したかなのだ。多いパターンの一つは、その変異があってしばらくして漢の王朝が滅んだとか、なんとかの乱が起きたとか、その後出世したとか、吉兆、凶兆として捉え、それみたことかみたいな因果応報の口ぶりだ。語り口の端々に現れるのは、著者の気持ちも入っているかもしれないが、やはり大衆の本音であったのだろう。それらの因果論が真実であったかと言えば、そのまま信じれば漢の滅亡の理由は100にも1000にもなって、収拾がつかなくなる。その意味で「怪力乱神を語らず」とか言った偉い人の見識は妥当かもしれないし、史書の中での記述を排した人についても、ごもっともなことである。
ではこれらの伝承が偽史なのかと言えば、その時代に生きた人々の意識を表しているのだとすれば、現実の歴史に与えた影響を否定できない。「怪力乱神」は一時とりあえず横に置いておかれたとしても、単なる習俗、文化の枠を越えて、やはり歴史の一部として取り扱うのが本来の有り様だろう。
そういう視点で真剣に精読すると大変だと思うのでやらないけど、過去の王朝、支配者、英雄、奸臣といった存在に対して、人々がどのような思いを抱いていたのかはよくわかる(ついでに恥ずかしながら歴史の勉強にもなりました)。「天」について、自然に対する畏れの意識も、素朴ではあるが学ぶところも多い。優れた仙人、賢者達、正直で誠実な人々が報われる話は、清々しく気持ちいい。こういう感性は当時も現代も変わらないというのは、なにか嬉しいよ。

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2006/06/02 23:51

投稿元:ブクログ

中国小説の祖といわれる六朝志怪の代表作。
一度歴史から姿を消し、後人の手によって様々な書物から断片を拾い集めて再構成されたものです。
仙人さま、妖怪、幽鬼が続々と登場。
怪力乱神をおおいに語っています。
たぶん、つまらないです。最初の方。ちょっとガマンして読んでください。
オバケはいるのかいないのか?そんな議論が千年前から現代まで続いてるって、たいしたものだと思いませんか。

2006/10/10 11:56

投稿元:ブクログ

漢籍の授業で読んでいたけど、面白くて読破。
三国志にでてくる有名人の怪異譚など、「聊斎志異」に劣らぬ面白さ。

2008/12/10 21:13

投稿元:ブクログ

古代中国の怪を記しまくった報告書集。オチはめったにないので、ドラマを期待してはいけません。
三国時代がかなりかぶっているので(しかし魏呉はあるのに蜀ネタはなかった)、非常に興味深く読みました。民間でメジャーだった神様なんかが出て来るのがよいです。
ある程度中国思想と文化をかじってないと本気で意味不明かも。

2009/01/28 00:00

投稿元:ブクログ

まだ読みかけなのですが・・・

晋の時代に描かれた霊異譚。一つ一つの話が非常に短く、またただ聞いた話をオチもつけずにそのまま書いているような感じで、後世の「耳袋」や「遠野物語」(どちらも日本ですが)に通じるものがあります。この突き放され感はなんともいえません(笑)。

また時代柄、三国志がらみの話が非常に多いです。そういう意味であえて「三国志」カテゴリに入れました。

2012/04/24 07:05

投稿元:ブクログ

玉石混交。オモシロイのもあれば、全然つまらんのも多い。また、たんに集めて載っけましたと言った感じなので似たような話も多く散在している。とくに「女が男になった」とか「犬が人を産んだ」とかそう言ったことを挙げて「これは○○の前兆でした(例えば王莽の簒奪)」と結ぶくだりが延々続くとこが最高につまらんかった。
オモシロイものだけにしてくれれば、だいぶ読みやすくなるのになぁ。

2011/03/30 22:08

投稿元:ブクログ

中国の不思議な話をたくさん収録している本の、訳。
一話ごとに注がついていてパッと確認できます。
神仙、妖怪や動物、孝行をした人にまつわる不思議な話がてんこもり。
中国の民俗を見るうえでも有益です。