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- カテゴリ:高校生 一般
- 発行年月:2000.1
- 出版社: クリエイツかもがわ
- サイズ:19cm/93p
- 利用対象:高校生 一般
- ISBN:4-87699-506-0
紙の本
高校生が考えた「地域と環境」
著者 池田 武邦 (ほか編著)
様々な問題を抱える「地域と環境」について、高校生がどう捉えているかを問いかけた全国高校生読書感想論文コンクール(課題図書は「ハウステンボス・エコシティーへの挑戦」)受賞作...
高校生が考えた「地域と環境」
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商品説明
様々な問題を抱える「地域と環境」について、高校生がどう捉えているかを問いかけた全国高校生読書感想論文コンクール(課題図書は「ハウステンボス・エコシティーへの挑戦」)受賞作品と審査評などを収録。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
若い感性が地域と地球規模の環境を見つめる時,彼方の地平線に見えるものは何か。高校生の主張を紹介
2000/07/17 09:15
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は地球環境問題の課題図書『ハウステンボス』(かもがわ出版)の読書感想文と,審査委員の講評で構成されている。現代若者の環境への眼差しという点で興味深い。
11人の高校生の主張が展開され,自分の住む地域の抱える問題と重ね合わせての感想が述べられている。奈良県に位置する大和川の例を持ち出して,「川は汚水捨て場ではない」,との意見が述べられ,護岸工事によリ,かえって河川氾濫が多くなった点を指摘する。斑鳩盆地は地すべり多発地帯でもあり,近年では多自然型工法を取り入れるようになった。
また,徳島県に住む高校生は香川に抜ける高速道路が造られたことで,のどかな山村が一変し,騒音と化した点を嘆いている。ほかにも自分達のできることを考え抜いた感想が記されている。
講評では課題図書から自分の考えを見つめ直し,何ができるかを議論することが大切である旨を述べている。若い知性に期待を寄せた姿勢が如実に現れている。
(C) ブックレビュー社 2000