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書物の王国 15 奇跡
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 1件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.1
  • 出版社: 国書刊行会
  • サイズ:23cm/250p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-336-04015-X
  • 国内送料無料

紙の本

書物の王国 15 奇跡

著者 『書物の王国』編纂委員会 (編),宮沢 賢治 (ほか著)

苦しみのうちに希望を、悲しみの中に慰めを。レフ・トルストイの「三人の隠者」、中勘助の「いかるの話」など、「奇跡」をテーマにした37作品を収録する。【「TRC MARC」の...

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書物の王国 15 奇跡

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書物の王国 20巻セット

書物の王国 20巻セット

  • 税込価格:48,492449pt
  • 発送可能日:購入できません

商品説明

苦しみのうちに希望を、悲しみの中に慰めを。レフ・トルストイの「三人の隠者」、中勘助の「いかるの話」など、「奇跡」をテーマにした37作品を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

渡り飛ぶ白鳥 33 タゴール 著 9-10
沙漠のアントワーヌ シュペルヴィエル 著 11-16
三人の隠者 レフ・トルストイ 著 17-23

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みんなのレビュー1件

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評価内訳

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紙の本

奇跡を求める矛盾。

2002/02/07 03:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐々宝砂 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 37編の奇跡譚を集める。詩もエッセイも童話も古典も取り混ぜた、ある意味でジャンルを問わない編集方針。

 まずはイスラム奇跡譚「ラビアの奇跡」、奇跡に対する懐疑的な態度がかえって高潔な印象を与える。なるほど、真の聖者にとって、奇跡はさほど重要なものではない。本当に重要なのは神であり、信仰なのである。もうひとつのイスラム聖者伝「イスラムの奇跡譚集」は、さほど奇跡に対して懐疑的ではない。だがキリスト教の聖者伝より遙かに皮肉っぽく、哲学的だ。イスラムの奇跡譚はなかなか他では読めないので、ぜひ一度目を通していただきたい。

 続いて須永朝彦の口語新訳「新著聞集・往生編」、本邦の仏教説話的な聖者伝だが、自分の死期を悟る往生伝として書かれているところがいかにも抹香臭い。死や滅びを悟ることが仏教では重要なことなのだろう。蓮や五色の糸といった仏教の夢みたヴィジョンの典型は「当麻(たえま)曼陀羅」で見ることができる。また御伽草子からとられた「蛤の草子」は、説教臭い親孝行譚ではあるものの、貝殻の中から現れた女人を描いて興味深い。

 キリスト教関連では、「七短剣の聖女」(ヴァーノン・リー)が新しく読めるものだ。ドン・ファンの昇天を描いたクライマックスは、読者が気恥ずかしくなるほどに美しい。その他、新訳ではないが、シュペルヴィエルの「砂漠のアントワーヌ」、フリーマンの「遠く遙かな調べ」、マッケンの「聖体顕示台」などが面白く読めた。

 だが、本当のところ私は、ヘッセの「ファルドゥム」というキリストともイスラムとも関連のない美しい物語と、ワイルドの童話「わがままな大男」と、浜田広介(「泣いた赤おに」の作者)の「五ひきのやもり」を再読できたことが嬉しかった。奇跡の名にふさわしい物語は、童話として描かれるときに最も力を発揮するような気がする。

 編者は解説で「奇跡はない。神は死んだ。」と記しているが、そう断言したあとで「奇跡の物語に一抹の希望を感じずにはいられない」とも書いている。この矛盾した感情ゆえに奇跡の物語は求められ、生まれてくるのだろう。

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