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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.1
  • 出版社: 毎日新聞社
  • サイズ:20cm/553p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-620-10608-9
  • 国内送料無料

紙の本

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著者 井上 夢人 (著)

ぼく片桐稔は、ある日、姉の家で何者かに頭を殴られ、一ヶ月間意識不明に陥る。目覚めたぼくは、姉があの日殺されたと知らされ、そして、鼻から「匂い」を失った代わりに、とてつもな...

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商品説明

ぼく片桐稔は、ある日、姉の家で何者かに頭を殴られ、一ヶ月間意識不明に陥る。目覚めたぼくは、姉があの日殺されたと知らされ、そして、鼻から「匂い」を失った代わりに、とてつもない嗅覚を宿すことになったのだが…。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

井上 夢人

略歴
〈井上夢人〉1950年生まれ。徳山諄一と共に「岡嶋二人」として、「焦茶色のパステル」で江戸川乱歩賞を受賞。89年にコンビを解消した後も、「パワー・オフ」など、作品を次々と発表している。

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みんなのレビュー32件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (9件)
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  • 星 1 (0件)

これまでにない探偵の登場

2000/10/20 23:43

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひで - この投稿者のレビュー一覧を見る

 人の感覚は個々人の主観に寄るところが大きい。もちろん感覚の良し悪しもあるし、それを理解する脳内の問題もある。特に問題がない人同士でも、もし体が入れ替わったらどれだけ違う世界が見えるのだろうか。きっとそれは想像のつかない世界なのだろう。それは感覚が異常発達した人間とならなおさらである。

 片桐稔は姉の家で暴漢に襲われ1ヶ月間意識不明になる。意識の戻った稔は自分が犬以上の嗅覚を得たことを知る。そして姉が殺されていたことを知った稔は同じ手口の事件が連続していることを知り嗅覚を使った捜査を始める。またバンド仲間の一人の行方が分からなくなっていることも知り、テレビの取材に応じることを条件にマスコミの力を借り捜査を始める稔。嗅覚により犯人痕跡を追い友人の行方を探る。果たして犯人を探すことはできるのか。

 井上夢人氏の最も優れた点はその発想力もさることながら、表現力にあるといえる。本作でもそれは遺憾なく発揮されている。文中で主人公が語るように匂いの表現はあまりに主観的である。それを克服するために匂いを色と形で表現する発想、それを読者に伝えきる文章力、その両者が相まって本作が成り立っている。その匂いの世界は詩的と言える。様々な形の様々な色をした匂いの粒が空中を漂い変化し続ける世界。それを氏はまるで自分が体験しているかのように描く。この世界は理解するにつれ、そのおもしろさにどっぷりと浸かっていくだろう。

 また本作はそんな嗅覚を身につけてしまった主人公の孤独感を描いている。真の天才は狂人のそれに近く周囲は全く理解できない。同じように本作の主人公もまた周りに理解されない。学者にはモルモットにされ、マスコミには見せ物にされる。そんな中でひたすら殺された姉と失踪した友人のために自らの能力を使い続ける主人公の姿には感動さえ覚える。とかく日本社会は突出した能力の持ち主を否定する世界ではあるが、そんな社会に対し挑んでいるようにも見える。本作はミステリとしてももちろん色々な意味で楽しめる作品である。

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着眼点のすごさ

2002/06/14 20:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:大仏 - この投稿者のレビュー一覧を見る

もう、この本は文句なしの最高評価だと思います。
特殊能力を持った主人公の話は、数多くありますが。
まさか、嗅覚なんていう私たちが、常に接している能力を選ぶとは。
万が一ほかの作家が、嗅覚に着目したとしても、ここまである程度乱暴に、そして滑らかに書けるものだろうか。
この本のすごさは、その特殊能力のみによって作られているのではない。
ミステリー小説の核である、犯人の推理でもナカナカ読ませてくれる本である。

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驚異の臭覚小説

2001/05/18 06:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:旅歌 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 SFっぽい雰囲気を漂わせながらも、SFとは言い切れないような…。では、ミステリかといえば、もちろんミステリなのだが、異色さが際立っていて他の追随を許さない。こんなボーダーレス、クロスオーバーな作風が井上さんの特色なのですね。『ダレカガナカニイル…』もそうだったな。岡嶋二人のころの作品はそれほど読んでないが、紛れも無く中心はこのお方だったのですねぇ。

 この物語の何が異色といえば、発想なのだ。臭覚、なのである。更に凄いのは、匂いを臭覚として感知して鼻の知覚のみで終わらせない。おかしな書き方だが、なんとこの主人公は匂いを目で見てしまうのだ。豊かな逆転の発想。更に更にワンアイディアで終わらない。この匂いを視覚で検知する感覚の周辺、つまりそれによって起きうるあらゆる事態を想定して、細かくディテールを積み上げてリアリティを演出する。主人公は、普通の人間の数百万倍から数億倍の臭覚を持つ男、ミノルだ。ミノルが視覚的に臭覚を検知する術を会得してから、世界が全てミステリになる。世界はなんとミステリに満ち溢れていることか。

 こんなミノルが、姉を殺したシリアル・キラーを追う。緻密な構成で、かなり読ませる。ミステリ的な楽しみが随所に散りばめられていて、犯人の境遇などが明かされてからは一気読みだ。意外なところから、意外につながる点と線のおもしろさ。臭覚を画期的に扱ったおもしろさはもちろん、その能力が生むサスペンスも詳細に描かれ、まさに異色のミステリ小説に仕上がったと思う。

 へんに頭でっかちにならないところが、さすがに手練のエンターテイメント作家なのだ。このテーマを捏ね繰り回せば、人間の知覚の危うさ、世界の危うさ、とかね。意識しなくても文学的、あるいは哲学的で頭でっかちな物語に陥りやすいと思うのだ。それの方が簡単だしね。そういう作品の方が出来が良いように思われがちのような…。逆もまたで、犬並みの臭覚を持ったハンターに終始してしまえば、陳腐な三文小説になったことでしょう。

 そんな題材をバランスよく、良質なエンターテイメントに消化したところに、この作家の良さというか個性があると思うし、作品的成功があるのだと思う。作者が具体的に道を指し示さなくても、読者によっては言外の意図を読み取るもの。傑作だ。

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新鮮

2001/12/14 22:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:真  - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「嗅覚」というあまり知られてないテーマで、物語世界を完璧に構築した傑作。ポイントは、あくまで一人称主人公だけが特殊な能力を持っているってことだと思う。つまり、主人公を取りまく世界は、僕たちが住んでいるフツーの日常の世界なのに、この特異な主人公を通して見ることによって、まったく違った世界に見えてしまう。その落差が新鮮。そういう意味で、僕は前半部分が一番面白かった。
 後半になると、よくあるタイプのサスペンスによりかかってしまった印象を受ける。でもテンポのいい展開、読みやすい文章と一気に読めること間違いなし。似た系統の作品として、同じ作者の「ダレカガナカニイル…」もおすすめ。SFとミステリーが見事に融合した傑作です。

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嗅覚による世界像の面白さ

2002/06/26 08:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:FAT - この投稿者のレビュー一覧を見る

 人間の五感の内、味覚と臭覚は「化学的認知」と呼ばれ、視覚や聴覚のように物理的な感覚に比較して、その認知メカニズムの解明が遅れているそうだ。
本書の主人公は、この嗅覚に突然、変異を来たし、人間の数十億倍の精度で周囲の「臭い」を「化学物質の分布状況」として視覚的に認知する能力を備えてしまう。臭いを色・形も様々な粒子として認識するようになるのである。この発想って、まあ分かる気もする。臭いは、なんとなく濃度を意識する感覚で、この濃度を視覚的・空間的に把握できるのは、凄く便利なんじゃやないだろうか。

 さて、この作品の場合、僕的には「犯人探し」というか「犯人が誰であるか」自体は、まあどうでも良くて、「視覚化される嗅覚」によって、犯人像を絞り込んでいく過程が、もの凄く巧みだと感じられた。嗅覚による世界像の叙述が非常に冴え渡っているとでも言えば良いのか。勿論、嗅覚で世界を捉えるという認知の枠組みを経験したことはないから、この叙述が正しいのかどうかはわからないものの、説得力はある。また、時々差し挟まれる「真犯人」の視点が、作品にリズム感・躍動感を出しており、非常にいい感じだ。
 
 そういえばパトリック・ジュースキントの『香水』っていう作品も有りましたな。まだ読んでないけど、探す方と探される方の位置づけが、確か逆になっているように記憶している。是非とも対比して読んでみたい思う。

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どこまで鼻を利かせるべきか

2000/10/31 18:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:竹井庭水 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 主人公が特殊技能を持つことによって異世界を作り上げて読者を誘うというパターン。西澤保彦が得意とするところでもあり、変化球だと「妊娠」が特殊技能になる松尾由美『バルーン・タウンの殺人』なんかがあります。んでもって今回の特殊技能は「嗅覚」。人がイヌ並の嗅覚を手に入れたらさぁどうなる?

 姉夫婦の家を訪ねた片桐稔が見たのものは、全裸でベットに括り付けられ口をガムテープで塞がれた姉の姿。助けようと駆け寄ったところで何者かに殴られ意識はフェードアウト。病院で一ヶ月ぶりに意識を取り戻した彼。しかしなんだか変なものが見える。空中を漂う極彩色のクラゲのようなもの。しばらく経って気がついた。嗅覚が視覚になっている!?

 その「嗅覚」で姉を殺した犯人を突き止めよう、というのが本筋。この「嗅覚」の能力が半端じゃない。人が触れた物歩いた跡、空気の動きと人の気配、食物に含まれる材料とその量まで、全部鼻でわかるんですわ。まさに警察犬人間。匂いを追って人の行動を突き止めたり、今朝食べた物がわかったり、鼻がすごいとこんなこともできるんや、という新世界。なるほどー。

 しかし全編嗅覚アイデア勝負で突っ走ると思いきや、鼻の仕組みや嗅覚講座が随所に入ってきたり、主人公が出合う人達に一々状況を説明しなければならなかったり、スリルの持続力が弱まる箇所もちらほら。ラストの対決シーンが面白いだけにちと残念なところ。エンターテイメントにどこまで徹するべきか、というのも考えてしまったりもする。

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2004/10/02 18:09

投稿元:ブクログ

頭に大怪我を負い、一ヶ月の意識不明状態から覚めると、嗅覚がまるで変わっていた。 その嗅覚で、姉を殺した連続殺人犯を追う!

2011/08/02 12:19

投稿元:ブクログ

発想の勝利。匂いがカラフルな球形に見えるという力を持つ人が主人公。読んでいて目の前に球が見えるような描写が素敵だった。

2006/06/11 09:41

投稿元:ブクログ

大学中退でいつかプロデビューする日を夢見てバンド活動をしていたぼく。インディーズCDの録音を聞かせようと姉さんのところに出かけるとそこにはとんでもない先客がいて。その一ヶ月後病院のベッドで目覚めたぼくは姉さんの死を知らされる。そしてその時からぼくはイヌ以上の嗅覚を得ることになった。それは不思議な色に彩られた世界だった。・・・・・・・・・・・・・・

殺人鬼に殴られたときの怪我が元で、匂いを色で識別する特殊な能力を手に入れてしまった男の物語。細部へのつっこみとかはともかく。このさまざまな匂い=色の世界の描写はすばらしいです。

2006/09/11 00:36

投稿元:ブクログ

姉を殺害した猟奇殺人犯に襲われた青年が病院で目覚めると、嗅覚が異常に発達してにおいが見えるようになっていた。殺人を繰り返す犯人を青年が「犬の鼻」で追いつめる。嗅覚を巡るサスペンスなんてあまりお目にかかれない。

2007/03/08 20:18

投稿元:ブクログ

文章で「匂い」を表現する。
しかも視覚的に。

立体的で美しいイメージが
文字だけでこれほど浮かぶものかと
びっくりするほどでした。

とまらず,一気に読んでしまうミステリー
切ない。
でもあったかい。

2007/03/28 13:17

投稿元:ブクログ

嗅覚が異常に発達したらこうなるの?
すべては匂いとして認識され、匂いは目に見える情報となって現れる。
長かったけど引き込まれるお話でした。

2007/05/07 02:14

投稿元:ブクログ

ぼく片桐稔は、ある日、姉の家で何者かに頭を殴られ、一ヶ月間意識不明に陥る。目覚めたぼくは、姉があの日殺されたと知らされ、そして、鼻から「匂い」を失ったかわりに、とてつもない嗅覚を宿すことになった。姉を殺したヤツは同じ手口で次々と人妻を手にかけていき、ぼくは―。斬新な発想で独自の世界を築き続けてきた著者が、満を持して放つ、新たな衝撃作。類書なき、嗅覚サスペンス。

2007/05/27 18:12

投稿元:ブクログ

これ映画化されてんだよね、すげえ勇気あるなあって思ったわ。秘密兵器に乗ってパトカーと殺人犯を追うシーンはどうなんだ!?って思いました。目が見えなくなっていくと同時に匂いが見えるようになった少年が嗅覚を頼りに殺人犯を追い詰めていく。新しい。

2007/09/26 15:22

投稿元:ブクログ

においが『目で見える』主人公が事件の真相を探っていく話。ただし設定はまともな世界なので、においが見えることに混乱したり、疑われたり。その混乱した心情の動きにも読み応えあり。

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