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食べる−−七通の手紙(文春文庫)
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.2
  • 出版社: 文芸春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/301p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-16-763801-0
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

食べる−−七通の手紙 (文春文庫)

著者 ドリアン・T・助川 (著)

食べる−−七通の手紙 (文春文庫)

586(税込)

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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.7

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

2005/06/21 21:09

投稿元:ブクログ

泣けます。
「食べる」=「生きること」です。
ドリアンの独創的な文章の描き方が好きです。
まさか宮沢賢治とうにとつなげませんよ。
本当に感動して、図書館からパクった本です。すいません。
もう時効ってことにしてもらえませんか?

2016/05/29 21:12

投稿元:ブクログ

 ドリアンT助川さんは,「叫ぶ詩人の会」のメンバーでもあります(活動は休止中)。最近(2016年)では,樹木希林が主演した「あん」という映画の原作を書いた人でもあります。
 本書は,その助川さんの文章力の高さが遺憾なく発揮されているエッセイ集です。
 「七通の手紙」というのは,例えば,宮澤賢治に対して手紙を書くような文体で「食に関する」話が出てきます。ただ「食」と言っても,食事の話がメインではありません。「食」に関する話題を繰り広げながら,作者の生き方や言いたいことについて,じっくりと語りかけてくれます。
 文庫本のあとがきで椎名誠氏も書いているように,手紙と食と哲学とが入り交じって,彼独特の世界観を作り上げていて,思わず作者の世界に入り込んで読んでしまいました。
 久しぶりに,もう一度読んでみたいなあ…と言う本を読みました。

2016/03/26 23:12

投稿元:ブクログ

「色褪せない」とはこのことだろうっと思った一冊である。1996年の刊行の文庫化にも関わらず。何一つ違和感なく読める。まぁ、自分がその時代を知っている性もあるがまた数年後に手に取ってみたいと思ったのも事実。
とにかく読ませてくれる。
著者はバンド時代から知っていたが、最近映画の原作で脚光を浴び、久々、歌以外のものに触れてみたくなりたまたま古本で一番安かったので本作を読んだ。
これほど引き込まれるとは思わなかった。
ウニにイーハトウブを感じ、トンカツで巨人の星を読み、独裁者に塩加減を教え、機内食にグローバル化をすすめ、都知事に沙魚をご馳走し、ダーウィンとバナナを共にし、ギンズバーグと釣りをする。そんな感じで要約しすぎると意味のわからんことを読者に伝えきる詩人に再び惚れた一冊でした。

2013/03/06 17:34

投稿元:ブクログ

非常におもしろい文体である。
宮沢賢治 うに なぜ宮沢賢治がウニにこだわったのか?
宮沢賢治という人間を全体的にとらえる努力をしている。

「春と修羅」
これらについて人や銀河や修羅や海胆(ウニ)は
宇宙塵を食べ または空気や塩水を呼吸しながら
それぞれ新鮮な本体論も考えましょうか

銀河や修羅がわかるが、ここになぜ海胆がでてくるのか
不思議であるという指摘は、おもしろい。
海胆とは、生命そのものだという。
基本的命題は、命とはなにかである。

宮沢賢治の最後の言葉「また起きて詳しく書くから」36才。

ブドリの言葉、
「私のようなものはこれからたくさんできます。
 私よりもっともっと何でもできる人が私よりもっと立派に、
 もっと美しく仕事をしたり、笑ったりしていくのですから。」

巨人の星 川崎のぼる トンカツ
「塩の按配を決めるのは一番最後」フランス料理 ポルポト
兼高かおる 機内食
ダーウイン バナナ
青島幸男 ハゼ やはり東京は、ハゼなのだろう。

この話の進め方は、実にうまい。
その人柄と食べるものを結びつけながら、
自分の思い出を描いていく。ー