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紙の本
電撃文庫の異色作
2002/01/17 23:53
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投稿者:十二番目の男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
SFやファンタジーが主流の電撃文庫にあって、野球を主題にした珍しい一作。
弱小高校の野球部が、強豪高校と対戦することになり、奇手を駆使して勝負を挑むという、なんとも痛快な筋書きである。
これで普通の高校野球だったら坊主頭の野郎達が泣いたり笑ったり汗かいたりする青春小説になってしまうところだが、本作は違う。なにせ女の子の割合が高い。リアリティはないが、エンターテインメントとしては十二分に楽しめるだろう。
柔よく剛を制すような物語の裏には、天才といわれながら一度は野球を捨てた捕手の人間ドラマがあり、これが結構みせる。
野球に関する蘊蓄披露のコラムまでついているというとんでもねえ一冊(CD付属に比べればまだまともですが)。