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  • カテゴリ:中学生 高校生 一般
  • 発行年月:2000.2
  • 出版社: メディアワークス
  • レーベル: 電撃文庫
  • サイズ:15cm/288p
  • 利用対象:中学生 高校生 一般
  • ISBN:978-4-8402-1417-9

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ダブルブリッド (電撃文庫)

著者 中村 恵里加 (著)

ダブルブリッド (電撃文庫)

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みんなのレビュー26件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

怪(あやかし)

2001/03/23 04:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しおん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 第6回電撃ゲーム小説大賞・金賞受賞作品。電撃のサイトで受賞作発表時に、公開された粗筋からもっとも期待していた作品。

 欧州のとある国で始めに発見された特殊遺伝子保有生物。日本では、彼らを「怪」(あやかし)と呼び、知性を持つ甲種とそれ以外の乙種に分けている。いわゆる大阪条約により甲種には人権が認められていた。
 片倉優樹、彼女は、「怪」であり、日本国内閣総理大臣公認甲種指定生物であり、警視庁刑事部捜査第六課所属の巡査部長である。頭髪の色と、鼻が利くことから、彼女は「白髪犬」と呼ばれ、その能力ゆえに恐れられつつ、警察内部では嫌われていた。
 優樹の所属する部署に、山崎太一郎巡査が出向してくる。六課は渋谷のとあるビル内にあり、その存在位置は秘密とされている。張り切る太一郎だが、警察内の人間としての面子の問題もあり、六課にはほとんど仕事が回ってこない。六課の室内に残ったおびただしい前任者の注意書きと、遺留品の数々。歴史を感じさせて物語の世界設定に奥行きを作り出していると感じる。
 太一郎の申し出による、彼と優樹の組み手訓練。怪である優樹の圧倒的力の前に、上背では上回っている太一郎も完全に敗北。しかし、太一郎は優樹の格闘術の無駄を発見し、まだまだ強くなることを指摘する。このへんのエピソードは好き。努力で自分を高めていく人種と、手抜きでも余裕で高い能力を出す優位者との絶対的差。
 太一郎と優樹の勤務描写。一人に偏ることなく、二人を同時並列的に心理描写していく巧さを感じる。目を失い、耳を食われ、ヒロインがずたずた。スプラッタな描写がライトノベルとしては目新しく新鮮。銃器関係に凝った作品はけっこうあるが、やりすぎるとオタク丸出し作品になるが、適切にやればリアリティが増す。銃器や格闘術など詳しく書き込んであり、作者が女性であることからやや意外に感じた。
 「大阪条約」という設定用語(かっこいい)や、色々出てくる政治的な架空設定が作品の雰囲気をいい方向に盛り上げている。
 優樹は容姿はハイティーンで止まっているが(背も低い)、年齢は26歳であるという設定。人生経験的な考え方などは頷けるが、やや台詞周りが幼い印象。しかし、独特な言葉遣いや台詞内容には魅力がある。

 過去の作品を考えると、「退魔官 赤神恭也」(ことだこうたろう・電撃文庫)や、「闇色の戦天使」(神野オキナ・ファミ通文庫)あたりが連想された。
 特に後者は主人公が異種であり、相手の人間との間の心の交流や葛藤を描く所など、テーマ的にもかなり似ているなと思った。
 「ダブルブリッド」とは作品中に説明が出てくるが、ダブル・ハイブリッドの略らしい。優樹は怪の父と人間の母の間に生まれたダブルブリッドであるという設定。当然、生い立ちに関する人間的(あやかし的?)悩みも描かれる。

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紙の本

「あやかし」が何だー!

2002/08/08 11:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヤーサン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 何か差別をはっきりと書いたような感じですよね。主人公ユウキを取り巻く環境が、すごく冷たく感じました。それを受け止めている本人もすごいし、「自分ってなんだろうな?」って思ってしまいました。
 終盤になると、すごいグロテスクな場面が増えてくるんですけど、でもそうなのかな…って思ってしまいました。
 これからどうなるのかがすごい楽しみです。

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紙の本

この作品の根底に流れるものは愛である

2001/03/13 16:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:太田コロ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 第六回電撃ゲーム小説大賞金賞受賞。著者があとがきで書いているようにこの作品の根底には愛がある。
 主人公、片倉優樹は通称 怪<あやかし>と呼ばれる特異遺伝子因子保持者。再生能力を持っているのにケガをするとひたすら痛そうである。化け物と呼ばれながら、そう呼ぶ人間の為に闘わなければならない優樹。なぜそうまでして闘わなくてはいけないのか、そう聞きたくなる。
 それを救うのはもう一人の主人公、警視庁所属の山崎太一郎である。彼と彼女はお互いの立場と観念を越えて通じ合っていく。
 この物語はやっぱり愛の物語なのである。

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紙の本

直球ど真ん中

2002/03/08 12:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:十二番目の男 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 一言で言うならば、グロテスク。丹念に(時々は恐ろしく荒っぽく)描写される肉体破壊のシーンは、人によっては受け付けられないかもしれない。しかしこの醜悪さが、電撃文庫をはじめとするヤングアダルト小説の主流になりつつある。勇者が剣を振り回す時代は、確実に終わりに近づいている。

 ただグロテスクなだけならば、スプラッタ小説・ホラー小説に分類されるだろうが、ダブルブリッドがそれらに区分されないのは「グロテスク、だけじゃない」からだ。人間離れしたアヤカシ故の、凄惨な戦闘シーン。それに対応するように描かれているのが、あまりにも人間的な生活感とぬくもりである。
 21世紀のヤングアダルト小説の方向性をうかがい知る上でも、参考になるであろう一作。独特の奔放な文体にも注目したい。

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2006/09/07 20:01

投稿元:ブクログ

読み直し。もう何回読んだのかな・・・・?読みながらお腹減ったなー・・とか思えてアイター!!内容は、妖と人間の戦い。赤と白。血と骨て感じでしょうか?グロいですよ???

2009/03/11 00:19

投稿元:ブクログ

一巻目は大変おススメ。読みやすくて、飽きない展開。二巻は多少飽きて止まってるんですが、人の好みの問題かと

2006/07/19 00:30

投稿元:ブクログ

私の最近では
一番好きな小説かなー。

ぐろい部分も多々ありますが、
主人公が素敵です♪
物語りも個人的には好き。

2006/08/19 22:30

投稿元:ブクログ

スプラッタ系が苦手な人にはあまりお勧めできませんが、個人的にはピカイチなライトノベル。主人公の人格が本当に大好き。

2006/12/23 17:43

投稿元:ブクログ

自分は漫画の方が先なんですが、漫画2巻のストーリーが小説一巻分と同じ。
ストーリーは漫画と全く同じなんですが、
漫画の方だけでは未消化部分が残っていたので、原作で消化できたのは大きく好印象。

実際ストーリー忘れかけてたんで再認識する形で読んでました。
私自身内容をある程度知ってるから良いものの、表紙買いした人は南無としか言いようがない。
戦闘シーンで主人公の目を銃で撃ち抜かれるシーンがあったり、
小説の方は漫画と比べても表現がかなりえげつない、すこし背筋が寒くなったほど。

この小説は戦闘シーンがとにかくグロい。
目に弾丸を撃ち込まれ、撃ちこんだ目の中で弾が拡散。
ナイフによる肉をえぐり弾を取り出すシーン。
人体実験による肺や心臓の抜き取りなど。

ただ、それに見合って孤独の中の小さな絆みたいなのが見え隠れしていて面白い出来になってます。
挿絵という挿絵が少ないのも特徴。
キャラクターの雰囲気をつかむために漫画を先に読んで、それから小説読むといいかも。

2006/12/12 12:31

投稿元:ブクログ

幸福な文章の文末に不幸を予感させる一文を入れなきゃ気がすまないのですか? いや、ダイスキなんですけどね。

2007/01/23 21:16

投稿元:ブクログ

友達から勧められた本です。表紙でちょいと引きぎみでしたが、
内容はなかなかどうして良い話です。
人間よりも優秀な知能、身体能力を持つ生物が現れた時
人間はどのような対応をするのかというのがメインテーマでしょうか。

2007/01/28 21:22

投稿元:ブクログ

主人公の優樹がとても好みです。戦闘シーンの描写がとてもリアル。ちょっとグロいですが、先が読めなくて面白い作品です。巻数を増すごとにいろんな意味で読むのがつらくなってきますが…;最新刊が待ち遠しいです。

2007/04/21 12:15

投稿元:ブクログ

私的にはこれも好きです。
学校の図書館で見つけて1巻から9巻(ぐらい)をば〜っと読んでしまったものです。
人より優れたアヤカシ、その優れたもののせいで人間に煙たがれる。
ある日そんな主人公(少女)
のもとに一人の熱血漢(頑固者)が・・・・みたいなバトルシーンが入っている本です。

2007/06/08 20:05

投稿元:ブクログ

何巻かまで所持。正直私にはあまりヒットしませんでした。何でだろう…。だいぶ昔に買って、だいぶ昔に飽きた作品。

2008/02/25 01:09

投稿元:ブクログ

このお話を、言葉で言うのは難しい。一巻を読んだ後ものすごく幸せな気持ちだった。二巻、三巻もなんとか。ただ・・・四巻からが・・・。 どうして!?と言いたくなる本がたまにある。もうほんと、早く最終巻出て欲しい・・・泣

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