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商品説明
映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」に登場するキューバンミュージシャン達の音楽と人生を紹介。キューバ音楽ベストＣＤやキューバ音楽史、現地音楽事情座談会、インタビューなど映画の感動を熱く深く刻むガイド。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
大須賀 猛
- 略歴
- 〈大須賀猛〉ライター・編集業。編書に「エイジアン・ポップ・ミュージックの現在」がある。
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紙の本
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブとキューバ音楽の手帖
2000/09/12 19:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：今村守之 - この投稿者のレビュー一覧を見る
2000年、成人式の日に単館で封切られ、その後瞬く間に記録破りのヒットとなったドキュメンタリー映画、『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』。
キューバの老ミュージシャンに光を当てたライ・クーダーと、それをフィルムに収めたヴィム・ヴェンダースの手柄はもちろん大きい。彼らがいなかったら、このプロジェクトが陽の目を見ることはなかったからだ。だが魅力的なのは、ここに登場するミュージシャンと音楽そのものである。
この「手帖」がいいのは、これからキューバ音楽を聴こうという人にもわかるような編集がなされているところ。「ブエナ・ビスタ−−」のミュージシャンの横顔、キューバ音楽史、コンサート・ルポ、ベストＣＤ56選、またクーダーのインタビューや、座談会などがコンパクトにまとまっている。
来月下旬に来日する彼らの公演チケットはとっくに売り切れだろうが、せめてCDとこの本で、その素晴らしさを味わってみたい。
（今村守之・フリーライター）
