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ビリーブ・イン・ユー(新書館ディアプラス文庫)
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.2
  • 出版社: 新書館
  • レーベル: 新書館ディアプラス文庫
  • サイズ:16cm/209p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-403-52018-1
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

ビリーブ・イン・ユー (新書館ディアプラス文庫)

著者 月村 奎 (著)

ビリーブ・イン・ユー (新書館ディアプラス文庫)

605(税込)

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みんなのレビュー8件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (6件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

気配りで長男体質。

2001/02/10 11:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kaede - この投稿者のレビュー一覧を見る

 一見、人なつこく、母親の再婚相手で医者の義父に買い与えられたマンションに独り暮しをして自由きままな生活をしているように見える朔矢だったが、実際は心にキズを追い、実家に帰省することもできない事情を抱え、笑っていなければ真っ直ぐに立っていられない状況だった。そんな朔矢の隣人でマジメで優等生なクラスメートの二階堂とはそれまで接点はなかったが、朔矢はテレビの音などがうるさいといちいち口うるさく言われるようになって意識して二階堂を目で追うようになってしまう。
 ちょっと朔矢の内面がナーバスで重く感じる人もあるかもしれないけど、私にはその不器用にしか考えられらい朔矢も、言葉ではキツく言っているようで、本当は気配りで長男体質の男・二階堂も、とっても好感が持てた。 

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紙の本

信じる勇気

2002/09/02 14:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コヤタ - この投稿者のレビュー一覧を見る

明るくて人懐こい高校2年生朔矢は、実は母の再婚で出来た義兄に性的暴力を受けていた。誰かに打ち明けたくてもことがことだけに言い出しにくく、また、せっかくうまく行っている家庭に自分のせいで波風を立てたくなくて、誰にも相談できずに耐え忍んでいた。しかし、ある日それを義父に目撃されてしまう。義兄は「朔矢に誘惑された」と訴え、義父は品行方正で今まで問題のひとつも起こしたことのない実子、朔矢の義兄の言い分を全面的に信じた。数日後、義父は婉曲に朔矢に家を出るようほのめかした。以前自分の言葉が原因で母が離婚した傷を持つ朔矢は、真実を告げて新しい家庭を再び崩壊させてしまうのが恐ろしく、結局義父の提案を飲んで、マンションに一人暮しを始めた。傷つくまいと自分を懸命にコントロールし、寂しさを気取られないよう明るく振舞う日々。そんなある日、ふいに義兄が朔矢の住むマンションに訪れた。ムリヤリ襲いかかる義兄から朔矢を救ったのは、隣に住むクラスメイトの二階堂。朔矢は事情を知った二階堂に「何か問題が起こったら、とりあえずうちに来い」と言われる。孤独の中で二階堂の温かさに触れた朔矢は、その日から二階堂の存在を意識するようになって…。表題作のほか、その後の朔矢と二階堂を描いた「anchor」を収録。
-------------------------------------------------
義兄に性的暴力を受けた高校生が主人公と言う、重い作品です。個人的にはこういう設定は好きじゃないんですが、この作品はいい。さすがは月村先生。読んでて、朔矢が痛々しくて思わず涙しちゃいました。月村先生の作品は、心理描写が秀逸で、本当にすっと話の中に入って感情移入しちゃえるんですよね。設定自体はよくあるものだけど、二階堂の存在で朔矢が癒されていく様子がすごく伝わってきて、温かく見守れました。朔矢が二階堂を好きになるのはすごく自然だし、二階堂が朔矢を好きになったのも納得できるし。傷ついた朔矢を、二階堂が大きく優しく包んであげてる感じで、すごく好感。人に頼る弱さがイヤだと告げた朔矢に、答えた二階堂の言葉。「誰かをホンキで信頼するのは勇気のいることだ。頼るのが弱さなんじゃなくて、最後まで信頼しきれないのが弱さなんだろう」。これにはウッと来ました。なんてかっこいいんだ。朔矢じゃなくてもお前に惚れるよ二階堂! 月村先生、最高です!!

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紙の本

ある種の人には、ツボ

2002/07/31 15:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hina - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公の朔矢は、一人暮らし。
一見、明るくて楽しく遊んで暮らしているように見えるが、実は……という話。
人間の心の弱さと、けれども、その弱さに甘えない強さを求める話です。
朔矢の心の傷を、長男体質で面倒見がいい二階堂が癒していく、というのがあらすじですが、私は、朔矢を傷つけた義兄がいちばん印象的でした。
彼はきっと、朔矢を傷つけたという事実と、その自分の弱さを抱えて生きていくのでしょう。と思うので、彼の続編が読みたかったりします。
そのように、主人公カップルだけではなく、脇キャラまで奥行きのある話です。

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紙の本

まず、信じること

2002/07/25 19:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

明るくて人懐こい高校2年生の朔矢は、義兄を誑かしたと義父に濡れ衣を着せられ、マンションに一人暮らし。朔矢がひとり抱える秘密と孤独をある日隣人兼クラスメイトの二階堂に知られてしまった…
「誰かを本気で信頼するのは勇気が要る。頼るのは弱さではなく、最後まで信頼しきれないのが弱さなんだろう」
この台詞におもわず唸ってしまいました。
長男気質の二階堂に、朔矢がだんだん心を開いていくのが丁寧に描かれています。続編になる「anchor」を収録。

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2009/08/09 20:34

投稿元:ブクログ

[優等生×イマドキ高校生]
クラスメイト

タイトル通り。
人を信用して、自分の気持ちを素直に言うというのは
なかなか難しいという事。

いいお話でした。


*******************
☆あらすじ☆
明るくて人懐こい高校2年生の朔矢には秘密がある。
義兄との間に生まれた歪み、着せられた濡れ衣―朔矢がひとり抱えていた秘密と孤独を
ある日隣人兼クラスメイトの二階堂に知られてしまった。
「何か問題が起こったら、とりあえずうちに来い」そう二階堂が言ってくれたその日から、
朔矢の心は二階堂に向かい始めて…。

2011/01/18 04:58

投稿元:ブクログ

萌えました
月村さんは、高校生男子の不安定さを書いたらピカイチだなぁと……
エロがほぼ無いので、物足りないという方もいらっしゃると思いますが、個人的には大満足でした
受けがものすごく好みだったのと、二人の空気感が好きです

2011/10/12 23:01

投稿元:ブクログ

義兄に襲われてトラウマ抱えた主人公が無愛想だけど面倒見のいい隣人かつ同級生にめろめろになる話。二階堂のデレにときめく。

2016/02/01 12:37

投稿元:ブクログ

再読。
やはりこの作者さまは大好きだーー!!(笑)
あと、イラストも好き。

主人公の苦悩、少しわかるんだよね。こんな心情描かせたら月村先生、上手すぎるから!

学生時代に購入して、イイトシノ大人になって再読してもニヤニヤしちゃう。
好きっていいな~。