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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2000.2
- 出版社: 日本評論社
- サイズ:19cm/229p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-535-56148-6
紙の本
人はなぜ人を恐れるか 対人恐怖と社会恐怖
アガリ、赤面、赤面恐怖、視線恐怖、対人恐怖など、多くの人に「なじみのある」問題である社会恐怖の概念について、理論とその治療の実際を最新の知見にもとづいてまとめる。【「TR...
人はなぜ人を恐れるか 対人恐怖と社会恐怖
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商品説明
アガリ、赤面、赤面恐怖、視線恐怖、対人恐怖など、多くの人に「なじみのある」問題である社会恐怖の概念について、理論とその治療の実際を最新の知見にもとづいてまとめる。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
坂野 雄二
- 略歴
- 〈坂野〉1951年生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。教育学博士。早稲田大学人間科学部教授。著書に「認知行動療法」などがある。
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紙の本
赤面症や頻尿,自己臭恐怖など,さまざまな症状で現れる対人・社会恐怖のメカニズムと対処策を解説
2000/10/06 15:21
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「人前で顔が赤くなる」「自分のにおいが人にいやな思いをさせているのではないか」「醜い,太っていると思われるのが怖い」など,さまざまな形で現れる対人・社会恐怖。本書は不安・抑うつ臨床研究会の編集によるガイドブック・シリーズの第6弾で,こうした社会恐怖の概念について,理論と治療の実際を最新の知見に基づいてまとめている。
第1部では,社会恐怖の統計的特徴,脳内機構や身体症状などを概説したうえで,治療法として薬物療法と認知行動療法を詳しく解説。第2部では赤面症や書痙,頻尿など社会恐怖のさまざまな症状について,執筆陣が実際に診療した患者を例に挙げ,どのような治療を行い,症状がどう変化していったかを紹介している。
社会恐怖を生涯のどこかで経験する確率は3〜13%とされており,決して希な問題ではない。社会恐怖の実態を知り,自分の状態を客観的に捉えることで,現状や将来に対する不安や心配が薄らぐと著者らはいう。社会恐怖に悩む人達にとって,本書は問題改善の糸口となるはずだ。
(C) ブックレビュー社 2000