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紙の本
ゲームの話をしよう (ファミ通Books)
著者 永田 泰大 (著)
「ファミ通」編集者がゲームの作り手からマンガ家、イラストレーター、ミュージシャン、さらにはゲーム好きの小学生まで、さまざまな人たちと話すゲームのあれこれ。『週刊ファミ通』...
ゲームの話をしよう (ファミ通Books)
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商品説明
「ファミ通」編集者がゲームの作り手からマンガ家、イラストレーター、ミュージシャン、さらにはゲーム好きの小学生まで、さまざまな人たちと話すゲームのあれこれ。『週刊ファミ通』連載の単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
ゲームの話をしよう
2000/07/27 14:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:シダクニヒデ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「いままでにゲームをやらない男とつきあったことあります?」
「わたしはそうだったよ、ファミコンのころは。(中略)『マリオ』やってたときは約束なんてすっぽかしてたもん。」(本書104Pより引用)
ムダ話、ヨタ話、ダメ話。テレビゲームを遊ぶのは楽しいが、遊んだ後に友だちと盛り上がるともっと楽しい。あっという間に話題がつながり、意気投合。どうしてこんなに楽しいんだろう!
本来、テレビゲームとはごく個人的なものだ。遊び手はモニターに向かい、ひたすらにコントローラのボタンを叩くことになる。映画のように誰もがひとつの物語を見るのではなく、テレビゲームでは、それぞれの遊び手が異なる体験を味わう。つまり、ひとつのゲームソフトがダイナミックな多様性を生み出す。てな感じが理由ってところか。
この本は、そんなゲームを題材とした会話だけを切り取った、リラックスしたインタビュー集。聞き手の永田泰大さんはゲーム専門誌、週刊ファミ通の編集者だ(現在はフリー)。彼とゲストの会話はゲームソフトの批評にとどまらず、ときにテレビゲームのビジネスや、ゲームを取り巻くライフスタイルにまで転がっていく。その脱線ぶりがとってもグルーヴィなのだ。
(シダクニヒデ・ゲーム推薦家)
紙の本
絶妙なバランス感覚
2001/06/24 01:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハマツ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本はとてもバランスがいいと思う。
宮本茂や寺田克也等の現役バリバリのクリエーターに対して、とても濃い内容の「ゲームの話」をしていたかと思えば、小学生と「ゲームの話」をしていたりする。そして、その小学生との対話が妙に味のある「ゲームの話」になっていたりする。
たいてい、こういうゲームに関する文章や、インタビューっていうのは妙に肩に力が入りすぎていたり、力もなにも入ってないようなスカスカの内容だったりするのだけれど、この本はそのどちらの落とし穴にもはまらず、おもしろい。
おそらく、これは、筆者のゲームに対する「大好きだけど、命かけるほどじゃない。」という態度のとり方によってなせる業なのだと思う。
この筆者に対して言うことがあるとすれば、早く2巻目を出して頂戴ってことだけだ。