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薔薇の木の下
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 7件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.2
  • 出版社: 徳間書店
  • サイズ:20cm/291p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-19-861138-6
  • 国内送料無料

紙の本

薔薇の木の下

著者 小池 真理子 (著)

恋はくり返すほどに熟れてゆく。物語は反芻するほど深くなる。秘めやかな官能の記憶を紡ぐ七つの愛のハーモニー。書き下ろし一篇と未収録一篇を含む自薦のアンソロジー。【「TRC ...

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薔薇の木の下

1,620(税込)

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商品説明

恋はくり返すほどに熟れてゆく。物語は反芻するほど深くなる。秘めやかな官能の記憶を紡ぐ七つの愛のハーモニー。書き下ろし一篇と未収録一篇を含む自薦のアンソロジー。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

春の水音 3-32
囚われて 33-66
封印の家 67-106

著者紹介

小池 真理子

略歴
〈小池真理子〉1952年東京都生まれ。96年に「恋」で第114回直木賞を受賞。著書に「Innocent」「ノスタルジア」「冬の伽藍」などがある。

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みんなのレビュー7件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (4件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

薔薇の木の下

2002/06/16 17:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ブラウニー - この投稿者のレビュー一覧を見る

小池真理子さんの7つの短編です。

小池真理子さんの短編小説はいつも最後でヒッチコックに似たようなぞぞっとする恐ろしい結末が待っています。
囚われて、封印の家、老後の楽しみ、妻と未亡人、薔薇の木の下などはすべてそういう構成になっていて、結末が知りたくて、どんどん読んでしまいます。その魅力に取りつかれた私は沢山小池真理子さんの本を読んだので最近パターンが分かってしまって残念なのですが、それでもやっぱり最後の結末でのどんでん返しは楽しみにして読んでいます。この本でも充分そういう恐怖を味わうことが出来ます。

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2007/03/15 23:36

投稿元:ブクログ

怖い、怖いです。。。
恋をした女性はまわりが見えなくなって怖い目に合うし、恋された女性はその相手を利用しちゃうし、
とにかくなんかぞっとします。
読んでる途中で「あ〜やばい、これやばいよ。。。」って感じがします。
いろんな意味で女性って怖い。
女だから分かる怖さなのかも。

小池さんと言えばこういう怖いお話もおもしろいです。
怖いけど、どんどん読めちゃいますよ。

2007/04/10 15:54

投稿元:ブクログ

人生で抱えてしまった誰にも言えない秘密。脳裏にしまっておいた記憶。静かに眠り続けていたものが 些細なきっかけで大きな波紋を呼び 破滅へと導いてしまう..そんな物語。小池テイストでエロチックに 絶望的に 刹那的に色々な展開をみせてくれます。

2010/08/21 09:17

投稿元:ブクログ

人間って、自らを色んな手段で守るようにできてるんです、きっと。
人間模様怖い話あり。
『水の音』は最後そういう展開だったのか。っと意外だったけど
少し悲しいお話でした。

2009/12/31 01:32

投稿元:ブクログ

小池真理子さんというと、昔は「オチがドツボミステリ(読んだ人には分かるでしょうか)」で今は「恋愛小説」というイメージ。で、これはちょうどその境目くらいの作品を集めた短編集。恋愛小説の要素が強いけれど、どれもこれも背すじがすっと寒くなる結末が待っていて、かなり好き。
やはり名作は表題作と「老後の楽しみ」かな。なんとも皮肉な結末が恐ろしくもあり滑稽でもある。こういう味わいが私としてはかなり好きなので、またこういうの書いて頂きたいんだけど。完全に恋愛小説に転向されちゃったみたいなので、無理だろうなあ。

2010/08/09 13:41

投稿元:ブクログ

読みたい本

内容(「BOOK」データベースより)
秘めやかな官能の記憶。名手が紡ぐ七つの愛の調べ。直木賞作家の自薦アンソロジー!書き下ろし一篇、未収録一篇を含む七篇のお気に入り。

他で読んだものがあった本。

2012/10/01 08:00

投稿元:ブクログ

短篇7話。解説 結城信孝。
春の水音
囚われて
封印の家
老後の楽しみ
妻と未亡人
薔薇の木の下
秘密

推理小説のようで、幻想小説のようで、怪奇小説のようで、恋愛小説のような話が多い。
春の水音
 頭の中で水の音がするという。勤め先の奥様がつきあった人が、その娘と結婚し、最後は自分と結婚するという話。

囚われて
 イグアナのぬいぐるみを贈られた。拾ったチワワの名前はベル。公園で出会った男は谷村正樹。夫を刺し殺した後で、何が幻かを明らかに。

封印の家
 継母が亡くなって,明らかになる自分の過去。継母が守ってくれた自分の過ち。忘れていた過去を思い出し,継母の愛情の深さに気付く。

老後の楽しみ
 芙美子が知り合った老人たち。火事で家族を亡くしたという寒河江(さかえ)。長屋住まいの服部銀子と西村八重。ある日芙美子の家が火事に。恐怖小説と呼んでいいかも。

妻と未亡人
 知人が亡くなり,その未亡人が相談に来る。相談にのっているうちに,妻に報告を怠っていく。未亡人が愛人と蒸発しようとした時に事件が起きる。恐怖小説の部類かも。

薔薇の木の下
 薔薇の木の苗を作るところから話は始まる。脅迫され殺した死体を埋めた上に薔薇を育てる。落ちていたイヤリングも一緒に埋めるが、それが次の惨事を生む。恐怖小説としかいいようがないかも。

秘密
 一つの秘密の当事者のところに、もう一つの秘密かもしれない事件の当事者が、夫の一周忌に挨拶に来る。過去を追憶として記述し,秘密は秘密の侭終わる。

どれもこれも、良い意味で期待を裏切る推理小説の要素がある。怖いものもあれば、怖そうだけど無事に終わるものもある。小池真理子の小説家としての技量の深さに感服する。
どの話も方向性が様々なのに質的にはある水準以上に揃っている。すごいかも。