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耳すます部屋
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.2
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/278p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-210012-6
  • 国内送料無料

紙の本

耳すます部屋

著者 折原 一 (著)

「わたしのあの子に何をしたの?」 娘の友だちの母親から、執拗にかけられてくる電話が、次第に女を追いつめる−。表題作ほか、「五重像」「のぞいた顔」など10の短編を収める。【...

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耳すます部屋

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商品説明

「わたしのあの子に何をしたの?」 娘の友だちの母親から、執拗にかけられてくる電話が、次第に女を追いつめる−。表題作ほか、「五重像」「のぞいた顔」など10の短編を収める。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

耳すます部屋 7-42
五重像 43-80
のぞいた顔 81-98

著者紹介

折原 一

略歴
〈折原一〉1951年埼玉県生まれ。早稲田大学卒業。編集者を経て88年「五つの棺」で作家デビュー。叙述トリックを用いたミステリを多数執筆。著書に「遭難者」「冤罪者」「失踪者」などがある。

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みんなのレビュー7件

みんなの評価2.9

評価内訳

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  • 星 2 (2件)
  • 星 1 (0件)

折原は「短編型作家」になりつつあるのか

2001/05/25 01:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:政宗九 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 作品の出来にかなりむらがあるものの、かなり良く出来た作品もあって、注目するべき短篇集である。ベストは「目撃者」、確かこれは雑誌掲載当時「懸賞小説」の形をとっていて、「冒頭シーンにおける殺人者と目撃者は誰か?」というような問題だったと思う。一見ストレートに見せておきながら、あっと驚くドンデンがあって折原らしい作品である。次は「眠れない夜のために」か。最後に次々明かされる真相で事件の様相が一気に晴れ渡る傑作である。他もなかなか面白い。ただ一つ気になるのは「現実の事件」をかなり大胆に取り入れていることだ。これは以前からの折原の傾向でもあるのだが、こうも露骨にパクっているのも、却って不快感を与えてしまいかねないと思う(特に「五重像」「Mの犯罪」)。叙述トリックは折原のトレードマークだが、最近の長編では明らかに無理が見えているものの、短編ならまだまだいけそうだと思わせてくれる作品集でもある。これからは短編中心にやってみてはいかがだろうか?

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折原的世界観を味わえる一冊

2000/10/20 23:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひで - この投稿者のレビュー一覧を見る

 短編にこそ作家の本質や才能が現れるという。もちろんこの説には賛否両論だろうが、短い中で読者をあっと言わせ楽しませる作品を作れる作家は、確かに長編もすばらしいものが多いように感じる。本作の作者折原一氏もまたそんな作家の一人ではないだろうか。

 氏の短編集には『七つの棺』がある。この作品は密室殺人をテーマにした連作短編集で氏のデビュー作でもある。氏はその後叙述トリックの第一人者としての地位を不動のものとする長編を多く発表している。そして本作はデビュー作とは違い、本当に短い間に読者も詩の世界へと引き吊り込む作品にあふれている。氏の長編を読んでしつこいとか、読みにくいと感じた読者もいると思う。たしかにしつこいまでのどんでん返しや伏線の張り巡らし方は、きちんと読まないと分からなくなることも多い。

 その点本作ではたった一言でどんでん返しを食らわせ、いつの間にやらひっくり返されていると言ったミステリならではの騙される快感に浸ることができる。そういった意味では綾辻行人氏の短編集『どんどん橋、落ちた』にも共通点はあるかもしれない。また同時に氏の最近の作風と同じくモダンホラー的な怖さも存在する。特に『異人たちの館』の作中作でもある怪談話を納めた「肝だめし」「Mの犯罪」にはその色が濃い。

 また人間の恐怖を描いたと言えば「耳すます部屋」や「眠れない夜のために」が上げられる。両者とも何気ない生活に潜む悪意やそこから生みだされる暴走を扱い恐怖をあおる。ともかく本作にはデビュー以来の氏の作品の変遷が読みとれる。氏の作品を未読の方は特に、本作を読めば氏の魅力が十分に味わって貰えると思う。もちろん既読の方にも充分お楽しみ頂ける作品であることは言うまでもない。

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2015/08/25 08:39

投稿元:ブクログ

(収録作品)耳すます部屋/目撃者/鬼/誤解/Mの犯罪/眠れない夜のために/肝だめし/真夏の誘拐者/のぞいた顔/五重像

2006/03/18 23:06

投稿元:ブクログ

夜眠れなくて読んでたんですけど、怖かったです。でも、なんか読み始めると短編なのに早く次もよまなきゃって感じで面白かったです。

2009/06/17 23:22

投稿元:ブクログ

うーん。
短編で読みやすかったのはいいのですが、どーも奇抜さに走りすぎている話もチラホラ見えないでもない。
種明かしのある話より、物語で唸らせて欲しい。
でも時々「こう来たか!」ということもあるので、あとは好みでしょうか。

2010/11/29 22:55

投稿元:ブクログ

短編集。さらっと読めました。どの話もラストにオチが用意されているんですが、種明かしをされても釈然としない部分があったりでいまいちスッキリしなかった。

2012/03/05 23:05

投稿元:ブクログ

こわかったー。ジャンル問わず恐い話の短編集。ホラーもミステリーもモダンホラーもまざったかんじ、でも読後感爽快でした!!オチが理論的には納得できない話もあったけど、感覚的に嫌な感じではなかったかなあ。