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商品説明
時代は激しく変容している。実力主義、能力主義に移行するこれからの社会では、存在は地味でも、常に先を読み、考える能力を持つ捕手的人間が、最後に勝つ時代になるだろう。豊富な経験に裏打ちされた「捕手的人間」論。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
森 祇晶
- 略歴
- 〈森祇晶〉1937年大阪府生まれ。巨人V9時代の正捕手。86年西武ライオンズ監督に就任し、リーグ優勝8回、日本一6回を達成。現在、NHK野球解説者。著書に「ここ一番で腹をくくれるか」など。
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紙の本
2000/7/1
2000/10/26 00:22
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投稿者:日経情報ストラテジー - この投稿者のレビュー一覧を見る
巨人軍のV9時代の名捕手であり、西武ライオンズを8回も優勝に導いた名監督の森xc晶氏が語る、野球における情報戦略論である。
捕手は他の8人のメンバーとは異なり、相手打者の癖を見抜きながら投手に適切な配球を指示するという重要な役目がある。そのためには徹底したデータの収集や分析が不可欠で、監督就任後も相手チームのデータなしでは戦えなかったという。
特に第8章「情報には裏と表がある」で著者は、「データのうそを見破る」「データは捨てることで生きる」といった教訓を述べる。これなどはデータの重要性を理解し、活用し尽くした経験者だけが得られる名言だろう。
本書が主張するように、不況やリストラ真っ盛りのビジネス社会で生き残れるのは、まさに捕手のように常にデータを駆使する「考える社員」である。野球ファンだけでなく、情報化時代のビジネスマンにも大いに参考になるだろう。大山
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