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賢人シュンティパスの書
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.3
  • 出版社: 未知谷
  • サイズ:20cm/181p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-915841-95-2
  • 国内送料無料

紙の本

賢人シュンティパスの書

著者 ミカエール・アンドレオポーロス (原訳),西村 正身 (訳)

「シンドバード物語」の名で呼ばれる、東洋を起源として全欧を席巻した「賢人シュンティパスの書」を紹介する。11世紀末に成立した最古にして最も標準的東洋系写本であるギリシア語...

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賢人シュンティパスの書

2,376(税込)

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商品説明

「シンドバード物語」の名で呼ばれる、東洋を起源として全欧を席巻した「賢人シュンティパスの書」を紹介する。11世紀末に成立した最古にして最も標準的東洋系写本であるギリシア語版の翻訳。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

賢人シュンティパスの書 9-146
哲学者セクーンドスの生涯 147-166

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紙の本

現代の小説作法がせせこましく感じられる大らかさ

2000/11/28 17:23

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:柴田元幸 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ミカエール・アンドレオポーロス『賢人シュンティパスの書』(西村正身訳、未知谷)は、蒲田駅ビルの本屋さん(ACTブックス・サンカマタ店)で推薦されていたので、蒲田あたりでこの手の本が勧められていることに感動して衝動買いした。
 平凡社世界大百科によれば、十一世紀末に編纂された「中世ギリシア娯楽短編小説集」だという。本当はさらに数世紀前のパハラヴィー語(中世ペルシア語)版までさかのぼるらしいが(パハラヴィー語→アラビア語→シリア語→ギリシア語と伝わった)、まあとにかく古いことは間違いない。古いだけあって、物語の前提が今日とは違うというか、いまじゃこういう展開・発想はナシだよな、というところが一杯あって面白い。たとえば——

 あるところに、汚いものにはいっさい触れたがらない男がいた。ある日、男の召使いが市場に行くと、いかにも見た目にきれいなパンを売っている少女を見かけたので、買って主人のもとに持ち帰ると、主人はいたく満足し、「これからは毎日このパンを買ってくるように」と召使いに言いつけた。こうしてしばらくのあいだ、きれいで美味しいパンが食べられる日が続いたが、ある日召使いが市場に行くと、少女はもうパンを売らなくなっていた。そこで男は、これからは自分であれと同じパンを作ろうと、少女を呼び出してその作り方を訊いた。すると彼女が答えて言うに、(ここからは直接の引用)

「奥さまが背中に怪我をして、そのことでお医者さまが奥さまにこう言ったんです、『奥さん、混じりっ気のない小麦粉を用意して、それにバターと蜂蜜を混ぜてよくこねて、すっかり治るまで、それを傷の上に貼りなさい』って。それで奥さまはお医者さまの言う通りにしたんです。その練り粉は傷口からはがすたんびに、すぐに捨てていたんです。それをあたしが地面から拾い上げて、それでパンを作って、そしたら旦那さまの召使いがやって来て、買ってくれたんです。でも今は奥さまの傷もすっかり良くなってしまって、だからもうあのパンは作らなくてもよくなってしまったんです」。

 こう聞かされた男は、「堪え難い忌まわしさに襲われ」、「死を懇願し」た……。

 愉快な話ではある。でもこれが、王さまが悪い女にたぶらかされて息子を死刑にせんとしているのを思いとどまらせようと、側近の者が王に語るたとえばなしなのだ。たとえばなしとしてどこまで有効なのか、ようわからん。きれいなパンは、悪い女のたとえってことですかね……。およそ現代の人間が思いつきそうなたとえではなさそうである。
 とにかくこの本を読んでいると、こういう書き方はいいとか悪いとか、明文化されているにせよいないにせよ無数のルールで縛られた現代の小説作法が何ともせせこましく思えてきて、精神衛生上大変よろしい。

(「bk1文芸サイト」 連載書評第一回より/公開2000.7.10)

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